劇場公開日 2021年11月26日

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ディア・エヴァン・ハンセンのレビュー・感想・評価

全242件中、81~100件目を表示

2.0知らない自分に出逢える映画…

2021年12月11日
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幸せ

自死した少年の両親から、親友だと勘違いされたエヴァン。悲しみに暮れる母を前に、つい嘘をついてしまったことから、一大事に発展してしまうが…といった物語。

そこそこ評価が分かれている作品ですが…、個人的に良かった点とそうでなかった点を網羅してみようかと。

□良くなかった点
コナーの追悼について。
あんなに人が集まっていたが、そもそも皆コナーを普段から放っておいていた人達なのでは…?勿論、合う合わないはあるからそれは全然良いんだけど、亡くなった途端いきなり…ってのはどうしても違和感を感じてしまった。

コナーの母親について。
ゾーイを見ていればわかるが、この母親、明らかなる長男至上主義者で…。歌にもなっていたが、ゾーイは彼女の正直な気持ちでいれば良いと思った。

トレッドの可愛い彼女について。
後半で彼女の起こしたある行動…。あれは悪い意味で本当に体中が熱くなってしまった。勿論コナーの為の善意なる目的があってのことですが、亡くなった人の書いた手紙を(実際は違うんだけど、この時点で彼女はそう思っていたわけで)ああする神経は理解できなさすぎる。

エヴァンのスピーチ場面について。
本作の目玉シーンであろう場面だが、これを言ってはおしまいですが、結局は全て嘘なわけで…。流れるキラーチューンが白々しく聞こえてしまい。。なんだかなぁ。そして観客側としては、コナーを良い所を粗観てないので…どうも何もかもがしっくりこないんですよね。。

□良かった点
エヴァンの母親について。
コナー両親とのシーンは少しグッと来た。彼女はプライドを持って、息子を想うからこそ、息子との時間も犠牲にして働いているのだ。そのうえでのあの提案。そりゃあそうなりますよね…。辛いシーンだけど、女手一つで子供を守る母親の強さと意地、そして哀しさを垣間見せてくれた場面だった。

トレッドの可愛い彼女について。
上述でこきおろしてしまいましたが、実は彼女にも色々物語があるようで…。元気で悩みの無いように見える人が実は…ってのは、リアルにあるものですよね。応援したくなった。

エヴァンのスピーチ場面について。
こちらも上述でこきおろしてしまいましたが、嘘とかはどうあれ、実際あれで非常に多くの人が救われたのは事実であって。白々しく聞こえたキラーチューンも、哀しい形ではありますが、結果として多くの人がひとりぼっちだったコナーを見つけたわけですからね。見方を変えれば、やはり名シーンなのだろう。

エヴァン自身について。
彼の嘘が大事になってしまったわけだが、全ては彼の優しさからなんですよね。誰からも見つけてもらえなかった彼が、嘘を本当にしようと、コナーを「探し」始めたことは、大きな意味があったのではないかな。

そして木登りについて。それほどまでの大きな決断をしても尚、木の下で誰にも見つけてもらえなかった…勿論、見つけてほしい為のパフォーマンスなどではなく、彼は本気だったわけだが。それでも、誰かが見つけてくれても良いじゃん…。エヴァンはどんな気持ちで日常に戻ったのだろうか。

それでも生きていくエヴァンの健気さよ・・・負けるなよッ!!

以上、ざざっとまとめました。

色々考察しても尚、やっぱり個人的に高評価に至らないのはワタクシ自身がちょっと曲がっているのかも。あとはミュージカル作品について、ここ最近のミュージカル作品が刺さらないのは、未だにグレイテストショーマンの衝撃を引きずっているのかな。。なんか無駄にハードルを挙げてしまっているのかも。反省。

メインテーマは良かったですね♪

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MAR

2.5結果的に強くなれたからよかったけど

2021年12月10日
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エヴァンのうそより、あの優等生ぶったアラナのほうが悪いと思うのですが。なんで寄附金集めるようなプロジェクトつくるのかとか、文化の違いを感じました。
日本にそういうのある?!

