故向田邦子の名作が平成に復活。「阿修羅のごとく」完成報告会見

2003年10月14日 12:00


(左より)深田恭子、深津絵里、黒木瞳、 大竹しのぶ、森田芳光監督
(左より)深田恭子、深津絵里、黒木瞳、 大竹しのぶ、森田芳光監督

今年の東京国際映画祭で、邦画としては11年ぶりのオープニング作品に選ばれたことでも話題の「阿修羅のごとく」(原作:向田邦子)がいよいよ完成。去る10月8日、森田芳光監督以下、主演の大竹しのぶ黒木瞳深津絵里深田恭子らが参加の下、東京国際フォーラム(東京・有楽町)にて完成報告会見が行われた。

森田監督は本作を監督するにあたって、昭和54年にNHKで放映されたオリジナル・シリーズを何度も繰り返し観たとのことだが、作品の出来を尋ねられ「観客の皆さんに喜んでもらえると確信しています」と自信の程をアピール。先のモントリオール映画祭でも観客の絶賛を受けたことで、より自信が深まったそうだ。

また、長女役の大竹は「現場はとにかく明るく、監督のために全てのスタッフが動いていた」と撮影現場の充実度を紹介。次女を演じた黒木も、終盤の大事なシーンで役者陣が号泣したという森田監督の演出を指して、「つねってやりたいくらい憎い演出だった」とその手腕を絶賛した。11月8日より全国ロードショー。

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