ロックダウン・ホテル　死・霊・感・染のレビュー・感想・評価

ホテルで謎の殺人ウイルスの感染が始まり、廊下には感染者が倒れていた。臨月が近い妊婦のナオミ(釈由美子)は、モラハラ夫から逃げてそのホテルに宿泊していたが、身重の状態でウイルスに感染し廊下を這いつくばって逃げ道を探していた。また子連れの母子の夫からの逃走も描かれるという話。
見せ場のない釈由美子の無駄遣いに感じた。廊下を裸足で這いつくばって逃げる釈由美子の足裏ドアップが印象的だった。
もう一つ、DV夫から妻が娘を連れて逃げようとする話もあるが、これもよくわからん結末。退屈で締まりのないストーリーと感じた。
エンドロールの後にも映像が有るが、それでもスッキリしないのはなぜ？

新型のインフルエンザが蔓延する中、カナダのホテルで巻き起こる何事かのお話。

釈由美子主演？かと思ったら筆頭モブ？

アンガーコントロールが出来ない旦那、世界一トロいと旦那に言わしめる嫁、8歳の娘という家族が訪れたホテルで、嫁がとある計画を練る中で不穏な状況に巻き込まれていくストーリー。

いきなり感染だか発症している釈由美子演じる妊婦のナオミから始まり、4時間前からの出来事と現在の様子を行ったり来たりで、緊迫感か途切れてイマイチ…こうしないと冗長過ぎてもたない？
不気味で不穏な出来事は良いのだけど、前フリ？の通り主人公のトロいことwそしてテンポが悪いこと。

更には、えっ？終わり？という投げっぱなし。

エンドロール中キャスターが語る体でのナレーションが小出しに入り、なんとか少しはフォローした感じだけど残念過ぎた。

ただ、これが撮られたのがコロナ禍前だというのにこのラストのナレーション…後付けじゃなかったらこの皮肉なコメントは大したものかな。