うまれるのレビュー・感想・評価
全7件を表示
テーマはわかるが何故…
新宿まで観に行きました。普段は横浜界隈で映画を見ますが、神奈川では一館もやってなくて…。
いじめの悲惨さとかはものすごく伝わるし、これはちょっと失礼な言い方になるかもしれないが普段主演クラスの俳優がいないことが、ヒューマンドラマとしてのリアルさを増している気がする。
それにしてもですね。
教師役の演技がもうなんというかアレで、そこでヒュッと冷めては、また母親たちに引き込まれて、もう良くない意味で感情ぐちゃぐちゃになりました。
何故教師役こうなった…共感性羞恥のセンサービンビン働いてしまい、ショートでよかったと思わせられる結果でした。
いじめがなかった平和な学校に通っていた私はいまいちいじめ問題がピン...
いじめがなかった平和な学校に通っていた私はいまいちいじめ問題がピンとこない。
いじめを見たら自分が助ければいいし辞めさせれば良いと思ってるので
いじめに関わる人たちはどんな環境下でもそういう人間なんだと思っている。
なので最初よくあるシーンだと思って冷めてしまっていた。
保護者会のみんなのテンポ感、間の取り方も気になってしまったし。
でも飛び降りた後の目、表情は信じられたものだった。
突拍子もなくどばってくる声量熱量にさめえしまうのは何故だろう。
やはり違和感ない作品は妥協がないんだろうか。
商業も自主もきっと役者人の力量は同じだと思う
けれど良いとこまでやるか、生物として残すか、の違いなんだろうか。
グリーフケア
高台から転落死した小5の娘の真実を知った母親の話。
既に娘が死んだ後から話しが始まり、娘がいじめられていたことを何度も学校に訴えるも流される中で、娘の死は事故として処理されていたが…というストーリー。
壮絶過ぎるし悲惨過ぎるしという背景からの、いじめに学校の不誠実さに保護者達の自己中感と、実際にあっても不思議じゃない胸糞悪さややり切れなさ、そしてそこからの主人公のリアクションは溜まらないものがありとても良かった。
ただ、教室での会話の攻防の入れ替わりやリアクションがあまりにも不自然だったり、そこからの派生かもしれないけど演技、演出含め「劇をやっています!」という感じが強過ぎて、非常に勿体なかった。
30分に濃縮された母親の慟哭
いじめが原因で我が子が死んでしまったら。その気持ちがストレートに苛烈に映像化されている。
担任教師役の大根演技が、吹き飛んでしまうくらい母親たちのぶつかり合いがリアル。
我が子が傍観者にすぎないとわかった途端に主犯格の子供と親を責める側に回る母親。主犯格と名指しされると、逆ギレして開き直る母親。ただ、オロオロするだけの教師。
どの立場に自分が立たされても同じような態度をとってしまうであろう。
30分で十分。これ以上はギブアップでございます。
事件に対してのリサーチは?
実際にあった事件をもとに着想を得て、CMの監督に俳優さんがオファーしたとあるが、ほんとうに如何なものなのか?
これ、ちゃんと当事者たちの実情を聞いたり取材したりしたのか?
そもそもなんで、旭川の事件をこうやって露悪的に映画化する必要性があったのか?映画のための露悪性に見えて、製作陣に対してかなり憤りと気持ち悪さを感じつつ、CM出身の監督だと言うことで、露悪さをピックアップするにはうってつけのキャスティングだったのかもしれない。しかし、ここまで頭の悪い内容だと文句のつけようこない作品であることは間違いない。母親の教室での芝居、、、あれ大丈夫か?
当然クオリティが異常に低いことは約束されてますが、それでも怖いもの見たさに露悪を好む人間にはオススメかもしれません、大好きなテアトルに対してすこし懐疑心を覚えました。
全7件を表示