劇場公開日 2023年8月4日

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インスペクション ここで生きるのレビュー・感想・評価

全53件中、41~53件目を表示

3.0救いのなさと、リアルさ。

2023年8月5日
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鑑賞方法:映画館

愛していると言われるが
けして受け入れられない、親との関係性。

自らのセクシャリティ。

マイノリティであることの生きづらさ。

それを受け入れて、自ら生きていく場所を探し出し
自分の力で生きていくという覚悟。

過剰すぎることなく描かれて
個人的には、リアルな感じがした。

こういう世界もあると知ることができる作品。
考えるきっかけになれば良い。

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nana

3.5マイノリティ

2023年8月5日
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鑑賞方法:映画館

難しい

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まこやん

3.0それで、終わり?

2023年8月5日
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目も当てられないくらいの悲惨な状況で、想像を絶するような過酷な試練があって、見ているこちらの神経がヒリヒリするような内容かと思っていたら、予想していたよりかなり薄口な内容で肩透かしを食らったような感じ。

なんか物足りないというか、この程度で映画化しちゃうんだ、と思ってしまった自分は、性根が腐ってるのだろうか?

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ただの映画好き

4.0タイトルなし

2023年8月5日
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鑑賞方法:映画館

メロドラマかな。モチーフに引かれて見たけど。

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えみり

4.0挫けないことの対岸

2023年8月5日
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本作のPR記事ではエリスが性的マイノリティであることが強調されているが、ひとたび海兵隊の訓練施設の中に入った訓練生達は皆、成績や素行はもちろん各自のマイノリティ要素や弱点を日々あら捜しされ、攻撃される。訓練所の慣習を「誰もが味わい得る苦難」として描くことで、本作がエリスだけの物語に留まることなく普遍性のあるドラマになっている点に魅力を感じた。

エリスが自分を認めて欲しいと母に度々縋る姿は、一途で純粋なものだった。子供が親に向ける自然な欲求でもあり、かけがえのない人にこそ自分のありのままを受け入れて欲しいという願いでもあるのだろう。
ただ、母がエリスを認めないのは信仰ゆえで、キリスト教徒としてのルールに従っていることを踏まえると、エリスの要求は彼女の秩序や道徳を破壊することに等しいのではないかと思えた。彼女もまた楽ではない人生を歩んで来たことが窺える人物で、彼女の人生を支えてきた価値観は彼女にとっての尊厳でもあるのではなかろうか。

認めるか認めないかの二択に徹し、互いの主張の背景を理解しようとすることや落としどころを見つける作業が欠けたエリスと母の平行線のやりとりは、痛々しくもあった。
10年間のホームレス生活、訓練施設での生活、海兵隊での任期…と、決して易しくない道を歩んだエリスの「挫けない」タフさを描いた作品ではあるが、その頑なさが少し恐ろしくも感じた。

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うぐいす

3.0悪くはないけど…

2023年8月4日
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鑑賞方法:映画館

オープニングから静かに期待高まる雰囲気でワクワク。  時折デニーロのザ・ダイバーを思い出しながら観てたけど ん?何か少し足りない。  なんだろ?イスラムの彼や候補生班長らももう少し膨らませて欲しかったような。  悪くはないけどいまひとつの物足りなさ。

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すったもんだだよ

3.5実話らしい現実的なラストに胸がつまる

2023年8月4日
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鑑賞方法:映画館
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ニコ

4.0秀逸な光の使い方。ある種、異常な光景を観ているのに、神々しく美しく...

2023年8月4日
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鑑賞方法:映画館

秀逸な光の使い方。ある種、異常な光景を観ているのに、神々しく美しく感じてしまう。この世界の厳しさと優しさ、そして怖さを内包した作品。

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こち

4.5最後まで自分でいることを諦めない姿勢が眩しい

2023年8月4日
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鑑賞方法:映画館

序盤から、フルメタル・ジャケットさながらの訓練シーン。「同性愛者版の微笑みデブか?」なんて思ったりもしたけどそんなことはなかった。笑

同性愛者であることがバレてから、風当たりはさらに強くなり、スクリーンを直視するのが怖くなるくらいの緊張感のあるシーンの数々。
そんななかでも、自分自身や仲間と向き合い、ひたむきに努力をして前を向き続きた主人公の姿が眩しい。ときに涙しながら、くじけながら進んでいく主人公の姿に思いっきり感情移入した。少しずつ、その姿勢が報われていく展開に心が救われた。
最後、母との会話シーンで仲間たちが「俺たちは仲間だ」と言うところ、「諦めずに向き合い続ければ認められる」ということの証明だったと思う。
やり遂げられたからこそ、主人公は母親に対しても「母さんとの関係を諦めない」とブレずに言えたのだと思う。どこまでも、諦めない姿勢、とてもカッコよかった。

