人質　韓国トップスター誘拐事件のレビュー・感想・評価

　韓国の人気俳優ファン・ジョンミンは、馴染みのコンビニ近くで拉致され監禁されてしまう。監禁部屋には、同じく拉致された女性ソヨンも。身代金を要求する犯人は五人組で、その残虐な手口でソウルを震撼させていた。ジョンミンは、何とか持ち前の演技力で。
　物語は、普通にサスペンスとして楽しめました。人気俳優ファン・ジョンミンが自身の役を演じています。大スターなのに、「天パの赤い顔」と言われているところを見ると、親しまれてるんだなとうかがえます。

アマプラでレンタル開始とのことで自宅で拝見。

展開は割と早め。誘拐殺人犯が、トップスターを誘拐し、脱出劇を図るまでのストーリーです。

アジトからの脱出劇や、誘拐犯グループ内での揉め事などの展開は良かった。

全体的にもバランスの取れた娯楽映画です。
ただ、近年の韓国映画には期待値が高まり過ぎて、印象は「普通」な印象。

ラストシーンのファンジョンミンの笑顔は、ホッとする一コマでしたね。

　人気俳優が誘拐された。実名役での出演。なんか、観たことあるような、、、どうやら中国の「誘拐捜査」アンディ・ラウ主演の映画の韓国版らしい。実際に2004年にあった俳優の誘拐事件を映画化したもの。
　どちらも同じくらいの面白さ。犯人の残忍さはどの程度まで事実なのかはわからないが、主犯は人質にはもちろん、仲間に対しても血も涙もない。
　ジョンミンは、自分より先に人質になっているアルバイトの女の子を見捨てることなくなんとか一緒に助かろうと悪戦苦闘する。もう、助かったら彼女は一生ジョンミンのファンだよね。
　ジョンミン、家族が旅行中でよかったけど、誘拐された時、彼はどこに行こうとしていたのかなあ！

誘拐されたスターが持ち前の演技力を駆使して脱出を図るということだが、演技力を駆使するのは一回のみ。
犯罪者集団のボスのサイコパスぶりには寒気がしたが、最終的に主人公が自分で撃退してしまったのはやや拍子抜け。

2022年劇場鑑賞68本目　良作　63点

ただ悪より救いたまえのファンジョンミンが本人役で拉致されるのを脱出するセミリアルな作品

テーマ自体は素人でも思いつく話で、アクションやアイデアも韓国作品だったら特別突出してはいなくて良くも悪くも普通だったなあと思います。

ちょっとリアリティに欠けたかな、、

初っ端から敵役にムカついて、
ファンジョンミンが可哀想からの、
早く復讐してくれ！
でも、このファンジョンミンはただのファンジョンミンだぞ？
と言うドキドキが重なり合って、
最後まで手に汗握る映画でした。

とにかく敵役を立てるのが上手い！
コイツらにやり返してほしい！
と思わせるフリが完璧で
最初観てしまったら最後まで観るしかない！
と言う感じでした。

ただラストはなんであんな感じにしたんだろ？
自分の好みとしては、
この誘拐事件をも踏み台にして化け物俳優になった
ファンジョンミンが観たかった。

エンディングは、Iggy Pop

予想の範囲ですね。
アクションやカーチェイスとか、日本映画では敵わないと思いつつ。単純に悪と善に別れて、特に悪には魅力がない。単純な構造です。結局そういう終わり方かと残念に思いました。

韓国映画すげ〜よ！

韓国の大スターファン・ジョンミンが本人役で主演するという異色のクライムサスペンス。身代金目的で誘拐されたファン・ジョンミン。しかも犯人集団は猟奇的な事件で世間を騒がせている一筋縄ではいかない者たち。果たして持ち前の演技力でこの危機から抜け出せるのか…ってストーリーなんですけど、すみません。そもそもファン・ジョンミンを知りません。

過去の出演作のセリフなんかも散りばめられていたようで知っていればより楽しめたんだろうと思います。人柄なんかもどこまで寄せてるのか気になる。でも例えファン・ジョンミンを知らなくてもテンポ良く最後まで見応えありました。韓国映画はこの手の作品は外さないですね。流石です。

ただ主犯が見るからにそれっぽい雰囲気だったのがちょっと面白くなかった。むしろあのファンのおっさんが主犯でも良かったかも。日本でやるなら誰が主演かな～とか妄想するのも楽しい。

もっと社会派作品と思いきや爆発あり、カーチェイスあり、バカ犯人あり、エンタテインメントして楽しめた。

ファン・ジョンミンが最初から最後まで崩れないね。単なる俳優のはずなのにスーパーヒーロー並み。
展開も次から次へと意表を突いてきて良かった。ストーリーも破綻なくまとまってる。

エンドロールの最後で Based on the movie Saving Mr. Wu って出てきたから、原作があるんだね。《誘拐捜査》っていうのか。そっちも観てみようと思ったよ。

