BLUE GIANTのレビュー・感想・評価
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JAZZは大人の音楽
と思っていたけどこんなに熱いとは。最初大の息継ぎの音が気になったけど途中から一緒に息してるような気持ちに。演奏の音と映像が素晴らしかった。
音楽はすごく良かったけど、、
原作既読。ドルビーアトモスにて鑑賞。
原作が大好きだったので、正直不満が強い。
【良かった点】
・音楽
他の方もコメントしているように、本当に良かった。
ジャズに詳しくないがサントラ買うつもり。
音楽を聴くだけにでも映画館に行ってほしいぐらい。
・アニメーション(3DCG/ラストライブ除く)
映画オリジナルの演奏表現も多くあったが、熱量が伝わる表現で良かった。
【悪かった点】
・シナリオ
尺的にやむを得ないのかもしれないが、要所というか名シーンは入れつつも、全体的にカットされ過ぎ。
仙台編や各登場人物の心理背景や経緯をガッツリ削ってるので、物語の進行や人物の登場に違和感がある。
個人的には平さんがただの気まぐれおじさんにしか見えなかった。
また、個人的にラストは本当に改悪。
原作ラストの評価が荒れたことによるフォローのつもりだったのかもしれないが、アレはない。雪祈がピアノを弾けないことに意味があったはず。商業的ご都合主義ラスト。
・アニメーション(3DCG/ラストライブ)
事前情報の時点で恐れていたが、予想以上。
それ以外のアニメーションが本当に良く、興奮している所に急にヌルヌル現れて水を差す。
また、ラストライブのアンコールの時の演奏表現は少しやり過ぎな気がした。いきなり抽象的な表現過ぎる。
オシャレ&カッコイイ♪
それぞれの目指す場所は違うけど・・・大、雪祈、玉田、3人で組んだBANDの名はJASS、JASSの演奏を見た色々な者達を虜にしてく男3人のストーリー。
一軒目に入ったJAZZ BAR、BARの女性マスターがレコード選ぶシーン、選らんだレコードに対し、大のセリフ「今日の天気の気分な選曲・・・」女性マスターの「何で天気の気分でこの選曲って分かったの?」というシーンが印象的で作品に一気に引き込まれる!
大が演奏するサックスに折れた枝と空き缶でリズムをとる玉田、合わせて演奏する楽しさを知りドラムを始めるきっかけに。
経験者二人に必死に追いつこうと頑張る姿は良かった!
頑張ってはいるがつり合えてない演奏時の関係性。見る人が見たらわかる演奏の腕。そんな未熟な玉田だけど、そんな彼にも応援してくれるファンが。
豆腐屋のオジサンなんだけど2回目?3回目?のライブ終わりに「以前より良くなってるよ」の一言は印象的で泣けた。
雪祈の代理のピアノのソロ、JASSでの片手が怪我しながらのソロは涙止まりませんでした。大のサックスソロ、あと心の強さ、引かないで前へ進もうとする姿勢は熱いね!!
劇中の合間に流れてたJAZZのBGMもオシャレでカッコ良かった!
エンドロール終わっての大が雪祈へ言ったセリフ「俺が一番のファンだから」は、勘弁してくんないかな!(笑)
泣いて劇場出れないよ~
てかこの作品ホント観て良かった!!