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みみ

2.0抵抗感を感じた

2021年12月10日
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ブロードウェイミュージカルを映画化した作品。ミュージカルは嫌いなジャンルではありませんがこの作品はかなり抵抗感を感じた。冒頭のミュージカルシーンから怪しい雰囲気が漂い眠気との闘いが長く続いて時間も長く感じた。
2021-194

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隣組

2.0良いところもあったけどモヤモヤ

2021年12月10日
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vvt76

5.0最初から泣きっぱなし

2021年12月10日
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最初の歌から最後まで泣きっぱなしでした。
自分の子どもの頃や、自分の息子と重ね合わせました。
周囲となかなかうまくいかない人や、周りに合わせるのに疲れた人に見て欲しいです。
今年一番良かったです。

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ささ

2.5思ってたミュージカルと違った

2021年12月10日
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コーヒー牛乳

3.0

2021年12月9日
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ごっとん

3.0嘘って

2021年12月9日
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誰も独りなんだけど
じわっときて良かったな

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たつじ

0.5エンタメとして捉えきれない

2021年12月9日
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主人公があまりにもサイコパス過ぎる

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ラハル

5.0親愛なるエヴァン・ハンセン

2021年12月9日
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あなたの取った行動や選択は
とても稚拙で愚かな行為でしたね。

でも、作品を見終わって
もう一度、自らと向き合える機会を
与えてくれた、、、
そんな映画でした。

ジュリアン・ムーア
エイミー・アダムスが作品に
深みを。
さすが名優⤴️⤴️

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まーぼー

4.0独りじゃない

2021年12月9日
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泣ける

難しい

待ってるだけじゃ誰も振り向いてはくれないけど誰かしらきっと振り向いてくれる。
自分もそう。

優しさのつもりでついた一つの嘘がどんどん上塗りしなきゃならなくなる。
嘘はいけない。って作品!?

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kazoo!

4.5泣いたわ。

2021年12月9日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

いやー、良かった!
ストーリー、歌、よしです。オススメします!
泣いたわ〜。予備知識とかあらすじは一切見ずに観に行ってほしい!
ミュージカルなので突然歌い出すスタイルなのはお約束。
歌もすごくいいし、出演者の歌がうまい(当たり前)
また主役のエヴァンハンセン役のベン・プラットがいい声してるんやー。
他の出演者のハーモニーも最高。。
サントラ買おうかな。。

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コップのサチ子

4.0観ていて辛かった

2021年12月8日
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友人の一人も居ない思春期の高校生が主人公。唯一の友人と思っていたのも片思いだったらしく、親同士が友人なだけと突き放される。で、自殺した友人の両親の勘違いから始まって、主人公の優しさからその両親に作り話をしてしまう。また周りにも期待されて、どんどん嘘が重なっていく。それにつれて、周りを巻き込みコトがどんどん大きくなっていく。このままでは抜き差しならないことになってしまうからもうそれ以上に作り上げた嘘話をするのは止めてくれ、あるいは、そんなはず無いと思いながらも、主人公やあの両親のためにもこのまま嘘がバレずにエンディングを迎えてくれ、と観ていて辛かった。高校1年の前半は友人が一人も居なかったのを苦しく思い出しながらの鑑賞で、久しぶりに主人公に自分を激しく投影。

ところで、それぞれの思いを歌にして表現するミュージカルなのだけれど、音楽にセリフを乗せてしまうと、せっかくの心情吐露が軽くなってしまうのではないか。心配事などこの世に無いわ、皆んな仲良し、鼻歌交じりに気分もハッピーというストーリーなら音楽に乗せてセリフを歌ってもらえれば、こちらもあら楽しや、気分上々となるのだけれど、割とシリアスな話の展開だし、ああいう歌仕立てのセリフはどうだろう。しかし、音楽提供者が共通するグレイテストショーマンも割とシリアスな話だが、あちらの歌はノリノリで気分良く観られたので、単に私の受け止め方が違っているだけなのかも。今回の映画は主人公への感情移入がすごく、ハラハラするばかりだったせいかしらん、音楽にノれなかったわ。ただ、歌仕立てのセリフも違和感まではなかったので、ミュージカルとしても出来は良かったのだと思う。

このまま進んで、どう始末をつけるのかと心配したが、最後も万歳三唱の無理やりなハッピーエンドでなく、ほろ苦さを残しながらのもので、ストーリーに似合ったエンディングで良かったな。星4つか5つで迷うところだが、鑑賞中が苦しかったのと、ミュージカル仕立てでなくてもと感じ、4つ。グレイテストショーマンと違って心に残る曲が無しだったのも残念。

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熱帯雨林

4.0素晴らしき現代ミュージカルが仕上がりました!

