「パッション」観賞後に自首。悔い改めた殺人犯
2004年3月30日 12:00
世界中で空前の大ヒットを記録する一方で、鑑賞中に2人の観客が心臓発作を起して死亡するなど、さまざまな余波を巻き起こしているメル・ギブソン監督作品「パッション」だが、今度は、映画を観た殺人犯が自身の罪を後悔し、警察へ自首したというニュースが舞い込んできた。
事件が起ったのは米テキサス州。21歳のダン・リーチなる男が、妊娠させた18歳のガールフレンドと別れたいという理由でその女性を殺害、遺書などをねつ造し、自殺に見せかけていた。だが、この男は「パッション」を鑑賞後、いてもたっていられなくなり、友人に罪の告白をし、最終的には自ら警察へ自首したという。