激アツアニメ
映画館にてDolby鑑賞
漫画の頃から好きでアニメ化は気になっていたが、個人的にはテレビアニメなどでやる方が向いている作品の気はしてたので少し見るか迷ってた作品
結果としては映画館で見て大正解だった😄
選べるならDolbyをお勧めする
JAZZのライブ観がすごい🎷
漫画でもずっと言われるJAZZが激しいというのをちゃんと再現している
ただ高校時代の話とかはあまり絵が描かれないので少し説明たらずに感じる
やはり時間的に2時間に押し込むには少し無理があるかなぁ
またライブ時のCGがぬるぬる動いている感が慣れるまで少し時間かかる
スラムダンクの時も結構気になったが、もうヌルヌル無しのアニメ映画はないんだろうか💧
最後のユキノリのシーンは涙なしでは見れない😭
しかし改めて映像で見ると
轢かれた直後くらいやから左も痛くて動かんやろと思ってしまう
結構ぬるぬる身体揺らしてたし笑
前編にわたり熱い音楽と熱量に満ち溢れてる映画館なのでスポ根好きな方やJAZZそんな好きちゃうよっていう方もぜひ見てほしい映画です🎬
ライブの高揚感を感じる
マンガは未読。物語は複雑ではなく音楽を描くことにこだわった作りをしている。
その音楽(ジャス)の演奏シーンを中心に楽しさ、情熱を描き、音楽好きな方なら誰しも一回は体験したことのある様なライブでの高揚感を感じさせてくれるライブシーンの臨場感をすごく感じ、その音楽とマッチしててとても良かった。
ただドキュメンタリーの様な途中に入るインタビューは必要だったのだろうか。そのシーンは要らない様に思えた。
彼らがどの様な人物でどう生きたかを描きたいなら、それを映像で描けば良いのだし。
面白くはあったのですが‥
(完全ネタバレですので鑑賞後に読んで下さい)
周りの評価が高く見に行ってきました。
そして噂に違わず、ある水準を超えた確かに優れた作品と思われ、個人的にも面白く見ました。
ただ残念ながら、以下の3点の私的なマイナスがあって個人的には傑作とまでは思えませんでした。
その点は逆に申し訳ないと思われました。
1点目のマイナスは、特に主人公の宮本大(声 山田裕貴さん)のジャズの演奏場面で、こちらがこれは優れた演奏だなと【思う前に】、彼の吹くテナーサックスが光り、演奏を聴いている人や観客の方が驚きの表情を浮かべる場面が多かった点です。
私はジャズについて詳しくないので特に、1音や1小節ぐらいでは演奏についての感想はまだそれほど起こっていません。
なのでアニメーション映像でテナーサックスが演奏後すぐに光る表現や、個人的には早い周囲のやや大きな表情は、演奏の素晴らしさを押し付けているように感じて、私には表現が過剰に思われてしまいました。
演奏し始めは普通の映像や周囲の表情でまず音を聴かせ、サビや演奏のクライマックスで今回の光や周囲の表情で良かったのではとは思われました。
2点目のマイナスは、今回のジャズ演奏のアニメーション動きの一部が、おそらく3Dアニメーションで作った映像だと思われたのですが、そこだけが他と違って不自然になめらかで違和感を感じた点です。
私達は映画『犬王』や『すずめの戸締まり』、そして3Dアニメーションとして『THE FIRST SLAM DUNK』の(それぞれ内容としては別の私的感想はあるのですが)アニメーションの動きとしてはそれぞれある水準を超えたアニメーション映画をここ最近でも見ています。
すると映画として傑作に思える為には、それらのアニメーション映画の水準を動きとして同等か超えていなければどうしても傑作に思えない観客としての欲ボケが残念ながらあります。
この映画『BLUE GIANT』は、演奏場面としては残念ながらそれらのアニメーション映画からは落ちると個人的には思われました。
3点目のマイナスは、主人公の宮本大の演奏の素晴らしさは分かったとして、では彼が伝えた音が何だったのかいまいち私には伝わらなかった点です。
主人公の宮本大はたった3年でジャズを良く知る人や演奏者や関係者のプロをうならせるプレーに到達しています。
その間の練習量の凄まじさは確かに想像を絶するものだったろうと思われます。
しかし一観客の私にとっては、演奏は手段であって、彼がまず表現したいものがあり、それを実現表現するための演奏手段なのではと思われています。
主人公の宮本大は(私の記憶が違っていなければ)「ジャズは熱くて激しい」「深くて自由」と言っていたと思われます。
しかし、何に対して「熱くて激しい」「深くて自由」なのかは私には共感をもって描かれていたとは思えませんでした。
仮に人生の困難さに対して「熱くて激しい」「深くて自由」なのであれば、もっと演奏は屈折しその混沌からの脱出を音として表現される必要があったのではと思われました。
宮本大の演奏はあくまで強く真っすぐで「世界一のジャズプレイヤー」という曇りのない直線的な主張で、残念ながら私のような観客には共感をもって刺さる音(表現したい内容)ではなかったと思われました。
