終わらない週末のレビュー・感想・評価
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上空からそのまま家の中をワンカットで映すシーンは無駄に凄い。 不安...
上空からそのまま家の中をワンカットで映すシーンは無駄に凄い。
不安を煽るBGM、NASAのマークが入った服、時々出る宇宙など、視聴者を誘導する演出も無駄に多い。
嘘の情報かどうか見分けることが、今作の楽しみかたかもしれない。
音や周波数を使って攻撃ができる。
虫を使って攻撃することも可能らしい。
災害と考えるか人工的な大量殺戮と見るかは視聴者に委ねられている。
全てのことを信じてはいけない。
疑い深く観ることをお勧めしたい。
フレンズの最終回と
ある朝、人間嫌いのアマンダ(ロバーツ)は突発的な休暇を思いつき、家族でロングアイランドの借家へ出かけるが、不思議な現象に遭ったり、住人が戻ってきたり、混迷をきわめる。
綺譚なのか戦争なのか判断できない。
シャマランのような超自然現象を描いているようでもあるがEMP攻撃のようでもある。
わくわくしながら見始めたが人物造形には違和もあった。
アマンダは人間嫌いのわりにスコット(マハーシャラアリ)と打ち解けるのがはやい。ルース(Myha'la)はいちいち意地が悪い。
ブラックミラー6のep2にLoch Henry(ヘンリー湖)というのがある。禍々しいスリラーだが、本筋以上にMyha'laの風貌のほうがインパクトがあった。そこでもここでもずけずけとした物言いをする強気なキャラクターで憎まれ役に適性を感じた。
北朝鮮か中国かイスラム世界か、そのどれでもないのか、禍害の正体について不明瞭なままだが、人種と階級と恐怖と、人々が危機にどのように対応するかの問題を探っていく。
深読みするなら、国家間の緊張や、白人と黒人や、世代間について、風刺を感じることもできるのだろう。
ところが登場人物への感情移入はむずかしく、アリはいつもながら理知だったが、ロバーツは神経質でホークとベーコンは見分けがつかずMyha'laは憎たらしい。
布陣のなかで唯一子役のローズ(Farrah Mackenzie)だけが好ましかった。
彼女とフレンズの最終回が映画の肝を握っていて、ディザスターにもかかわらず、なんとなくさわやかに終わる。
人間、そんな事態になってしまったら、好きなコンテンツでも眺めて終わっとくほうが潔い(いさぎよい)というものだ。
Rumaan Alamという人の同名小説にもとづいているが、そこにフレンズの件(くだり)はなく、作者と協議したうえで監督兼脚本のサムエスマイルが加えたものだそうだ。その脚色がなかったら凡打だったと思う。
imdb6.7、RottenTomatoes74%と42%。
ひさしぶりにケビンベーコンを見たのでThe Oracle of Baconをつかって(主要)共演者のベーコン数を調べたがロバーツが2のほかはみんな1だった。
不安になりやすい人は見るな。不安をMAXにする映画。
普段からネット情報信じやすい人、国を悪く言いがちな人は気を付けて。
不安になりやすい人見るな。その不安をMAXにしてくるような映画。
一人が怖い人は見るな。楽しいシーンなんてない。ジワジワとした不安を徹底的にあおる映画。
グロはない。精神を削る系。
ラストもなんじゃこりゃと茫然。もわっと漠然とした不安が残る。
不安を楽しめる人向け。
鮮やかな悪夢
明るい砂浜に乗り上げるタンカー 空が染まるほどのビラを撒き続けるドローン 鹿やフラミンゴの大群 自殺し続ける自動運転車。
不吉な兆候が次々重なって、原因も解決も見えない。
色鮮やかな悪夢の連続だけど、どのシーンもニヒルなユーモアがあって退屈しない。
こんな感じの映画はいくつか観た覚えがある。僕は好きだし、こんな(まぁ、反戦的な?)映画は繰り返し作られるべきだと思う。
シャラマンの雰囲気
に近い。ラストだけが好き。ストーリーの空気感は好きなんだけど、何か肩透かし。メンバーいいのに勿体ない。まぁネトフリだから。
出演時間短いながら、ケビンベーコン存在感あり、いつか見た役にデジャヴ感。
鹿は何?
