ある閉ざされた雪の山荘でのレビュー・感想・評価
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原作
「ある閉ざされた雪の山荘で」
劇団の次回公演の主役オーディションの為
集められた劇団員とフリー俳優
4日間をペンションで過ごすことになる
通信機器は没収、外と遮断された密室で
事件が起きる
ストーリーは面白かったが
まだよく出来た感が残る
意味深なカメラショットと言いましょうか
真上からペンション撮ったり
分かりやすいのか
分かりずらいのか
観る人に寄って印象が違うのでしょう
ハート所も
若干滑り気味
無理に笑いを入れる必要はないと思う
キャストは見事です
全員知ってました
春日をやった人でしょ(ドラマは見てませんけど)
若手豪華な俳優のバチバチ演技合戦は
楽しかったです
そもそも劇団のシステムが理解出来ていなかった
常時団員は居ないってことかな?
公演ごとにオーディションなのかな?
大塚明夫さんの声はいいね。
ツッコミどころは多いですね。
皆さん書かれている冒頭のバス、主人公が居る理由、井戸の中を見たリアクションなどなど。
あと舞台挨拶中継付きだったので、好きな俳優さんの話を聞きたかったんだけど、主演が全員の話に入ってきて正直…。
普通
東野圭吾原作の本作、ちょっと期待してました。
しかし、なんで重岡さんってあの中に呼ばれたんだろう?ちゃんと鑑賞したつもりだが、最後までわかんなかったです。アリバイ崩しではなく、逆の発想だったのは面白かったが、特にどんでん返し感はなく、伏線が綺麗に決まっているわけでもない…ただ最後の舞台をやりたかったんだろうなぁーその為の映画だったんだろうなぁーって思った。リアルに環境が、クローズされてないので、緊張感も薄い。色々残念。
自分の耳の問題だと思うが、肝心のところが早口でよくわかんないとこありました。盗聴器見つけたら件とか…
FICTION
初日から3日間、異常なまでに混んでたので週末明けに鑑賞。それでも結構入っていました。原作は未読です。
設定的なものは「かまいたちの夜」みたいな作品なのかなと思っていましたが、ちょっと薄っぺらいミステリーだったなぁという感じの作品でした。
オーディションという名目で集められた役者7人が、雪の中の山荘で起こる事件に巻き込まれていくという設定をもとに演技をしていく中、徐々にフィクションがノンフィクションになっていき…みたいな感じの作品です。
全体的に殺人が起きるまでの過程がダラダラ進んでいくので、緊張感が感じられず、きっとどこかで生きてるんだろうなーというのがどこか漂っていて、その面でもあまりのめり込む事ができませんでした。
全体的に謎解き要素が多くないので、その辺も期待していたところから逸れていたなぁと思いました。
雅美が交通事故に遭ったというのも、温子が完璧に悪い(というかなぜあんな電話をしたのか)のに、また演技しようはちょっと綺麗事すぎないか?とモヤモヤしてしまいました。場合が場合ならナイフでブスっとは免れないのになぁと思いました。
オチでタイトル回収と共に、それに伴った舞台を7人と雅美とで完成させるというのもなんだか腑に落ちなくて、あれだけ憎悪撒き散らしてた雅美がそんなすんなり舞台出演を引き受けるのか?と思いましたし、ここまでの物語自体そこまで面白みを感じられなかったのに、あんな拍手喝采になるもんかね?と最後まで疑問符が付き纏っていました。
絶対殺してやるノートなんて漫画以外で見る機会が無いので、不謹慎ですが笑ってしまいました。
久我のキャラ自体は結構良くて、探偵ポジションでしっかり機能していて良かったと思います。なぜ合流できたのかとか、最後の舞台になぜ出れたのかとか、細かいことを気にし出したらあかんなと思って思い切って無視したらなんかスッキリしました笑
役者陣は全体的に良かったと思います。場数を踏んでるメンバーが多いので、その面でも基盤はしっかりしていたので、飽きることなく映画自体は完走できました。
個人的な問題なんですが、岡山天音さんの演技がどうしても苦手で…。こればっかりは好き嫌いの問題なのでらどうしようも無いんですが…。やはりどこか引っかかってしまいます。
大塚明夫さんの渋いナレーションは最高でした。
全体的に軽めの作風なので、サクッと観れるところは良かったです。ミステリーとしてはかなりパンチの弱い作品でした。
キャストのパワーでヒットしてるなーというのがひしひしと感じられました。
鑑賞日 1/15
鑑賞時間 18:20〜20:20
座席 H-27
魔術師・東野圭吾
三重構造だ、という四重構造で、見ているものからするとそれを包括しさらなる多重構造、というのがネタバレ。
結局この演出方法では誰が出演しても似たものになるだろうね。
役を演じさせているという部分も曖昧で、演じさせている中でそれぞれ人物の本質が浮かび上がる構造なら深みも出ただろうに、多重構造という部分に囚われてしまったのか、つまらない手品を見せられたよう。
原作はどんなだろう。
東野圭吾作品は映像はすぐに浮かぶけれどもいざ実現しようとするとかなり難しい。
制作、監督、脚本の方々が魔術師東野圭吾のマジックに見事に翻弄され騙されたと言えるかもしれない。
悪くないが
全体を通してみると、面白かったです。
最中に出てくるキャラクター達が俳優・女優であるから本当に殺人をするのではなく演技をして殺人を犯したようにみせるという方法に納得が行くし、終盤まで回収されていなかった不可解な点(停電、なぜ帰らなかったか、なぜ別々の部屋に別れたか)をきちんと回収してくれたところはとても良くエンディングもグッとくるところがありました。
ですが、容疑者?の動機が不純であると感じました。自分の演技力不足でありながら絶望し、事故の原因も車が全面的に悪く、被疑者側達が悪いかと言われると悪くないところが逆恨みな感じがしてしまい感情移入をしずらい場面もありました。また、主人公の久我がオーディションに受かったから一様呼ばれただけであってなぜ受かったのかなど彼を紐解く場面があればとても良かったと自分は感じました。ただ、集団の中に放り込まれた部外者が無双する感じは嫌いではなかったです。
なので、星3.5とさせていただきました。
面白くないことも無い?