逆に、ドラムの玉田俊二(声 岡山天音さん)の表現したい内容は、宮本大のテナーサックスや沢辺雪祈(声 間宮祥太朗さん)のピアノの演奏に素人ながら到達して2人と共に演奏したい思いがあふれていて、私にも共感出来る内容だったと思われました。
しかし玉田俊二は結局はプロのドラマーになれなかったとの描写が最後になされています。
これに関してもなんだかな、とは私には正直思われました。
この映画は、もしかしたら主人公の宮本大のような真っすぐで熱い思いを持っていることが曇りなく大切だと思っている人には、もしくは身近でそういう人がいることを知っている人には、十分刺さる映画なのではとは思われました。
しかし私のような観客からは、映画の中で挫折のない宮本大の描写では、彼の主張に小さくない疑問が湧き上がるのもまた事実だったとは思われました。
そういう意味では、私はこの作品には向いていない観客だったなと申し訳なくは思っています。
しかしそれを差し引いても、音楽を担当した上原ひろみさんの音や演奏はやはり素晴らしく、ストーリー展開としても骨太な映画であったのも一方で事実だったと思われました。
私のように突っ込んで見ることがなければ、普通に面白い作品だったと一般的には思われる作品になっているとも思われました。
すごかった
皆さんのレビュー同様
特にライブのシーンが良かった
アニメなのに、サックスって金属に息を爆発させるように全身の力で吹き込んで振動させてるから鳴っているのかも~っというような質感を感じれた
湿気や乾燥の表現も良かった
特にコンピューターで人形を動かしているようなシーンでない箇所
ウェイキングライフ(昔のアニメ映画)みたいに
とろけちゃったり、はぜちゃったりする官能的なシーンが良かった
とはいえ、全部あんなアニメで構成してたら
いつまでたっても完成しないだろうし
効果的にはさまれていて
メリハリ的にもちょうど良いのかも
ドラムソロのシーンなんかは
コンピューター感はあったものの
動きと叩く箇所が音とちゃんとシンクロできちゃってる気がした
アニメのキャラが演奏しちゃってた、、
ディズニーのパレードくらい
動きやキラキラと音がシンクロしてて
生理的にたまんなかった
音楽のアニメは興味が無かったけど
やられてしまった
主人公以外のストーリーが良かった
老舗ライブハウスオーナーのお説教が
迫力ありすぎて自分の事としてくらった
風潮として、青春に怪我や事故、人の死をあてがう物語が多いように感じるので、ちょっとげんなりしたけど、前向きな展開もちゃんと用意されていたので救われた
彼のためにも、安全運転しようと肝に命じた
凄まじい作品!劇場で今すぐに見るべき!
ライブが素晴らしいのはもちろん脚本もとても良かった。四分の一をライブシーンが占めているにも関わらず10巻を2時間にまとめるのは至難のわざだったと思うがけしてストーリーを外すことのない完璧な取捨選択がされていた。成長や葛藤を玉田、雪祈にふり宮本大を超人的なキャラにすることで仙台エピソードをバッサリカットしても初見にも全く問題のない話運びになっていた。一瞬挿し込まれる過去のワンシーンもまともな理解力の有る観客なら察しがつくだろうし原作ファンにはサービスにもなっている。スピーディな展開でも彼らが壁にぶつかり血が滲むような努力する様はしっかり描かれているから見ているこちらはどんどん思い入れが深くなる。己の傲慢さを指摘されそれを受け入れ内臓がひっくり返るようなソロにたどり着いた雪祈、ハイハットすら知らないど素人からはじまり天才二人に挟まれながらスティックがボロボロになるまで練習を積み重ねた玉田、氷を触っているに等しい真冬のサックスを永遠と吹き続ける狂気のような情熱をジャズに傾ける宮本、そりゃ彼らが大舞台に立ってあんな凄まじい最高の演奏すれば涙腺崩壊します。あのキャラ、音楽の熱量の原作完全再現(個人的には原作以上)といっていいライブをみたらCGがどうのなんてどうでもよくなる。ドラッギーな演出もジャズという感じでたまらない。爆音と映像で脳みそが揺さぶられるようだった。CGのような明らかにマイナス点もあるがその他の要素があまりにも素晴らしすぎる。映画とは総合芸術でありアニメ映画としては落ちる部分があったとしても音楽映画として、ライブ映像としては最高なのではないだろうか。CGが−50点、その他の要素5億点なのでもう無いようなものだ。
最後の改変もクライマックの盛り上がりをラストに持ってくるには雪祈が一人でso blueに立つよりも効果的だし、その結果大舞台に立てないまま終わってしまう彼の救済としては素晴らしい演出だったと思う。観客としてもトリオでの演奏で気持ちよくエンドロールを迎えることができた。つまらないリアリティよりエンターテイメントとしての完成度を優先させた制作陣には拍手を送りたい。
映画館にいたはずなのに
映画館に映画を見に来たはずが、いつの間にかジャズクラブにいた!!!