母さんとの関係は、私が最初に思い描いていたよりも難しく、複雑な問題だった。
母の、「あなたを愛している。いつまでも愛し続ける。でも、受け入れることはできない。」というセリフ…。
宗教や信条が関わっているので、私にはその心情があまり理解できなかった…。1番の理解者であってほしい親に、そんなふうに勘当されてしまったら、私なら絶対立ち直れない…。

主人公も仲間たちも士官も、訓練所という場所柄言葉は少なくいつでも厳しいけど、そのぶんトイレのシーンやあの優しい士官の廊下でのシーンなどプライベートになったときの人間らしさが際立っていた。

同性愛者の主人公が訓練所で直面する、シャワーやトイレや夜の見回りでのあれそれ…監督の実体験が、リアルに再現されているのだろうなと思って、感慨深かった。
あと、2005年ってつい最近のはずなのに、同性愛者に対する風当たりってここまでのものだったのかと驚き。

1番印象に残ったのは、なぜ海兵隊になりたいのか問われたときの、
「このまま死ねばただの宿無しのゲイだが、制服で死ねば英雄になれる」というセリフ。
苦難の多い環境下においても、誇り高く生きたいという、もがきがひしひしと伝わったシーンだった。

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とも

3.0シゴキ、シバキあいの日々。

2023年8月4日
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SAKURAI

4.0痛々しいけれど小さな希望がともったように美しい

2023年7月24日
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鑑賞方法:試写会

愛されたくて、認めてもらえなくて、何かをなしたくて成せなくて自信を無くし、それでも愛する人がいて生きようと苦悩する。隠していれば親子関係は修復できたけれど、自分であることを認めてほしくて、結果的に厳しい選択をする。
南部はこんなにも保守的で狭窄的なのかと、この時代こんなにも軍は非人道的で厳しかったのかとぞっとする。少数派が自己を主張することも許されず、見なかったことにして抹消する世界。
痛々しくてつらい場面が多かったけれど、ほんの小さな良心に励まされて支えられてがんばろうと奮起する主人公がいとおしい。不器用で狭窄的で愚直。歪んだ世界で蔑まれても優しさを忘れず、それでも苦難をともにしたことで一応の居場所と尊厳を手にする。限られた世界で得た尊厳だけれど国民としての誇りと自信を回復して前を見つめる姿は痛々しいけれどすがすがしくて小さな希望がともったように美しい。体力と精神力がいるが素晴らしい作品に出会えました。

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ちいまめ

4.0母から疎まれ 16歳でホームレス このままだと死ぬか犯罪者になって...

2023年7月23日
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鑑賞方法:試写会

母から疎まれ
16歳でホームレス
このままだと死ぬか犯罪者になってしまうからと
26歳で海兵隊を志願した青年。
軍での過酷な訓練
閉鎖的で差別、偏見や憎悪の中
"生きるため"
"居場所"を見つけるために
自らを奮い立たせ立ち向かっていく。

2005年のアメリカが舞台
監督自身の実体験を克明に描いた作品

息子がゲイである事を受け入れられない母
(宗教的なことか、時代背景なのか)
(私には理解ができなかった)
そんな母に対して諦めず向き合おうとする姿
2人の関係に胸が痛む

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lily

4.0クィア

2023年7月13日
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鑑賞方法:試写会

2023年7月13日
映画 #インスペクション #ここで生きる (2022年)鑑賞

海兵隊の新兵へのしごきとその中で生き抜くゲイの青年のお話なんですけど、LGBTQの問題だけでなく、宗教的な背景が大きく影響しているのが興味深いです
なかなか、奥深い映画でした

@FansVoiceJP さん試写会ありがとうございました

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とし