期待しすぎた感じはします。
原作未読です。
実力派若手俳優をふんだんに使い、気合いの入った番宣。
東野圭吾のベストセラー小説ということでワクワクするトリックを期待していました。
また番宣の際「2重3重の多重構造のトリック」ということで、どんなすごいトリックなんや!となっていたのですがそうでもなかったです。
面白くないこともなかった気はしますが、謳い文句が的外れというか、多重構造ってあまり言わない方が良かったのでは???と思いますね、、
それが1番大事なところなんだから「わあ!2重3重のトリックになってる!!」って映画館で唸りたかった。
あと見どころを全てCMで見せすぎというか、、
宣伝のセンスが…ない…
脚本が悪いのか、原作が悪いのか、はたまた宣伝が悪いのか。
演出で言うと、もう少し誰が犯人か分からない恐怖、閉ざされた山荘の不気味さ、いつどこでやられるか分からないドキドキ感があったらよかったかな〜なんて。
意外とあっさりとした演出でした。怖くもない。
そんなこんなで期待していたばかりに少し残念でした。
役者さんは良かったです。
重岡さんと間宮さんのベッドシーン(語弊)かわいかった。
(同じ役者さんで青春にスポットを当てたドラマや映画見たいな〜と思いました…、本末転倒ですが番宣の際のワイワイ感の方が見てて魅力的だったし、もっと見たいと思ったので)
ラストの舞台裏でちょっと泣けた
推理物の映画って見た事が無くて、最初は戸惑った。目隠しして公共交通機関乗るとかリアリティ無さ過ぎだろ!とか。
原作未読で観る。ん〜、ストーリーは了解。最後普通に感動した。
別にそんなに斜めに見てこき下ろさなくてもいいじゃん。流れてくるレビュー読んでそう思う。映画ファンやらミステリーファンて大変だね〜。
映画観た後原作読んだけど、上手に現代に改変してたなと思う。あの原作のテイストだと人間関係ドロドロしすぎだし、青年群像劇にしてて良かった。
ちゃんと映画として楽しめた。
監督プロデューサーか誰かが「重岡大毅は受けの芝居が良い」って言ってて、受けの芝居ってどういうの?と思ったが、こういうことか。確かに。
最後の種明かしは良かったけど…
東野圭吾原作の作品は、今まで幾度となく映画化されてきたが、ハズレ作品もかなり多く、本作もどうなるかと危惧していたが、まぁアタリの部類に入る方なのではと思う。
一つの場所に集められた男女7人。しかしそこで殺人事件が発生し、一人ずつ消されていく…という設定自体はありがちだが、本作で良かったのは終盤に明かされる種明かしだ。雅美(森川葵)が本多(間宮祥太朗)にメンバーを殺害するよう指示したことは予想できた人も多そうだが、実は本多はメンバーを一人も殺害しておらず、雅美を納得させるために「殺害した演技」をしていたというのが面白かった。劇中で起きた「見せかけの殺人」は、役者仲間だからこそできた「壮大な舞台」であり、役者という設定がちゃんと効いているのが良かった。
ただ、主人公の久我のキャラがどうにもイマイチだった。一応本作では探偵的な立ち位置で、あらゆる謎を主人公が一人で解明して、どこからともなく雅美が仕掛けた盗聴器を見つけ出すなどの凄技を披露する。これだけだと凄いとなるのだが、本当にそれだけなのだ。人間としての面白味とかがなく、本当にただの探偵(もしくは刑事)のような立ち位置で終わってしまうのが残念だった。あと、合宿メンバーで唯一「水許」に所属していないという設定なのだが、なぜ最終オーディションまで残ったのか。「なにか光るものがあったんだろう」と本多が言っていたが、全くもって演技を見せてくれないので、観客からすると久我のどこが役者として凄いのか、全く分からなかった。マジで探偵という設定でも全く問題ないな(笑)。
「水許」のメンバーの演技は全員良かった。特に森川葵は1分足らずほどの舞台のシーンで演技力を魅せつけ、流石の一言だった。そして岡山天音がまたしてもいい味を出していた。彼が今後どんな役をするのか目が離せない。
そういえば本作の主題歌、作風に合ってなかったなぁ(苦笑)。まぁWEST.のメンバーが主演なので、主題歌も任せなくてはいけないのは分かるけどさ…
あまりびっくりするような結末ではなかったものの、 何が起きてるんだ...
