ザ・ホエールのレビュー・感想・評価
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大事な人を亡くしたチャーリーが自分を
見失うストーリーでした。
喪失感や寂しさから、摂食障害になり
感情のコントロールが出来なくなる姿が描かれていました。
オンライン授業で教えていた生徒たちに
自分がいなくなり後任の教師がきて
方針や教え方が変わっても、客観性ではなく
独創性に文章を書くことを望んでいるように見えました。娘を愛して絆を取り戻したかったけど、神の導きなどなく、ホエール
人間に捕まえられた鯨のように感情を無くしてしまう、消し去りたい過去だけど
愛した家族がいたことだけは揺るぎない事実だと言い遺したように見えるストーリーでした。
無理。つまんなかったよ。
前半ホラーに流れるようなBGMで面白そうなんだけど全く違いつまんない。
簡単にまとめると巨漢デブさんの1週間の話し。発展的な内容もなくずっと辛い絵を2時間観させられただけ。。。
登場人物も友人の看護師と娘と見知らぬ宣教師が主で、最後に嫁。
あー観なくていい映画でした。
余命わずかな272キロの男が 娘への無償の愛を紡ぐ最期の5日間 壮...
余命わずかな272キロの男が
娘への無償の愛を紡ぐ最期の5日間
壮絶な心震わすヒューマンドラマ
鬼才 #ダーレンアロノフスキー 監督
『マザー!('17) 』以来5年ぶりの作品は
舞台劇の映画化
主役を演じた #ブレンダンフレイザー
メーキャップに4時間
45キロのファットスーツを着用し
チャーリーの巨体を作り上げた
舞台劇のような
室内だけで展開される5日間
心を病んだチャーリーが
最期に見たかった景色
見られた光
フレイザーの驚嘆すべき演技に拍手
心の隙間を食べ物で埋めたかった。
最初に彼が立ち上がった時、これは本当に鯨だわ!と思った。大海原を漂う大きな鯨。
心と体は一体化する。
重く引きずる肉のように溜まり続ける心の澱。消えない悲しみと、その心の隙間を食べ物で埋めた代償としての脂肪。
どうにもならない心と体を最後にフルに動かしてでも、彼が得たかったものとは。
何度も涙の波に襲われたけど、最後も我慢できなかったねー。
体が大きすぎて家から出られないという設定なので、本当に背景は家の中だけで、外から人が入ってきてそれぞれの人間ドラマが繰り広げられるのだけど、言われるまで家の中だけだったことに気づかなかった。
回想シーン以外は全部家の中!
その回想も同じ場面だけだから、本当に家の中だけの話だったんだなと今新たに感動しております。
あの中だけで繰り広げられていたとは思えないほど、色んなものが大きく見えたわ。動きも展開も人と人との感情のぶつかり合いによる場の空気も十分に見せてくれたなあ。
セイディちゃんはストシンしか知らなかったので、常にイラつき全てを踏み倒して行く思春期の制御不能なパワーをすごく上手に演じててすごかった。
主演のブレンダンと十分に張り合ってるように見えた。
『My 600l-lb life』が好きで娘とよく観ているんだけど、皆大きくなる理由が家庭内での愛が足りなかったことが多い。
彼も大きな愛の喪失から大きくなったわけだけど、結局ここまで体も大きくしてしまうというのは、自分の体を大事にしていないことにもなるのでやはり心と体は一体化しているんだなあと改めて思った。
娘には自分を大事にできる人間に育って欲しい。
今年の主演男優賞はブレンダン・フレイザーだな
とにかくブレンダン・フレイザーの演技が素晴らしかった。
チャーリーは歩行器なしでは歩くこともできないくらい超太ってるんだけど、そんな姿になってしまうほど愛するアランの死がショックだったんだな…娘のエリーのことも本当にずっと想い続けてたんだな…ということが、アランのことを話す時の表情やエリーを見つめる眼差しからひしひしと伝わってくる。
こんなに太ってて死にそうなのに悲観的にならずに笑顔を見せるチャーリーが可愛らしかったけど、大笑いしたあとは必ず咳こむからそれが逆に体調の悪さを際立たせて心配になった。
リズ役のホン・チャウとエリー役のセイディー・シンクの2人もすごくよかった。リズもエリーもアル中ママも眞栄田郷敦似の宣教師くんもピザ配達員も、登場人物がみんなどこか思いやりがあって、明るい話ではなかったけど見ていてほっこりした気持ちになれた。
チャーリー先生が言っていたように正直に感想を書くことが大事なのであれば、この映画を見て僕が思ったのは「ブレンダン・フレイザーが主演男優賞とるだろうな!」である。
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