「新しき世界」でその存在を知ったファン・ジョンミン

それ以降の出演作は殆ど観ており、今回は本人役で出演と

アクションに次ぐアクション、結論ｻｲｺｰ‼

この人、何でもできるんだね〜

時間も９０分、こちらもｻｲｺｰ

実在の俳優を本人が演じるということで、コメディタッチの映画なのかな？と思って見たらとんでもない。
ガチでアクションバイオレンスのきちんとしたストーリーものでした。
息をもつかせぬハラハラドキドキ。犯人グループのキャラも立ってて（外国の俳優を知らなくてもちゃんと見分けがつく）、大筋の展開は定石、細かい展開はおー！そうなる？そうくる？といった感じで飽きさせない。

ただ、最初のシークエンスが、よくわからない。韓国の客はみんなすっと分かるのかな？
なぜ仕事のあとファンさんはマネージャーに送ってもらわなかったのか？どこに寄り道したかったのか？なぜコンビニに車を預けたのか（マネーシャーと分かれたときは自分で運転してなかったのに、コンビニでは一人だった）私が何か見落としたのかなあともやもやしてます

記者会見を終え帰宅途中のスター俳優ファン・ジョンミンが、何者かに連れ去られた。パイプ椅子に縛りつけられた状態で意識を取り戻したファン・ジョンミンは、自分が身代金目的で誘拐されたことを知った。相手はソウルで猟奇殺人事件の犯人だった。さてどうなる、という話。

ストーリーも平凡だし、アクションも大した事ないし、なんか物足りなかった。
よだれたらして、ションベン漏らしたのが素晴らしい演技という設定なんだろうが、別に俳優じゃなくても出来るのでは？
犯人が顔出ししてる理由もよくわからないし、手袋もつけず部屋を荒らしてたのもいかがなものかと思った。
イマイチだった。

　いくつもの主演男優賞受賞歴のある俳優ファン＝ジョンミン氏が本人役で主演した誘拐もので、自分と同じく誘拐された少女を含めて脱出すべく犯人側と命懸けで駆け引きするアクションスリラーです。
　2時間越えがザラで、どんでん返しが二度三度繰り返される韓国映画の中に在って本作はたったの90分尺ですが、警察も交えた追跡・逃走劇は幾重にも展開して飽きさせず、満足感は尺以上の大作でした。
　その短い尺の中、作中でオミットされているのが誘拐グループ側の出自です。近々、巷間を騒がせている誘拐専門の犯罪者集団ですが、身代金が手に入ったとしても証拠隠滅のために人質を殺害するなど凶悪性が著しく、そこまで倫理を振り切らせた彼らの背景が気になるところではあります。
　通常であれば貧しさゆえの踏みつけにされた幼少期であったり、高額な医療費が必要な家族事情だったりが描かれそうですが、本作ではそうした彼らの事情が一切語られることはありません。犯人側のリーダーが筋金入りの前科者であることは判りますが、特にカリスマ性やメンバーとの絆が有るわけではなく、ただただ道を踏み外した人々です。
　変に感情移入させようとするのではなく彼らを理不尽な悪に留めたことで、結果として誘拐の謂れなき暴力の恐怖と不気味さが際立ち、さらには終盤に仲間割れの緊張も加わって物語全体が締まったのではないかと思います。
　あらためて俯瞰すると純然たるスリラーであり、啓蒙的なメッセージはありませんが、実話ベースのストーリーなのでそうした付け足しは無しでよかったのかもしれません。
　尺が短いこともありますが決して描写不足というほどでもなく、クライムもののカタルシスを味わうにはうってつけなのは間違いないと思います。

本人役で誘拐されるだけあって、リアルですよね。本人は怖くならないのでしょうか？韓国のこういう作品って、主犯は小狡いし、タフだし、残酷だし恐怖さえ感じます。

某映画誌のレビューで本作品の評価が平均以上の高さだったので観てみた。ファン・ジョンミンの演技はさすがだが、韓国映画でありきたりのアクション映画だが、あまりにも工夫がなくで残念。このようなテーマにするならせめて問題提起も兼ねた内容でないと興味が湧いてこない。ファン・ジョンミンファンの方なら満足だろうが、残念ながら物足りなさを感じた。プラス点はファン・ジョンミンの演技のみで今年の現時点でのワースト映画。

完全ノーマークで、予告編でさえ、1度も見た事が無かったが
当日何か面白そうな映画を探していて、偶然見つけた 本作
「韓国アクション映画に不出来はない！」

ストーリー的には、題名だけで、すべてが想像できてしまう展開で、何も捻りはない。
一緒に誘拐された女性の必然性がまったくなく、しかも韓国映画なのに美人でないのが残念。何のための出演なのか、疑問が残った。

主人公が誘拐される過程が、あまりにも強引過ぎて　展開が稚拙。
コメディ映画ではないのに、犯行グループが行き当たりばったりな面が多く、
更に　極悪チームに　超ボケが入っているのが、非リアル。

犯人　Vs　警察＆芸能事務所や家族や妻の本来あるべく心理戦がまったくなく、映画での存在感もない。

冒頭でのファン・ジョンミンさんのだらしない　ワイシャツの袖は何かの作品のオマージュ？
それでも ファン・ジョンミンさんは存在感ある良い役者だ。そして演技力も抜群
役者が"役を武器にする"凄さは圧巻だ。

撮影や音響、そしてカーアクションは世界的1級品。

この映画を観たら、Netfrixドラマ「イカゲーム」を観て、犯人君を改めて、感じたくなった。