あまりびっくりするような結末ではなかったものの、
何が起きてるんだろう、何が真相なんだろうと興味を持ちながら終盤まで見れたので
そこそこ楽しめました。細かい部分で粗が目立つのでミステリー好きには気になる点が多いかもしれないが、個人的にはまぁこんなものかなと思いました。
以下の理由から、雅美の逆恨み感を強く感じて共感できない部分があり
ストーリーの骨子としてそこは結構ひっかかりました。
・雅美の演技を上手いと感じない、個人的には苦手なタイプの演技だったため、
役が与えられない、努力が報われないって言われてもそんなものではって思ってしまう
・様子を見に行った3人、本心はわからないし結果的には迷惑をかけたかもしれないが
心配に思う気持ちが全くなかったと思えない。
・事故にあったのは運が悪くかわいそうとは思うものの、全身全霊をかけて殺意を覚えるほど温子に落ち度があったと思えない。後の2人なんてなおさら・・・。
あと、久我が呼ばれた理由がいまいちわからなかったです。
自分の描いた筋書き通りに進めたいなら、部外者なんて一番の不確定要素では・・?
そもそも全てが久我の舞台脚本なのかも?って視聴者に考えさせる余地を残した・・?
それはそれでなんだかなぁという感じもありますが。
自分達は観客
映画を見た後の満足感が大きかった。
理由は場面作りが面白かったから。
山荘での場面が、話的には3重構造、観客側では4重構造とも捉えられる感じが良かった。
ずっと山荘での出来事として見てたけど、最後まで見て思い返すと、音の感じや夜の部屋移動の表現が平面でセットっぽい。
全編通して実は全てが明かされた後の舞台上の芝居だったのかも…。話に入り込んでリアルな情景が浮かんだような状態(の演出)だったのでは?
エンディングを見ながらそんな風に考えていたら楽しくなりました。
全員演技も上手くて、エンドロールを見て西野七瀬さん、森川葵さんだと気付く。
ただオーディションとは??それでも残るって決めたのに、何も知らない人も割と普通に過ごしてない?
犯人探してるの久我さんだけだったな…序盤の演技への熱意とは…
パンフレットは既に売り切れ。役者のコメントが見たいなぁ。ひとまず原作小説でも読んでみようと思います。
面白かったです
面白くない、ストーリーが分からない等のレビューがあったので、不安に思いながら観に行きましたが、良く出来た、とても面白いストーリーでした。最後まで楽しく観ることが出来ました。隠されていた本当の企てを知っていたのは、誰と誰で、いつから加担していたのか? それを考えるとワクワクしました。状況設定にちょっと無理があったり、殺人犯(と言っていいのか、わかりませんが・・・)を見抜いた根拠が、名探偵コナンくんが、近所で起こったちょっとした殺人を見抜いた時ぐらいの感じで、弱い気がしましたので、もしかしたら、そのネタ明かし役だった重岡くんも、直接の当事者ではない中条さんや岡山くんも含めて、騙された森川さん以外の全員が、最初から、企てを知っていて、途中のアリバイ作りや、アクシデント発生も、ちょっと雑な台本通りで、それって無理があると思いながらも、全てを演じきっていたのかも・・・ 知っているけど知らないふりをしないといけない難しい設定にも関わらず、若手の俳優さん皆さんが、それぞれ個性を活かしていて、見ごたえがありました。最後の終わり方も、ひねりが効いていて良かったと思いますが、途中で、いくつか笑いを取りに行っているとしか思えない小ネタがあり、その分、減点しました。笑いはいらないので、最初から最後まで、シリアスにまとめたほうが物語の緊張感が高まるのでは?と思いました。
原作読むべき!
東野作品がこんなはずはない!