そう思わせるほど演奏シーンのクオリティが素晴らしかったです。
楽曲演奏はJAZZの世界ではトップクラスの方々が名を連ねているので当然最高の音です。
物語の展開は駆け足ではありますが、演奏シーンでそれぞれの成長や挫折を描く事で決して物足りなさを感じることはありませんでした。
アニメーションのシーンとCGシーンとの繋ぎ方が少し気になりましたが、クライマックスのSo Blueでの3人揃っての演奏シーンは思わずスタンディングオベーションしそうになるほど胸を熱くさせるクオリティでした。
今作で終わらず原作の続きも映像化してほしいです。
原作を読んでいても、読んでいなくても◎
まず、約10冊分の内容を分かりやすくこの短時間で表現したことに感服。
そのために仙台での出来事は端折られたわけだけど、それを上手く師匠のインタビューでカバーしていたと思う。
演奏シーンでは映像が音楽に負けていると思ったけど、最後のライブでそれも納得。
雪祈のピアノが圧巻!! さすがでした。
ライブの映像が途切れた時に思わず腰が浮いた。残念ながら、羞恥心が勝ってしまったけれど。
漫画を読んでいるなら頭の中で補足できる。
そして読んでいない人も楽しめるし、きっと漫画を読みたくなるはず……
これから漫画を読む人は、漫画を読みながらあの音楽が頭の中で鳴り響くのか。それはそれで羨ましいなぁ。
さーて、そろそろドイツ編読み始めるか!
やはり無理がある
映画化にあたり、東京編のみで一作品にまとめるのは無理があると思った。
まず、主人公である宮本大固有のエピソードがほとんどなかった。
仙台編を端折ったせいでジャズプレイヤーを目指すきっかけや努力の軌跡や家族との絆などのバックボーンの説明に乏しく、むだに前向きで独りよがりな安っぽい少年漫画の主人公のように見えてしまった。あらためて東京編は大ではなくユキノリと玉田の成長物語なんだなと思った。
また最後の脚本改変も良くない。
原作では不幸な事故のあとユキノリの口から解散を切り出させたことにダイが激しく自己嫌悪に陥り、そこからの海外への挑戦を決意するという流れが感動を生むのに、妙な達成感、前向きな解散からの明るい海外渡航になっている(悲しい事があっても後ろを振り返らず「へでもねっちゃ」と自らを鼓舞するのが良かったのに)。
そもそも車にはねられて重体の患者が2日であんなに元気に演奏できる訳がない。バキの死刑囚編の加藤清澄じゃないんだから。
良かったのは劇中のオリジナル曲である『FIRST NOTE』と『N.E.W』が実際の曲として(しかもかなりカッコ良い)聞けた事と、間宮祥太朗のユキノリ役が思いのほかハマっていた事くらいか。
海外編は映画の尺でまとめるとエライご都合主義展開になるから続編は無理だろうなあ
評判以上の作品だと思うし、十分楽しませてもらいましたが……
原作未読で、評判以上の作品で十分楽しませてもらった上でですが、あえて下記2点は指摘したいです。
・彼らの未来の予期させるようなインタビュー映像風の演出
・クライマックスでの交通事故起因によるメンバーの離脱
前者はある程度のボリュームの原作を2時間にまとめる上で、効果的と思って映画版スタッフが付け加えたものでしょう。彼らの成功が物語の延長線上に見えていることは十分承知ですが、その証言を早めに入れすぎていてシラけます。さらに、玉田が早々に後のトリオから離脱することをあのタイミングで知らせる必要はないはずです。
後者は原作がそうであったのでしょう……、それを予期させる展開や演出もありましたが……、一本の作品としてすっきり見れないです。
作品のクライマックスの盛り上げとJASS解散のために、作中の人間とはいえ、一つの才能を都合よく潰したようにしか見えないため、最悪の展開です。
左手でピアノを弾いていたユキノリと出会い、左手でピアノを弾いていたユキノリと別れる、という意味で美しく物語的にも一致しますが、演出の手段としては非常に安易と指摘せざるを得ません。
後、ダイジェスト的展開のせいか、大のことがあまり好きになれませんでしたね。これは原作を読めばいいのでしょうが、上記のような展開を知っていて読む気は起きません。