こんなに長いのに何も起こらないすごい映画。
こんなオチなのに、過程で起こることがどう関係しているのか全くわからない。
特に動物はなんだったのか?
結構意味ありげだったのであのオチは本当のオチではないのかと疑ってしまうほどなんということはないオチだった。
実は「黒人を差別しないでね」映画
散々盛り上げておいて、ラストは放ったらかし状態でモヤモヤ。
プロット事のタイトルも意味深でドキドキしていたのに、あっさりとした展開でドキドキした自分が馬鹿馬鹿しくなる。
結局は「黒人にも良い人いますよ、解り合えれば良い関係性になれますよ」
がテーマなヒューマンドラマなんだと思う。
んーなるほど…🤔
観た直後の感想は
「やっぱり私は平和ボケしてるなぁ」でした
終わり方はえっ!と思ったのですが
ある日突然こんなような想像もしてなかった事が
起きてもおかしくないよな…と
何かこれって変だよなとか
おかしいなと何処かで思っている事を
何か安全だろう、根拠のない大丈夫だろうというバリアに包んで生きている感じがしていて、
映画の中での母親(ジュリア・ロバーツ)が
車の中で「いつかこれも笑い話になるわよ」というセリフが、自分の中にもある現実逃避的な感覚に刺さりました。
娘役の子が眠れずに母に話しているドラマの物語を話すシーンで、神様はあれこれサインを送っていた、これ以上なにをすれば良かったのか?というのが、考え深く残りました。自然や、人の心や身体のSOS、生活の全てを見えない電波に頼りすぎていることなどの現実に何処かで違和感を感じながら、大丈夫と思わせている自分に対して麻痺した感じが、この映画の自分の中にある恐怖に
触れるのかなと…
よる寝る前に見てしまったのて、その後モヤモヤが残り
昼間見ればよかったなとちょっと後悔でした。
それと、ジュリア・ロバーツの足が相変わらず綺麗すぎて
見とれてしまいました。
種明かしを先延ばしにして141分ものウンザリ、ダラダラシーンの連続の作品
大規模気候変動とか、終末戦争とか、異星人の襲来とか、世界の大きな変動をちっぽけな庶民生活の観点から描く手法は、SF小説、SF映画などでごく普通に使われるものだ。だが途中で小さな視点から離れて、大きな視点から説明するのが一般的で、この作品ほど小さな視点を維持して、種明かしをしない作品も珍しい。
バラさない代償として、映画はそれに代わり観客を惹きつける素材を持って来なければならない。そこでTVもスマホもネットもすべてアウトになり、都市部では大規模停電が発生したり、鹿が数十頭出現して意味ありげに見つめてきたり等々のエピソードを次々に見せる。
とくに力を入れるのが、週末旅行に別荘を借りた一家と家主の父子との行き違いや、両家の内部での不満のぶつけ合いとかの人間関係のもつれなどだが、残念ながら登場人物にはあまり魅力的な人物がいないので、はっきり言ってウンザリさせられるだけとなる。
それがあまりダラダラ続くので、やれやれ、この映画は世界の終末の危機感を描くのか、2家族の諍いを描くのか、はっきりして欲しい…という気持ちになってくるのである。こうしたどうでもいいシーンのせいでウンザリし、ダラける141分! 明らかに製作ミスである。
撮る動機の欠如。
シャマよりマシだがシャマの方が好き。
安心してください治安維持してますよ、現実では政府が、と言われてもなあ。
不穏表現はそれなりに楽しんだがそれだけ、かな。
カメラワークの凝り過ぎも恩着せがましい。
で、全演者が微妙に演り損。
要は撮る動機の欠如ゆえか。
非支持。
面白い
不穏さと緊張感を最後まで保ったまま、
最後までドキドキしながら観れました。
ラストのエンディング曲の入り方は面白かったけど
ここで終わりか!とは思いました。
チャプターごとに分かれてて、
何が起こってるか分からないけど、
どんどん窮地に追い込まれて行ってる感じがたまらなかった。
最初は白人と黒人の、一つの家で起こる小さな事件かと思いきや、とんでもないところまで連れてってくれて映画の醍醐味だなと思いました。
緊張感のある映像と不穏な音楽、
それぞれのキャラクターの思惑が重なって見応えある
映画でした。
何も知らない僕らのような国民の目線で
国の非常事態に巻き込まれる視線がとてもリアルで
そこらのホラー映画より不気味でとても怖かった。
このもう少し先も観たいけど、
想像で我慢するか…
子供の欲望vs世界の終わり
原作読もうと思ってたのに未読のまま配信始まっちゃたので観ちゃった!めちゃくちゃおもしろかった!!