2021年12月8日
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知的

難しい

爽やかさや幸福感溢れまくるミュージカルでは決して無い…
冒頭から深刻で想定外の展開に10代、思春期のSOSが伝わるようだ

友達も無く母の勧めでセラピーを受け薬を常用
懸命に働く忙しいシングルマザーの母にも
孤独感を打ち明けられずに学校でも居心地の悪い日々を送る主人公エヴァン
そんな彼が憧れるゾーイの兄で変わり者扱いされるコナーに持ち去られた手紙から生まれてしまった勘違いが家族や友情…そして恋へと動き出して行く

偽りの中の希望と葛藤に揺らぎSNS時代の人間関係に問いかける現代的作品でもある
思春期の若者だけで無くどの世代にも見届けて欲しいと思いました

エヴァン役のベン・プラット
追悼式で彼が伸びやかに歌うユー・ウィル・ビー・ファウンドの繊細な表現力は見事!
全ての登場人物の心理描写を丁寧に描いているのも見応えあり
ジュリアン・ムーア、エイミー・アダムス、共演人も何とも贅沢過ぎ!!

シリアスな題材ではあるがミュージカルらしいポップかつ共感を覚える名曲は流石👏

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ねもちゃん

3.5嘘から生まれた奇跡…?

2021年12月7日
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悲しい

難しい

幸せ

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umekko

4.5おすすめ!あたたかい気持ちになれる作品。

2021年12月7日
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映画かあちゃん(毎日映画館へ通うギネスに挑戦中)

4.0ミュージカル仕立てのセリフ回しが効果的!

2021年12月7日
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歌って踊るミュージカルではなく、独白をプロットとして強烈に使うミュージカル仕立てのセリフ回しが非常に有効に使われて、一人ひとりの心理描写が良く理解できました。
普通の映画のように、会話の中から心理描写するのではなく、ストレートに自分の気持ちを独白するミュージカル仕立てがこんなに効果を発揮する場合があることを理解できました。
多分、この映画の何を言いたいか、何を防ぎたいのかに共感する人は多いでしょう。特に、今の20代より若い世代には大いに刺さる映画ではないでしょうか。
もちろん、若い世代の方々には私からお薦めしたい映画でした。

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Kazu

3.5残酷な真実はやさしい嘘で包んでしまおう

2021年12月6日
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ひょんなことから主人公エヴァンは自殺した少年コナーの親友と勘違いされる。
コナーの両親は「親友」エヴァンはきっと自分たちの
知らない息子の姿を知っていると彼に生前の様子を語ってほしいと迫る。
悲嘆にくれる両親の姿を見て、真実を伝える勇気を無くしてしまったエヴァンは、
コナーとの「思い出話」を嘘で作り伝えてしまう。
思いやりでついた嘘はコナーの家族・エヴァン以外も巻き込んで大きな事態へと発展していく。

1つ1つが力強いメッセージを持つ数々の曲と共に
群像劇として登場人物たちの心にある真実が表へと現れてくるので、
共感してしまう部分が多く、気がついたら涙が止まらなかった。
この涙は感動の涙とは違って、様々な感情が入り混じった複雑な涙。

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スクラ

3.5トニー賞に輝き何年もロングランを続けているくらいだから舞台はきっと素晴らしいのだろう。でも映画としては成功していない。うーん、ミュージカルの映画化は難しいなぁ。

2021年12月6日
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鑑賞方法:映画館

①私もメンタルヘルス(この呼び方はあまり好きじゃないけど)を患い、今も薬飲んでます。だから、この物語のメッセージもキャラクター達も他人事ではない。親のついた嘘にも傷ついた事があります(今では親の弱さも理解出来ているのでもう恨んではいません)。だからこの映画のミュージカルシーンにはことこどく泣きました(各曲の出だしがモロ『グレイテスト・ショーマン』と同じなのは微笑ましいが)。でも映画としては成功していない。何故だろう?②

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もーさん

3.5子供を持つ方におすすめ

aさん
2021年12月6日
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泣ける

冒頭の登校シーン、内気な主人公エヴァンの歌に対し周りの生徒は気にも留めず、彼の声は喧騒の中に消えていきます。
ミュージカルというジャンルは、脈略なく歌い出すように感じられて苦手意識がありましたが、このシーンは演出とマッチしていて好きでした。

後半、エヴァンと母親の対話シーンがありますが、子供を持つ方には特に刺さるものがあると思います。

スコアが上がらなかったのは、登場人物たちがどこか表面的というか、都合が良いというか、中途半端な印象だったためです。(いっそ思い切り嫌なヤツだと良かったのですが。)

ただメンタル的な問題を扱いながら、重くなりすぎずサラッと観られるのは、作品の感情を引きずってしまう一社会人としてはありがたいポイントでした笑 気になっている方は是非ご覧になってみてください。

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