原作既読未読関係なく、3DCGがショボくても見ておくべき映画
原作未読、映画情報一切入れずに見てきました。
見てすぐ原作全部読んで
2回目見てきました。
まず3人の声が俳優さんだというのを
後で知って驚きました。よかったです。
ストーリーは2時間の中に収めることを考えたら
かなりパッチワークされてますが妥当なように思います。
ただ師匠とのやり取りがなく、「半年レッスン受けた」という大のセリフと
インタビューでしか出てこないので、どうしても大の演奏の裏付けが
乏しくなってしまい、初見はちょっと違和感ありました
(そもそも師匠なんだって、ちゃんとわかってなかった)。
あと、沢辺の So Blue のライブが Cotton's に変更されてたのは
よくよく考えてみると、沢辺が先に So Blue に出て、JASSとして出ないと
上原さんのJASSとしての演奏が So blue で流せないし、
原作とは違って、最後のライブが映画の見せ場なので、
音源的には別撮りでしょうから、多分2人の演奏として流すこともできるんでしょうけど、
最後のライブのシーンが盛り上がらないから演出上しかたなく
変更されたんでしょうね。
ただ、車に正面から直撃されて数時間手術で生死をさまよった翌日に
病院脱走して演奏っていうのは、流石に無茶が過ぎて違和感ありますがw
まあ実は弾けます、弾きますの方が盛り上がりますからね。
しゃーないのかなーって思います。
音楽は素晴らしいですね。
普通にライブ感覚で音楽聴くためだけに
見に行っても良い、というか行きたいクオリティだと思いました。
So Blue は、ロビーとかフロアの様子とかかなり実際の雰囲気出てましたね。
ライブシーンでは1曲目終わりに普通に拍手しそうになりました。
映像は誰もが感じるんじゃ無いかと思いますが、
演奏シーンの3DCGは違和感ありすぎで、いらなかったように思います。
THE FIRST SLAM DUNK 見た後でというのを差し引いてもひどい。
リアリティを上げるために入れてるCGの方が
手書きより違和感あって、むしろリアリティを損ねているってのは
シャレにならない。。。
THE FIRST SLAM DUNK の井上監督は
3DCGしか選択肢が無いけど違和感出たら意味がないということで
徹底的にリアルを追求されたようですが
映画見た感じ、引きで演者を同時に動かさないとってシーンもそんなになかったし。
シンバルのアップとか、客席からステージ上がるところとか、
そこCG必要なの?って正直思いました。。。
大はまだマシだったように思いますが、
沢辺とか首ふり人形みたいだったし、玉田も顔がへんてこでしたね。
そもそも原作は音無しでも読めるんだから
映像だって、というか映像こそ素晴らしい音楽があるのだから
運指とか演奏をきっちりかっきり動かそうとしなくても成立した気がします。
もしかしたら、動きの再現の為というよりも
アニメーターの負担軽減や納期、予算の問題なのかも知れませんが。
全体的にとても素晴らしいだけに
あの違和感は、本当にもったいなさ過ぎるように思いました。
残念。
悪くは無いが解釈違い
ジャズが好きだと公言しているジャズにわかとしてぜひ見なければ行けないと思い、見に行ってみました。
正直もっと渋いものを期待していたので、自分の予想と大ハズレだったことにまずびっくり。そして演奏がぬるぬるCGだったことにまたびっくり。
主人公がなぜジャズが好きなのか、玉田がなぜジャズを続けているのか、なぜSo Blueに来た観客たちは泣いているのか。
ジャズに高い敷居を感じる大衆たちにジャズとは何なのか、という答えをくれる映画ではありませんでした。
強いて言うなら「ジャズって、なんかいいな」が答えだったのかもしれません。
宮本のテナーサックスというエネルギーの塊をひたすらただ塊のままに観客にぶつけていた、というのが終わってみての感想です。