ホラーよりこういうのが1番怖いんだよ…ほんとに怖かった…じっくりじんわり真綿で首を絞められてるっていうの?ぞわぞわと這い寄る感じ…結局おばけより人間の方が怖いからね…
(私はミステリーだと思って観てたんだけどジャンルはスリラーらしい。パニックスリラーってやつ?)
結末もあれきっと賛否あるんだろうな。でもあの結末が1番恐怖というかさ…余白というか行間というかあの後の可能性を考えた時の怖さエグくない?と思う私は…
めちゃくちゃ皮肉が盛りだくさんの上、原作の家主が老夫婦を黒人の親子に置き換えたことでまたより皮肉というか…痛烈さはさすがエグゼクティブプロデューサーがオバマ夫妻なだけあるなと思いました…
終始謎だらけの展開
ジュリア・ロバーツ、イーサン・ホーク
マハーシャラ・アリ、ケビン・ベーコンの
豪華俳優陣とくればそれだけで映画の価値が上がります。
終始謎だらけの展開で進んでいき
どうなるのか、どれが本当か、と疑心暗鬼で見入ってしまいます。
やっぱりこの俳優陣の演技が凄いのは当たり前ですが
中でもマハーシャラ・アリの演技が秀逸です。
途中M・ナイト・シャマランの映画を観ているような錯覚もありましたけど
最後の最後まで謎の雰囲気が続きました。
疑心暗鬼と差別と弊害を詰め合わせた、終末サスペンススリラー映画
原作は2020年新型コロナウイルスのパンデミックの最中に出版されたんだとか。
物語の内容はまさに「週末ならぬ終末」。
キャストが豪華だし、お金持ちの家が羨ましいー。
イーサン・ホークとケビン、ベーコンは似すぎてややこしいー。
淡々とした進み方だが、次々とビックリな展開になるから飽きずに観れた。
話の作り的に実にシャラマンぽい。
伏線が所々ある感じだけど、気付けないと意味がわからないあたりとか。
思わせぶりなシーンが何ヶ所も出てきて、結局何!?で解決しない。
でもカメラワークも映像もクオリティーが高いと思った。
面白いのが、制作総指揮にオバマ夫妻がいるとこ笑
国家のトップだった人が制作に関わってるなんて、ちょっと現実味がありそうでいいスパイスになってる。
ネットやAIが欠かせない世の中で、例えばいざそれがサイバー攻撃を受けたら何もかもメチャクチャになる。
人間は無力で、生き延びる為に疑心暗鬼になり、信頼していた隣人も敵になり得る。
スペイン語を話す女性を見捨てたシーンは、自分の無力さだけで無く、移民排除を比喩しているよう。
黒人白人問題だけで無く、アジア人やムスリムの潜在的な敵視、格差や性的な嫌悪感や人間不信。
テクノロジーの弊害だけでなく、ありとあらゆる不安を詰め込んでいる。
印象的なのは、鹿とテスラとフレンズ。笑
最後のオチはなんともシュール。
ロックダウン中もそうだった様に、今は何もできないのだから観たいDVD観よってなるなー。
結局この騒動の原因は憶測に終わり明らかにならないし、解決もしないから、スッキリはしない映画。
でも、いつかはあり得るかもしれない終末。なんてね。
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