DOGMAN ドッグマンのレビュー・感想・評価
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イルカマンになりたかった
リュック・ベッソンといえぱグレート・ブルーをビデオレンタルした中学生依頼かも。
好きな映画はグレート・ブルーと言っとけば、なんかカッコいい気がしてました。
でもそれ以来だもんなぁ。
全然好きじゃないじゃん!
でも感動はしたんですよ、あの頃のイメージを壊したくなくて、観られなかったのかも。
純粋な野生の魂のまま、生きていく事は出来ないんだな~と、ひとつ大人になったあの頃。
純粋な野生の魂のまま生き続けるなら、異形の人となって闘い続けるしかないのだなと、またひとつ若くなってしまった。
そんなドッグマンの姿が、頼もしかったり、せつなかったり。
犬
に育てられた男
ではなく
犬として育った男の物語
だが、主人公がどうのこうのではなく
現在の世に生きている全ての人間が実は
犬として生きているんじゃねぇのか?
と思う内容だった。
ある男は組織の犬
ある男は金の犬
そして彼の男は神の忠実なる僕としての男
皆DOGでありGODの存在の上ではDOGである。
と
だから
DOG IN THE NAME OF GODだったんだなぁ。と
鑑賞後振り返れた笑
僕はフィフスエレメントやルーシーが好きだけど
本作も好きにラインナップ!
最後のコメントとして
クリストファーもリュックも、良いタイミングで
我々に気付きの機会を与えてくれた。
我々はいつまで孫のお父さんを続けるんだい?w
久し振りのリュック・ベッソン監督
変な映画ではあります。けど目が離せない。
子供の頃から多数の犬と共に過ごした男の狂気と孤独。
精神科医との会話の中で、淡々と語られる壮絶な人生。
あるシーンは「ランボー ラスト・ブラッド」を彷彿としてた。圧巻。このシークエンスだけでも観る価値がある。
リュック・ベッソン監督のスゴさを感じた。
けど、ダークヒーローでは、決して、ない。
「マダム・ウェブ」もだか、日本の宣伝担当は作品を観てるのだろうか?
#DOGMAN
#ドッグマン
#リュックベッソン
自分の異常
この映画を見て
"愛と正義に根ざす強さと優しさ"
を感じている。
人間社会やその中のルールを外れ
それらを超えた万物の掟
そんなモノを感じ、共感する。
自分は法は犯さないが、
異常の範疇に片足を踏み入れている
かもしれない。
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズに圧倒された
リュック・ベッソン × ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ
ケイレブ、凄い存在感だった。
父親の暴力に支配された少年時代。
犬小屋に入れられ暴力を浴びた。
このときすでに歩けなくなった。
ドッグマン‼︎
人間には恵まれず犬たちに救われる人生。
犬たちと生きる人生。
確かに法に触れているところもあるのだけど、弱きを助け強きを挫く善き人、あるいはヒーローに思えた。
女装してエディット・ピアフを演じるケイレブもまた良し。
犬の愛に嘘はない
前情報をあまり入れずに(予告編は何度も見たけど)鑑賞。冒頭から引き込まれる。
(予告からは全く想像していなかった内容)
ダグラスの回想が子供の頃までは今まで観たことのないような展開でとても面白かったが、途中からこれはツッ込んだら駄目な映画だと、頭を切り替えて楽しんだ。
音楽のセンスが良いというか、ユーリズミックスだ!と思ったらエディット・ピアフにマレーネ・ディートリッヒ!!
ダグラスが歌い出した時は、キャバレーの客と同じように口をあんぐり開けて,そして心が震えた。
ストーリー的に必要だったかどうかは別として、
音楽の力ってすごいというか、歌で泣かせる演技ってすごいな。
人間には家族の他にも仕事や趣味や沢山の関心ごとがあるけど、犬はただ飼い主のことしか思っていないらしいです。(だから犬の愛に嘘はないんです。ちょっと切ない)
最後の方は犬が賢いというか人間(ギャング)が馬鹿。
ちょっとありきたりなアクション映画になってしまったかな。
少年時代の男の子よかったな。
人間。
犬を脅かせば報いを受け、犬を愛すれば友人として支えになる
全体的にキリスト教観がかなり強く出ていたように感じたので、おそらく意図して天使を彷彿とさせる役回りが犬に与えられていたんじゃないかと思う
主人公のドラァグクイーンという属性も、中性あるいは両性具有とされる天使に近しい存在として、犬に近しいDOGMANが描かれているのかなと感じた
けれども、法を犯しもするし他者を害しもする
決して綺麗なだけではないし、隙を晒さないほどの知性を持つのでもなく、傷つかないほど強くもない
ならば悪人かと問えば、軽々しく頷くことも出来ない
それだけの理由もまた語られている
そこにいたのは、あくまでも、どこまでも、人間、だったような気がしてならない
正直なところ、この映画をどのように分類して、どのように評価すればいいのか分からない
ポスターのキャッチコピーでは“規格外のダークヒーロー”と形容されていた
確かに法に捉われず足掻き、立ち、戦おうとする姿はそれらしくも見えるし、半生を語る述懐で構成されたストーリーはDCコミック的な、バットマン系統のヒーローなりヴィランなりのオリジンストーリーみたいに見えなくもない
けれども自分は、強くもあり、弱くもある変わり者のこの男をヒーローと呼びたくはない
あくまでも彼は、どこまでも人間だったと思う
自分は何を見たんだろうか
もう少し反芻しながら考えてみたい
心にグッと来る映画
リュック・ベッソンっぽさが帰ってきた?
