怒涛の時代劇エンターテインメント「あずみ」完成！

連載開始から8年、累計800万部を売り上げている人気同名コミックを、「VERSUS」の北村龍平が映画化した「あずみ」。このほど、約3カ月に及ぶオールロケが終了し、本編が完成、4月3日、東京・日比谷の帝国ホテルで完成会見が行われた。

会見には、北村監督以下、主演の上戸彩、オダギリジョー、岡本綾、成宮寛貴、金子貴俊、石垣祐磨、原田芳雄に加え、プロデューサーの山本又一朗氏、原作者の小山ゆう氏が出席した。小山氏が描くコミックの大ファンという北村監督は「とにかくただごとじゃない映画を作りたかった」と本作への意気込みを語り、「その気持ちをスタッフ、キャストが汲み取ってくれて、一丸となって完成できたことが嬉しい」とコメントした。また、監督が当初からあずみ役には彼女しかいないと熱望していた上戸は、「今朝、完成した本編を観て、感動して何度か泣いてしまいました。反省点もありますけど、良い作品になっていると思います」と映画初出演となる本作の出来に満足した様子で、「続編があるなら、他の女の子には絶対にやらせたくない」と思い入れの深さも示した。北村監督十八番の変幻自在なカメラワークや、“200人斬り”と言われる壮絶な殺陣など、話題性もふんだんな時代劇アクション・エンターテインメントである本作は、5月10日より、日劇2ほか東宝系にて公開。