それがジャズなのかもしれませんが、私にとってのジャズではなかった。それが映画終わりに感じた空虚の原因なのかもしれません。
これ以上言ってしまったら、大衆の目に触れさせるものではありませんのでネガキャンような表現はこれにて失礼します。
演奏時の演出はとても面白かったです。
先程述べたエネルギーの塊をとても感覚的に、情緒的に、ダイナミックに表現していました。泣きはしませんでしたが、観客が思わず聞き入ってしまうものだと思います。
またその演出が、上原ひろみの音楽をより視覚的に表現し、わかりやすさを産んでいたと思います。
あのダイナミックかつ唯一無二な演奏は、「わからなーい」の一言で済まされてしまいがちだと思います。それを一言で済まさせない、上原ひろみを私たち一般人の分かるところまで翻訳してくれる演出だったと感じました。
音楽に関して素人の私が言うことはありません。ピアノソロ覚醒後の演奏時は、まさに今そこで上原ひろみが弾いているような幻覚に陥りました。
見に行っておいて良かったな、と帰り道に感じられる映画でした。
音楽最高、作画やらかし
音楽最高です。画面に合わせて思わず拍手したい位でした。
作画とセリフが違ってました。アニメはサッカー部に所属してるかのような回想が有りましたが所属はバスケ部と発言していました。原作改変ではなく、作画担当が間違えただけだろうね、コレ。いくつかのシーンを脳内でバスケに変換してもセリフ違和感はなかった。なので星-1。
最高のジャズライブ映画!
映画館にて。
大好きな漫画の映画化。
音楽に不安はあったけど、
観た結果、、最高の時間でした!
上原ひろみ、、すごいな、、。
アニメだとどうしても動きのぎこちなさは残るけど、
それにしても熱いライブ映像、演奏だった!
何回も読んでストーリーはほぼ覚えてるけど、
やっぱり感動してしまったなぁ。
何より漫画では実現しなかった、
ソーブルーでの三人の演奏が見れて泣き崩れました、、笑
青の意味
赤より温度が高い。なるほど。
評価は変えないけど、不穏なフラグと辛いドラマ、がないと落ち着くところに落ち着かないかあ。
どっちにしろ「青い」ステージになったと確信する。
メモ
・雪祈の声は誰が演じているんだろうと思ったら、間宮祥太朗さんか!素敵でした。雪祈の繊細なピアノは上原ひろみさんでしたか!
・大のマインドセットは凄い。
・玉田みたいなチームワークの人も必要。
・成長って尊いね。
(2回目鑑賞後の追記:改めて見ると、玉田上手くなりすぎ笑)
・漫画も読んでみたい。
スケッチ・オブ・トーキョー🎶🎷 素晴らしすぎる楽曲と、PS2レベルのヘボCG。
ジャズに命を賭ける青年たちの姿を描いた青春音楽映画。
仙台出身のテナーサックス・プレイヤー、宮本大を演じるのは『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』『万引き家族』の山田裕貴。
クールなピアニスト、沢辺雪祈を演じるのは『帝一の國』『翔んで埼玉』の間宮祥太朗。
大の友人で初心者ドラマー、玉田俊二を演じるのは『セトウツミ』『帝一の國』の岡山天音。
ー以下、「ソーブルー」平さんの評。ー
声優。
彼らは初心者ですね。
アドリブもなく、ただ必要最低限を演じる。がー
一生懸命演じてはいた。技術不足だけど好感が持てるアクトでした。
作画。
面白いと思いました。
全力で前に出ようとする強さが絵にあるし。
演出も独特でアタックしてくる太さがある。
面白い…作監の将来は気になるな。
3Dアニメーション。
全然ダメだ。
小手先の技術の連続。鼻につく演出。
面白くない。
何一つ面白くない3DCG。
このアニメの3DCGは、つまらない。
『BLUE GIANT』は日本一の漫画と自負してるんだが、君、バカにしてないか?
バカにしていないとしたら、なぜ本当のアニメーションをやれてない?
君は、おくびょうか?
調子に乗って、それで良いと思ってるのか?
全力で自分をさらけ出す、それがアニメーションだろ。
内臓をひっくり返すくらい自分をさらけ出すのがアニメーションだろ。
君はアニメーションができないのか?