結構重い話なんで最近心がキツイ今の自分にとっては結構来るものがアリましたが
ただもうチョイ何かが足りない感じが・・・
ワンちゃん窃盗団が可愛すぎたかな?w
ただライブシーンは鳥肌が立つくらいに良かったですね
☆3.8
犬人間? いえドッグマンです
ひとことでいえば「ジョーカーと101匹のわんちゃんたち」か。
「未体験ゾーンの映画たち」にでてきそうな映画でシネコン映画としてはやや地味。そういえばあちらの2024の未体験ラインナップに「犬人間」てのがあったっけ。
少年期のDVで心身ともに傷つき、コミュ障と歪んだ倫理感(プラス女装趣味)のイッちゃってる主人公をC.L.ジョーンズが怪演。このヒト、過去作ノーマークでしたが本作の演技はなかなかのものでした。もともとミュージシャンだそうで歌うシーンもあります。
リュック・ベッソンの演出は手慣れたもので、前半の主人公の少年時代、結構重い場面だが軽めに流して現在につなぐ匙加減はよい。主人公の犬を操ってのあれやこれやも犬たち名演技です(CGじゃないよねえ)
クライマックスのギャンググループとの攻防戦、主人公が歩行障害で動けないぶんイヌたちがんばる。ただやはりちょっとアクションの派手さには欠けるかな。
なおイヌは一匹も死なないので、イヌ好きの方、安心してご覧ください。
すごいぞ犬
犬がすごすぎでした。
笑ってしまうシーンもあります。
嘘でしょ?って何度も言ってしまいます。
トレスポかよってシーンもあったり、ヘドウィグも何か思い出したり。
キャバレーのシーンは感動しました。
虐待はもうやめてよーって。犬小屋での汚れ具合もリアル過ぎて見れません。
結局面白くどうなるの?って飽きずに見れました。
犬の窃盗団
DCなんかのヴィランを主役に添えたような印象からホアキンの『ジョーカー』を想起させられながらティム・バートン監督作『バットマン リターンズ』でのペンギンやらキャットウーマンのようで、本作の主人公に思い入れやキャラに愛着も無い分、描かれる彼の生い立ちに興味が湧かない、ドラァグクイーンになったのもつい最近の出来事のようで女装に説得力も無くなってしまう存在感、正義の世直し的な場面も一回限りのトラブルに過ぎない?勝手に期待したドンパチも控え目に消化不良。
サフディ兄弟の『神様なんかくそくらえ』から注目していたケイレブは様になる役柄を演じていた反面、リュック・ベッソンの何を描きたいのかイマイチ分からない感じがいつまでも『レオン』から抜け出せない為体、トニー・スコットが監督した『ドミノ』でのキーラ・ナイトレイとルーシー・リューの対峙する似通った場面すら越えられていない!?
