劇場公開日 2023年5月5日

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帰れない山のレビュー・感想・評価

全47件中、21~40件目を表示

4.0(原題) Le otto montagne

2023年5月13日
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鑑賞方法:映画館

大阪遠征中2本目!都会育ちのピエトロと山しか知らない野生児ブルーノ。少年期の出会いからを描く今作、祈るような気持ちで最後までスクリーンを見つめてしまいました。

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AYK68

3.5人生に疲れてる方に見てほしい作品

2023年5月12日
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北イタリアのモンテローザ山麓を主な舞台にした親子と男同士の友情、家庭、美しい自然風景と共に描いた
ドキュメンタリー調の人生ドラマです。
全編ロケ撮影と思われる山岳風景は全て素晴らしく、ネパール含め世界各地の心象風景も見応えはありました。
私小説原作の映像化らしく隅々まで監督のこだわりが感じられて出演者達の演技とは思えないリアルな姿に現実の人間を感じました。
過去に親子関係や家庭環境に因縁がある人は心に何かを感じる作品になってると思います。エンタメ感は皆無で淡々した心象風景が続くので
睡魔に負ける人もいてもおかしくないかも。人生に疲れ落ち着いて物思いにふける時間を持ちたい方に強くお勧めします。

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ナカザワヨウスケ

4.0前評判通り☆彡

2023年5月11日
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とにかく景色が凄い!!
静かに流れていく大人な映画。

人生を考えさせられる台詞場面ありました。

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花丸

3.0静かで淡々としてて小難しくて眠くなる

2023年5月11日
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鑑賞方法:映画館

開始そうそう眠くなる眠くなる(笑)

静かで淡々としてます。

さらに小難しいからタチが悪い(笑)

落ちてくるマブタと必死に戦い、最初30分すぎたぐらいから、どうにか面白くなっていくんだけど、

その後も、静かで淡々としてて小難しい映画です(笑)

時間も147分と長いんだから、本当タチが悪い(笑)

山や荒野を歩くので、ゲーム『デス・ストランディング』みたいな画が出てきます。

60点ぐらい。

2回目はムリ(笑)

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RAIN DOG

3.5男の友情と山。

2023年5月10日
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鑑賞方法:映画館

長い人生、友情のかたちも変わるもの。都会のやさぐれ感が無いある意味あこがれの生き方。雄大な山の風景は人生を絡めて描くのに絶好のシチュエーションかも。大事件は全くなく淡々とした語り口。まあ生きて行く事自体が大事件か。山一筋の人生、まわりはどうあれロマンなり。

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peanuts

5.0近頃

Mさん
2023年5月10日
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何でもLGBTQと関連付けてしまうことが多いが、友情というのは確かにあると思わされる映画だった。
だんだんピンク色に染まる山頂がきれいだった。

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M

3.0山は、父

2023年5月10日
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実の息子と血の繋がらない息子。
大人になったふたりを繋いだのは、父の想いと山の存在だった。
純粋に仲睦まじい時期を送った子供時代から10数年を経て、再び友情を育むことは本来は難しいことなのかもしれない。
でも山の峰々がそんなふたりを優しく包む。

撮影に対しては、どんな過酷な状況で行われたのだろうと心配してしまうほど、360度山、山、山。BSのドキュメンタリーを見ているようだった。
山好きの方はご視聴をお勧めしたい。

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ニモ

3.0深みはある

2023年5月10日
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難しい

ピエトロとブルーノ
少年期からの友情を壮大な景色とともに描いた作品。

子供の頃は無邪気で楽しいが、成長するにつれて段々と複雑になっていく。
1度は疎遠になり、15年会わなかった2人だけど、大人になってピエトロの父親が亡くなったことで再会する。やはり友情は健在していて、一緒に2人の家を建てたりして、これから2人の友情がふたたび、そして長く続いていくのかなと、これで良かったと安心できるかと思えた。

厚い友情だけれども、なんか複雑。すごく重たい。

ブルーノは鳥葬を選んだってことなのかな。

エンドロールが無音だった。
無音のままエンドロールが終わるまで誰も立ち上がらなかった。感じ方はそれぞれだと思うが、それだけ深みのある映画だったのだと思う。

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Qoo

5.0 ポエティックで、山の景色は美しく、二人の男たちの、距離はありなが...