と思って、
映画の後に原作読みましたが、
いやこれは、映画の脚本&演出が、
とんでもなく稚拙で、
もともとの原作を台無しにしてますね!
以下原作のネタバレ含みます。
これから読む方はご注意下さい!
間取り図が実は重要だし、
リアルに覗かれていたことが断然恐怖だし、
自殺を図って怪我をしたということが重いんだし、
3人への殺意にまで至った経緯とか、
雅美があの別荘にいる必要性とか、
肝心な2つもの三角関係省略されてるし、
本多を特定できた決定的な理由とか、
そういう、原作のすごい大事なとこ削って、
それっぽい感じ出したいだけの目隠しバスロケや、
意味のない自己満足な間取り図エフェクトや、
この状況に不必要な美味しそうな料理や、
ほんとに幾度とない見苦しい取っ組み合いとか、
温子は意味不明に悪女すぎるし、
何の伏線にもならないハートの赤い糸、
最後は、混乱させるだけの余分な舞台オチ。
だから、消化不良になってる。
そもそも、
考察をじっくり読む物語なので、
映像化には向いてないと思うし、
役者さんを生かしきれないよなー。
原作を先に読んでたら、途中退場だったかも!
でも、久しぶりに、改めて、
東野作品をいろいろ読もうと思える
キッカケになりました!
ぜひ、原作読んでね!面白いよ!
そんなに悪くない
結局、全てが舞台の上の出来事だったとすれば、違和感的なものも全て納得。
例えば、最初の目隠し。意味あるんかなと思ったけど、舞台なら、バスの去って行く音と目隠しされて取り残された6人で説明可能。
途中の強引な展開や役者の演技なんかも、舞台なんだからって感じで。
だとすれば、最後は森川葵に立ち上がって貰って、それすらも、舞台上の設定ということにして欲しかった気もする。
まあ、私的には十分楽しめました。
何度も観たくなる映画
原作を読んでから、映画館へ向かいました。原作を読んでいたにもかかわらず、二重三重のトリックに頭をフル回転で整理しながら観ていました。
もう一回物語を知った上でゆっくり観なくては。
俯瞰で部屋を見せてくれるアイデアがすごく助かります。
丈夫な花瓶
バスを降りてからアイマスクを外す違和感に、パンフ越しのキャラ紹介のダサさとテンポの悪さ。
冒頭から期待値を下げて鑑賞することになった。
中盤は悪くないのだが、劇中でも言及された「本当なら主宰が通報する」が頭から離れない。
死体が出ないだけならまだしも、井戸の中身を見せないことで芝居だと確信してしまい、緊迫感が失われた。
井戸の存在自体が要らなかったように思えます。
見取り図上で動く演出は面白かったが、特徴的な色の服を着た久我と田所以外の区別がつきにくかったのが難点。
しかも、建物の構造が活かされた仕掛けでもないため必要性のある演出でもなかったし。
真相に関しても、あれなら部外者の久我をわざわざ参加させた理由がまったく分からない。
見抜かれなかったら、あの3人は役者を辞めてひっそり生きるつもりだったの?
人数分用意された『そして誰もいなくなった』も、結局何の意味もなかったなぁ。
田所が主宰のモノマネを披露したことから、メッセージ音声は彼のものかと思ったが、違った。
あれがミスリードだったのかどうかも、全体の脚本や演出を見ると微妙なところ。
演技は悪くもないが良くもない程度で、特筆すべきなのは岡山天音くらい。
森川葵も、“頭ふたつ抜けた”天才とまでは見えなかった。
HPのキャスト表記で、重岡大毅と間宮祥太朗だけ大きく出してあるのも半ばネタバレ。
こういう言い方もあまりしたくないが、某事務所が主演で主題歌まで務める映画はやはり…という印象。
穴だらけのミステリー
原作は未読です。
おそらく、原作はそうでもないのでしょうが、この映画に関しては、穴が多すぎる。特に重岡大毅演じる久我、彼が何故呼ばれたのか分からない。唯一部外者なのだから、いない方が成立し易い筈だ。多分、原作ではその辺りがポイントになってるん筈なのに、映画では探偵としての役割の為にいるとしか思えない。
他にも、どう言ってこのペンションを借りたんだ、とか、行くまでに演出家にその話したらどうすんだ、とか、隠れてる間トイレどうした?、とか、えー、色々ありすぎて、逆に原作が気になりました。
最後、舞台に変換するが、この脚本は映画より舞台に向いていると思う。
ネタは直ぐに解るが・・・
物語の構成からネタ、犯人像と言うのは、割合容易に判断できます。
3部構成だとネタ晴らしで言っていますが、実際はそれほど深くは無かった気がします。
ただ、演者のレベルは非常に高く、役者だなと感じさせてくれました。間宮さんの静かな演技には引き込まれますし、葵さんの爆発的な演技と好対照だったと思います。
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