ケイリー・スピーニーは素晴らしいが
バズ・ラーマン監督の「エルヴィス」を観たのが一昨年前。本作は妻であるプリシラから見たエルヴィスの物語。エルヴィス・プレスリーの表裏を観る感じだ。ところが、本作では潔いくらいにエルヴィスの曲を使わない(権利の問題もあるのだろうが)。ソフィア・コッポラらしく、当時の音楽をふんだんに使った映像は、これはこれで気持ちいい作り。
中学生のプリシラに言い寄ってくるエルヴィスは正直少し気持ち悪い。のちのち... 続きを見る
村松康雄さんを偲んで
村松康雄さん
2024年4月11日老衰のため横浜市内の病院にて91歳で他界
小さな仕事ばかりでもコツコツコツコツ積み重ねていけば好きな道で食っていけるんだな
とても地味だけど幸せな人生だった思うよ
しかも老衰
大往生だよ
監督と脚本は『機動戦士ガンダムF91』の富野由悠季
TVアニメの再編集ではなく初の完全オリジナル劇場版ガンダム
ファーストガンダムの時代から14年後の宇宙世紀0093... 続きを見る
推しと結ばれたオタクは幸福になれるか
本作、韓国発ドキュメンタリー映画『成功したオタク』の姉妹編として観るのが、結構正解なのかな、って気がします。
すでに21歳にして全米第1位のレコード売上を記録したビッグスターであったエルヴィス・プレスリー(1935-77)。
1958年、23歳にして徴兵を受け、陸軍兵士として西ドイツの米軍基地にて2年間の軍務をつとめていた。
1959年、そのエルヴィスと会えるパーティに来ないか、と米軍の... 続きを見る
正直なところ、映画はやっぱり実際とは違ってはいる、と
ご子息が言われている。
シベリア出兵の日本軍の蛮行、敗戦直前からの関東軍首脳の逃亡と棄民方針、等々、資料を精査の必要あり、
関東軍参謀のご息女とお話しする機会がありましたが、家族だけ先に逃がして、当人は割腹自殺していたことを靖国で確認しました、
当然、兵士、一般市民は何も知らされず、放置されました、
叔父がくじ引きで負けて満州義勇軍で出征し、シベリア抑留されました、
叔母は身一つで満鉄を歩い... 続きを見る
靴底についた血は、気になる(赦す < 懲らしめる)
2007年公開。コーエン兄弟製作。
アカデミー賞8部門ノミネートされ、うち4冠(作品賞、監督賞、脚本賞、助演男優賞)達成。
冒頭シーンからR15指定(笑)。
原題は『No Country for Old Men』、有名な詩からの引用らしいが、昭和の名作風に訳すと『年寄りたちに国はない』か。
印象的なシーンから。
ターゲットとして追い続けていた男の妻(ケリー・マクドナルド)が住む一軒の... 続きを見る
同性愛者であるが故の孤独
"異人たちとの夏"は気になっていた作品なのに観ていなかった。そんな作品のリメイクということで早速観てみることに。
自分の人生がうまく回っていないと感じた脚本家である主人公は、既に亡くなっている両親のことを題材にした話を書き始めた。そして両親と一緒に過ごしていた懐かしい家を訪ねてみることにする。
彼は12才の時に突然の交通事故で両親を同時に失っていた。また学校でゲイであること(女っぽい男の子だ... 続きを見る
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