2023年5月8日
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鑑賞方法:映画館

 ポエティックで、山の景色は美しく、二人の男たちの、距離はありながら硬い友情の物語は美しい。それは、恋人への愛より大切なもの。父との記憶。山はあくまで場としてあり、父とも友とも一人でも共有されるもの。山の頂から、深い谷や広がる空が見えるとき、人はどうして震えるような感情を持つのだろう。
 孤独に突き落とされながらも山を捨てなかった、そして別の山を見つけた彼に対し、それ以外の生き方を見つけられなかったもうひとりの友。人は、父や幼い時の記憶に強く繋げられる存在。

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えみり

4.0エンドロールで山を感じます

2023年5月8日
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映像でももちろん大自然(都会人なので言っちゃいますが😓)は感じられますが体感できるのはエンドロールでした。

個人的に母が良かったかな。

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persimmon orange

3.0山男とハイブリッド男

2023年5月7日
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悲しい

幸せ

トリノの育ちの11歳の少年ピエトロと、山岳地域で暮らす同い年のブルーノの友情と山への想いの話。

夏の間暮らす為に山岳地域に家を借りた両親と共にピエトロが村にやって来て、そこで暮らす少年と友情を育み、そしてピエトロの父親がブルーノの就学を支援すると言い出して…。

山を降り13歳で大人になったブルーノと、いつしか父親の想いとはすれ違い、それでいて居る場所を見出せないピエトロ。

15年の時を経て、再開してからのそれぞれの想いは、自分の思想とはかけ離れ過ぎていて腹落ちはしないものの、そういう人もいるよね…とは理解は出来るし、比べてみると自分の人生ってつまらないものなのかもとも…だからといってそうなりたいとは絶対に想わないけれど。

シチュエーションも内容も全然違うけれど、海で死ねて本望なサーファーを描いた某作品を思い出した。

ところで仏教では九山八海だと思っていたけれど、8つの山なんですね。

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Bacchus

4.0壮大なスケールの山々が圧巻

2023年5月7日
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鑑賞方法:試写会

ベストセラーの映画化で
原作を読みたくなった。
淡々としている内容の中に
人生は高い山のように一筋縄で行かない
ということを教えてくれた。
正反対の2人の青年の生き方から
色々学べた。

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min

4.5美しくも儚く無情に時は静かに進んでいく

2023年5月7日
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鑑賞方法:映画館

知的

スタンダードサイズの画角が見事にまでハマっていたように感じました。
最初スクリーンを見た瞬間、ワイドじゃないから映像には期待できないのかなーと思ったものの、終わってみれば内容よりも映像自体が素晴らしい作品だったと思えるような作品でした。
それにしても、山々をワイドに捉えるのではなく、縦にそびえているように映し出すこの手法は、かなりの発見なのでは─、別に新しいものではありませんが。
とにかく、構図がことごとく決まっていた印象でした。しかも、カットカットのテンポなども見事で、ゆったりとしっかりとしていながら、決して飽きることがないような絵つなぎ─、まさに時間はゆっくりと、しかしながら確実に進んでいるのだという印象を体感できる作品だったような気がします。結構な長尺でしたが、飽きることなくてじっくりと味わうことができた印象です。

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SH

3.5山や山登り好きには堪らない映画だろうと思う。そうでもない私としては、“今日友達と遊ぶことが人生の全てだった子供の頃”を思い出させる二人の少年時代の映像が脳裏を離れない。

2023年5月6日
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鑑賞方法:映画館

①「二人の青年の真の友情物語」くらいの前知識しかなく観始めたので、二人の少年時代の描写が結構長いのに最初は戸惑った。
しかし、後々青年時代の二人が登場し、15年ぶりの再会にも関わらずすぐに友情を復活させ、ピエトロの父親の言葉通りの家を二人で建て、その後も付かず離れずの友情が続く中で、その少年時代の二人の姿が常に脳裏に甦って、二人の友情の始まりを確認しつつ現在の友情を再確認する。
恐らく、この効果を狙って少年時代の描写を丹念に長く撮ったのだろうか、と思える。
私としては、何の打算も思惑もなく、ただただ一緒にいて楽しく気が合うから友達となって遊んだ幼い日々が思い起こされて懐かしかった。いま現在、その頃の友達たちの中でピエトロとブルーノみたいにいまだに友情を育んでいる友達はいないけれども。
②映画の殆どのシーンはイタリア北部の山岳地帯である。街(トリノ)のシーンは数える程しかない。どうも山は忙しない下界とは違う時間の流れ方をしているようだ。
後年ピエトロが訪れるネパールもカトマンズのような都会ではなく山岳地帯である。
ほぼ2時間強、雄大な山々の威容と同じく映画も悠々としたスピードで進行していくが、もしそういう山で流れる時間も計算に入れた演出の工夫としたら大したもの。

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もーさん

4.0風景と建物が美しい。。

2023年5月6日
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1日の時間や季節の中で、様々に移ろいゆく山の景色が美しい。その中で変わらぬ友情、家族の葛藤、人生をどう生きるかの悩みが凝縮されているようでした(自分の居場所を見失いがちな私に、突き刺さる台詞もたくさんありました💦)。

子ども時代の二人がとても生き生きしていて、素敵でしたね!「なんて幸せな1日だった。」と言って寝床につけることの幸福感。人生もこうありたいものですが‥。

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Sakiko

3.0ふるさとは遠くにありて思うもの

2023年5月5日
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悲しい

難しい

寝られる

144分とすこし長めの映画で、お客さんの年齢層は見た感じ60歳前後と高めでしたので、みなさんお手洗いは大丈夫かな?と心配してしまいました。

わたしの見たところでは、上映中にお二人がお手洗いに行ったみたいでした…。

原作の小説があるみたいです。

長い割には、話の展開が唐突に思えるところが何回かありました。
小説ではどう描いていたかはわかりませんが、そのあたりはこちらで補正しながらみていました。

スペシャリストとゼネラリスト
どっちが幸せに近づけるんだろうか?
そんなことを考えてしまいました。

ブルーノの自然人としての「純度」は結局、誰も幸せにしてないけど、ブルーノ自身の最期は共感できる部分もあります。

あの植え替えた木は冒頭のショットの木なのだろうか?

