虚栄のかがり火のレビュー・感想・評価
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豪華キャストですね
監督~ブライアン・デ・パルマ、出演~トム・ハンクス、ブルース・ウィリス、メラニー・グリフィス、モーガン・フリーマン、子役にキルスティン・ダンスト。
この豪華なメンツをみてくれ~い。やっぱりデ・パルマだけあって、「カリートの道」を思わせるゴージャスな雰囲気。ドラマチックだけどこの話は、わりかし軽めかな。富や名声にむらがる人々、人種差別や障害すらも儲けのネタにする人々。そういう輩はたしかにいっぱいいる。それに対する怒り、「法こそ正義だ!」と大きな声で言う正義の象徴がモーガン・フリーマンだ。まだ若い彼に、この役はとてもよく似合う。
あと、音楽担当がこれまた私の好きなデイブ・グルーシン。マッコイとファローが地下鉄でしみじみ語り合うシーン、あそこでふんわり流れている音楽、まさにグルーシン!80年代!という感じでシビレます。
ラジー賞ノミネートってほどでもない!
同乗していたマリアが新たな愛人と逃亡する災難が一番ショックだろうな。その時に運命は決まっていたのだろうけど、話を面白くしようと努力した結果、逆につまらなくしてる・・・
幽霊新聞記者 人気作家ピーター・ファロー WASP 人種差別 ジャパズ・タマーリ チョン・ウォン ロドリゲス おもしろい小ネタがいっぱいあるのだけど生かしきれてない。考えさせらることは多く、この感想を書くために言葉を選んでいたら、ラストでモーガン・フリーマン判事が全て代弁してくれた。ヒーローがマッコイだと語っていたけど、判事がヒーローでしょ・・・
メラニー・グリフィスはほんと酷い役でした・・・お疲れ様。
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