GOD AND DOG
ダグラスが女装して歌う(口パクなんだろうけど)エディット・ピアフの「群衆」、マレーネ・ディートリッヒの「リリーマルレーン」がとても良かった。ワンちゃんが盗みに入るときのマイルス・ディヴィスの「So What 」も良かった。音楽がダークヒーローとも言えるダグラス(ドッグマン)、そしてこの映画の醸し出す雰囲気をより魅力的にしていた。
リュック・ベッソンの名前に釣られて映画館に足を運んだんだけど、予想以上に楽しめました。
犬がすごい
この不穏な軽くザワッとする感じ。「レオン」を思わせるシーンもあって、リュック・ベッソンだなーと思いながら見ました。
犬と生きてきた男の話で、逮捕された彼が精神科医から事情聴取を受けながら、これまでの半生を振り返ります。
猟奇的な内容かと思っていたら、そういう方面ではなく、切なかったです。
(「羊たちの沈黙」の犯人みたいな感じを想像してました ※Dr.レクターではない)「52ヘルツのクジラたち」を見た後で、ここでも信じらんない親兄弟が登場。
ひどい仕打ちを受けても、主人公は神を口にする。彼はラストで救われたのだろうか。
パンフにもGodとdogについて翻訳家の方が書かれていますが、日本人にはわかりにくいなと思いました。
ワンコたちがおりこうさんだし、かわいい。犯罪犬にしないでーと思いながら見ていましたが、暗闇のお目々キラーンは怖いですー。
ケイレブ・ランドリー・ジョーンズを知らなかったのですが、いい俳優さんですね。今後も一癖ある役など楽しみで、そういう意味ではダークヒーローではなく自分にとってのニューヒーローです。あの唇の感じと表情、誰かに似ている気がするのだが思い出せない。もっとタラコだけどA・ジョリー?
もう一度見たいけど、好きな映画かというと違うな…という感じで星3.5。
*****
字幕翻訳家さんも知らない方が増えました。今後も沢山の映画で、新しい方々のご活躍に期待。
衝撃的な作品でした!彼は神になった?
本作品は、ダークヒーローのイメージのまま、緊張感あふれるストーリー展開に運ばれて、あっという間に見終わってしまいました。主人公は、闘犬業を営む父親の家に生まれましたが、人間や動物に対する愛情のない父親に虐待を受け育ちました。「犬が好き」と言っただけで、犬小屋に長い年月の間監禁されてしまう人生は、一体なんなのでしょうか。そして父親の撃った弾丸で下半身付随になるのです。それでも、彼は施設に移り、勉強をし、シェイクスピアを教えてくれた若い女教師サルマに恋をします。やがて恋に敗れてしまいますが、犬を保護する仕事をして生計を立てたり、キャバレーで歌姫として活躍するのです。そして、犬たちを養うために盗賊のようなことをしたり、最後には町のゴロツキとの真っ向勝負となり勝利するのです(バイオレンスアクション)。最後のシーンでは、宗教は果たして人を救うのか、ということを考えさせられ、衝撃が走りました。もちろん、彼は警察に捕まり贖罪の人生を歩まなくてはなりません。とはいえ犯罪者である彼が、最後には宗教的生き方に決別することを選んだ時の笑みは?心に深く残りました。結局キリスト教は、彼を本質的に救うことができなかったのかもしれません。キリスト教よりも、犬の忠実な愛の方が救いであったということを、暗に示している衝撃的作品なのでしょうか。この作品をどう捉えるかは皆さん違うと思います。ただ、どんな捉え方も正解だと言えるでしょう。そして、宇宙の中で幸不幸を考える場合、犬を愛した彼の人生は幸せだったかどうかは、彼が決めることなのでしょう。
追記 犬たちの演技が宝物でした。天才的な行動に涙が出ました。
ベッソン久々の大当たり。
最近はアクションと女性の脚ばっかり撮ってた印象のベッソンであるが、久々にぶちかましてくれた。
タイトルがパッとしなくて躊躇してたが見てよかった。
動物苦手、嫌いな人には荒唐無稽な話に見えるかも知れない。しかし長く動物飼っている人にはわかるはずだがウチのバカ猫でさえ私と意志が通じ合う瞬間がまれにあるのである。
女装癖、ステージ、車椅子、シェクスピア、犬達、、なかなか一緒にならない要素が上手く料理されていて新鮮である。
主演のケイレブランドリーは「ニトラム」が凄く良くて注目していた。今作もかなり屈折したヒーロー役だが楽勝で演じている。この先大きな仕事に恵まれブレイクするといいなぁ。
カッコ良い終わり方だったが、シリーズ化可能な逃げも打ってある。どうなるかな?ちょっと期待しちゃうな、興行収入次第だけど。
ギャング間抜けすぎ
上映中に一度でも「んなアホな」と思ってしまうと突っ込みどころだらけで観続けられなくなるので信じて没入せざるを得ない、という点でかなり「宗教的」な作品なんじゃないだろうか。どうやら制作者は宗教に対して屈折した心情を持っているようだし「信仰に御用心」というメッセージかも、というのは捻くれすぎかな。
音楽はとてもよかったが「リリー・マルレーン」はドイツ語で歌って欲しかったなあ。
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