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105

3.5タイトルなし

2023年5月5日
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イタリアにもこんな山岳地帯が!まぁとにかく山々の風景が美しい(地図で見るとスイスとの国境の辺り)雪が減っているような気もしましたが
子供の頃は良かったけど、やがて離れ離れに、大人になるといろいろ難しい、話も合わなくなって段々疎遠になるものです 山は親子、友の思いも繋いでくれたようで
父の残した記録にはしんみり
山小屋建ててヤッホーなお話しかと思ったら長かった しかし山好きはなぜあの選択なんでしょう

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ゆう

3.5山の民への憧れが幾つになっても若過ぎて無惨だった。

2023年5月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

イタリアの作家パオロ・コニェッティの世界的ベストセラー小説を映画化。

2022年・第75回カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞した大人の青春映画。

北イタリア、モンテ・ローザ山麓の過疎となった村。
それゆえに美しい村での生活に翻弄された人達が、
現実を見失うほど山活は魅力的なのだが…

だが、かって174人いた村民が今では14人となるほど喰っていけない、
そのことを一番よく知っているのが二人の父親なのだ。

そんな親達の軌跡を若い二人には見えない。

そんな中でピエトロの父が選んだ人生こそ賢明であったことが最後まで見えない、
見えていないことがこの映画が分かり難いところではないか…

しみじみ、
山への敬愛を愚息に理解されずに60半ばで過労死で亡くなったことが痛ましい。

それは、
この映画に出てきた者の中で一番山を愛していたと言うことだ。

^^

山を愛する両親と休暇を過ごしに来た都会育ちの繊細な少年ピエトロは、
同じ年の牛飼いの少年ブルーノと出会い、一緒に大自然の中を駆け巡る中で親交を深めていく。

しかし思春期に突入したピエトロは父に反抗し、家族や山と距離を置いてしまう。
時は流れ、父の悲報を受けて村を訪れたピエトロは、ブルーノと再会を果たす。

^^

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カール@山口三

4.0途中でなかだるみするけど、 結局はとても良かった 人をいつくしみ、...

2023年5月5日
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途中でなかだるみするけど、

結局はとても良かった

人をいつくしみ、

山をいつくしむ映画

壮大感と切なさが残る

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jung

3.5スタンダードサイズ

2023年5月5日
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鑑賞方法:映画館

ゴールデン・ウィーク中日(なかび)の新宿ピカデリー午前中回、少し遅れで開場時間の5分過ぎに着いた時のロビーはそれほど混んでいなかったものの、それは単純に番組のタイミングだったのかもしれません。基本、チケットは割と早めにオンラインで買う私ですが、本作、公開館数が少ないとはいえ意外な客入りに若干驚きました。由来の通りの「黄金週間」、いよいよ映画館にも本格的にお客さんが戻ってきたのかもしれません。
さて本作ですが、イタリアの作家パオロ・コニェッティの自伝的小説の映画化であり、脚本もいい意味で小説っぽさを残しています。語られていることは「人生」であって、言ってみれば日常(生活)の連続で特別なわけではありません。しかしながら雄大な山々を相手に躍動的に遊ぶピエトロ(ペリオ)とブルーノの少年時代。(ピエトロの)父の死を機に再会し、二人で建てる石壁の家。そして、それぞれの道へ進みつつも二人にとって重要な場所である山。更には山を通して亡き父を想うピエトロなど、その美しい風景を大きなスクリーンで観る意味は大きいです。ただ、映画が始まってすぐに気づいてやや意外に思えたのは、アスペクト比がスタンダードサイズと言われる横縦比1.33:1(4:3)を採用している部分でした。でも観始めると、焦点であるべきはやはり人であって、その背景に気を取られ過ぎずにしっかりと物語が入ってきます。そしてそのせいか、久しぶりに(まだ未読である)原作を読んでみたいと思える映画でした。そういった意味でも、家庭用のテレビではより小さめなサイズになってしまうことを考えると、劇場で観なければ作品の良さが伝わり切れない気がします。
お国柄関係なく、男性の方がどうも夢見がちなのかもしれませんが、そこに「山」なんてロマンティック要素たっぷりな背景が絡んでくると、ついつい拗らせたり惑ったり。自分は山なんて殆ど縁遠いにも関わらず「何か解るよ」と思ったり、或いは思いたかったり?
異国の風景を通して、いつしか自分を省みながら郷愁を覚える、そんな作品です。良作。

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TWDera