ーーーーーー
うーん、さすが平さん。厳しい意見ですね〜🤨
まぁでも、私も大体こういう感じの感想ですハイ。
原作は「ビッグコミック」連載の同名漫画。
第一部(仙台編&東京編)、第二部(ヨーロッパ編)、第三部(アメリカ編)と続く、現在でも絶賛連載中の大人気作品であります。
本作はその東京編(4〜10巻)をアニメ映画化。
この漫画の人気を決定づけた、一番面白いパートっすね。
仙台編をすっ飛ばしているため、大のパーソナリティーが掴みづらくなっている印象はありましたが、物語の流れ的には違和感なし。
原作エピソードの取捨選択も上手く、単行本6.5巻分の情報がピッタリ2時間に綺麗に収められています。
ジャズがテーマの作品ということで、もちろん劇伴もジャズってます。
本作の音楽を担当したのは、グラミー賞受賞経験もあるスーパージャズピアニスト、上原ひろみ!✨
私は一度彼女の演奏を生で鑑賞しましたが、いやー凄かった!その時のドラマーが「TOTO」のサイモン・フィリップスで、これがまた良かった!!…が、今は関係ないですね^^;
「JASS」はオリジナルの楽曲をプレイするバンドだが、その楽曲を書き下ろしたのも上原ひろみさん。
「FIRST NOTE」や「N.E.W.」など、原作では想像するしかなかった楽曲が本当に聴こえてくるんだから、もうなんか感無量…🥲今すぐサントラが欲しい!アナログ盤で欲しい!!
上原ひろみさん作曲/演奏の楽曲を大音量で聴く、それだけでこの映画を観る価値は十分にあると思います🎶
…にしても、超絶技巧に加え作曲能力まで。天は二物を与えてんなあー。
上原ひろみさんの仕事は素晴らしい。
ただ、正直言ってアニメーションのクオリティの低さがその素晴らしさを曇らせている。
ジャスバンドの映画なんだから、当然ライブシーンこそがいちばんの見せ場。
そのライブシーンのアニメーションがとにかく酷い!酷すぎる!!
演奏シーンの作画が超大変なのはわかる。わかるけどさ、あのレベルの低すぎる3DCGはなんなんだい?PS2の映像かと思ったぞ。
大や雪祈、玉田が命懸けで演奏してるってのに、そこをあんな腑抜けた画で処理して良いと、本当に思ってんのか!?
たまに入る2D作画パートは、画のクオリティ、演出共に素晴らしいので、その高低差で余計に不快感が増す。
あんなヘボCGを使うくらいなら、例えば出崎統監督の演出を見習って、止め絵を多用するとか三回パンで処理するとか、なんかそういう工夫で乗り切って欲しかった。
正直、この映画の3DCGは劇場でかけちゃダメなレベルだよ…。
もう一点苦言を呈すと、「ソーブルー」での雪祈登場というサプライズ。
これ、原作にはない完全オリジナルな展開な訳だけどさ。あんなデカいトラックに轢かれてさ、右腕もバキバキに折れてさ、その翌日にライブできるわけないだろっ💦サイボーグかお前は!?
ご都合主義なお涙頂戴的展開をやっちゃったせいで、リアリティのあるドラマが一気に陳腐なものになっちゃった。
原作とは違う展開で既読の観客を驚かせようって意図はわかるけど、こういう改変が一番鼻につくんだよね🌀
総評としては、まぁ『BLUE GIANT』の映像化としては及第点かな?という感じ。
情報の取捨選択が上手い、とは言ったものの、やはり長期連載作品を2時間にまとめてしまうと無理も出てくる。
具体的に言うと、時間の経過がわかりづらい、というか忙しない。いつの間に1年経ったの?とか、あんだけ罵倒したのに心変わりするの早くないっすか平さん?とか、細かいところが気になってしまう。
音楽は素晴らしいので、この映画のサントラを聴きながら原作を読む、というのが『BLUE GIANT』を楽しむ一番の最適解かもね。
色々と苦言も呈したけど、エンドロールに入るタイミングは完璧♪✨
最高に気持ちの良いタイミングでスパッ!と終わってくれる。
この終わり方は、同じくジャズを取り扱ったデイミアン・チャゼル監督の映画『セッション』を参考にしたのかな?とにかく最高でした♪
…ただ、この終わり方が最高だっただけに、続編への布石のようなおまけ映像は蛇足だったかな…と、結局苦言になってしまった😅
それだけ原作が好きなんだもん。仕方ないね。
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