劇場公開日 2021年7月30日

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返校 言葉が消えた日のレビュー・感想・評価

全62件中、41~60件目を表示

3.5終盤の整合性がちょっと

2021年8月4日
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鑑賞方法:映画館

Wikiを見るとゲームは男の子が主人公なんですね。映画は女の子の視点で物語が進行するので、終盤で「これは誰が見ている悪夢(または回想)なのか」がゲーム未体験者にはわかりにくかったです。これがもっと整理されるとラストシーンがより生きるように思いました。
それにしてもこの舞台になった1960年代は、日本以外の東アジアはみんな軍事独裁国家だったのですよね。中国、北朝鮮はいまだにそうですし、韓国も民主的な法治国家として正しく発展しているとは言えない。それに比べて台湾はこの映画の状態から半世紀も経たずに日本と並ぶ民主主義国家になったのはすごいと思いました。

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raumer

4.0ホラー…?

2021年8月4日
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鑑賞方法:映画館

原作ゲームはホラーなのかしらん。なんとも形容しがたい。ちょっとホラーでミステリーでサスペンス。統制下で自由のない人たちの人間模様でもあるし。誰の選択が正解だったか考えさせられる結末だったな。人間の強欲が招いた悲劇と思うが…。

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peanuts

1.5メリハリがない

2021年8月1日
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鑑賞方法:映画館

全体的に薄暗くて、現実と空想の境目がないのでのっぺりとしていて、ダラダラとしてしまった。
ただただ読書会のメンバーが可哀想な話に感じるた。

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パプリカ

2.5ゲーム「サイレントヒル」ぽいなと思っていたら

2021年8月1日
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内容をあまり知らずに観たので、韓国の日本人による言葉狩りの話かと思ったら台湾の1960年代の話で、国家の気に入らない本を読んだだけで簡単に殺される古代中国時代みたいな事をやっていた時代の学生達の話が始まりました。日本がその頃高度成長期真っ只中な事を考えるとひどい話だなと思います。
だからってホラー展開始まるか?夢の話だって最初にはっきり言うので恐怖感はないし、登場人物の心証風景を現すだけなら嫌に長いし、現実と悪夢を行き来するゲーム「サイレントヒル」っぽいなと思って後で解説みたらゲームの映画化らしいです。日本の太平洋戦争中をゲーム化したようなもので、日本じゃ絶対売れないと思うのですがお国柄なのでしょうか・・・。ホラーに寄るならもっと極端に、そうでないならしっかり現実に沿って描いた方がいいのかなと。自分にはちょっと中途半端に感じました。

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ガゾーサ

3.0セットは良し!怪物はナシ…

2021年8月1日
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鑑賞方法:映画館

国民党独裁政権時代の台湾を舞台に、禁書を巡る学園ホラーサスペンス。

正直、途中まで「これホラーにする必要あったか?」なんて思ったりしたけど、あの不気味な雰囲気が当時の暗黒感を上手く反映できていたのかも。

校内セットなど美術系は、横溝正史作品の様な世界観で良かったのだけど、時折出てくる〝あの怪物〟は何とかならなかったのかなぁ…
急にバイオハザードみたいになっちゃって…苦笑

ドラマパートも濃くて、ホラーテイストのサスペンスものっていう感じなので、怖いの苦手な方でも大丈夫かと。

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葵蘭シネマ

3.0期待値高めだったけど若干眠気が…

2021年8月1日
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ホワイトテロ時代をホラーゲームにし、それを映画化したという…当時に興味をもつとっかかりにはイイかも。どんな時も恋愛要素は必要なのね。

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Oyster Boy

2.0時間返して欲しい

2021年8月1日
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なに、この映画?

「返校」やなくて「返時」やわ。
久しぶりに時間返して欲しいと思ったわ。

大体、共産主義=自由という時点で話入ってこないし。

共産主義に自由なんか無いやろ。

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ただの映画好き

3.5#63 ホラーのようでホラーじゃない

2021年8月1日
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幽霊よりも本当に怖いのは人間の心という、人の心理をついたストーリー。

先生と生徒の秘密の恋の部分は、少女漫画が大好きな日本人ならキュンキュンしちゃう。特に見た目はイケてない先生だけどどこまでも紳士的な態度を見てると、こんな先生なら好きになっちゃうかもと思わせる。

楽しいのはここまでで恋心はやがて妖怪へと化していく。

言論の自由がないのは戦時中の日本も同様だったと思うが、処刑までしちゃうなんて酷すぎる。

いつか手に入れる自由を夢みて戦う同志達。この頃の彼らが今の香港を見たら泣いちゃうだろうな。

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chicarica

2.0わかりにくい。映像は悪くない

2021年8月1日
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絶対日本人にはわかりにくい。
オススメは絶対しない。
発禁本題材にしてもテーマが重すぎる。

女優さんは綺麗です。

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Yoji

4.5生きていれば‥

2021年8月1日
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台湾のゲームをモチーフにしたホラー映画だが、当時の政治的背景が織り込まれており物語として見応えある作り

言論や思想が制限された世界で、当時の学生の自由への想いや希求が切ない

ネットも携帯も無いアナグロの時代だからこその描写もあり、その中でもノートに描いた鍵盤を使ったシーンは美しい

チャン先生が高橋一生に似ていた

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うんこたれぞう

2.5台湾

2021年8月1日
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制作側の意図がわからん
当時の情報規制はこんな感じだったんでしょうね

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chanta

4.0【国民党への皮肉を込めたホラー・ラブ・ストーリー】

2021年7月31日
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これ、もともとは国民党を皮肉ったストーリーのゲームとして考えられたのではないだろうか。

国民党の大陸への郷愁をホラー・ラブ・ストーリーに擬(なぞら)えた物語のような気がするのだ。

国民党は、中国共産党に追い詰められ、大陸から台湾に渡り、拠点を移し、引き続き中華民国を名乗って、長期間にわたって台湾で独裁を行なってきた。
もともと大陸の政党だったため、台湾での基盤が脆弱で、独裁が必要だったのだ。

その後、他の政党の結党が1989年に認められ、民進党が生まれ、2000年には、初めて政権を奪取する。

しかし、陳水扁のスキャンダルで2008年には国民党に敗北、蔡英文の党立て直しを待つことになる。

この間、経済発展の著しい中国との関係を深めようとする馬英九に対し、民主主義の後退を懸念する台湾市民(国民)は、2016年の選挙で再び民進党政権を選択、つまり、蔡英文政権を誕生させたのだ。

この映画の元になったゲームが生まれたのが2017年ということを更に考えると…、

上手く説明できるかどうか不安なのだけれども…、

中国共産党とは、イデオロギーは決して相容れないものの、国民党は、結党の地である中国大陸への郷愁を捨て切れず、民主主義の理念を上回って、言われるがままに中国政府の唱える一国二制度を受け入れてしまうのではないのか、そのために台湾市民(国民)の自由民主主義が政治リスクにさらされるのではないのか。

台湾は大きな島(国)で、大陸とは異なる文化や風習を育んできたというアイデンティティもあるはずだ。

こうしたことを思い出しながら、この作品を観ると、ファン・レイシンは、本当はどの様に振る舞えば良いのか理解しているのに、チャン・ミンホイへの想いや、イン・ツイハンへのジェラシーが上回ってしまい、ウェイ・ジョンティン達仲間を取り返しのつかない状況に追い込んでしまったと云うストーリーに擬えられているような気がするのだ。

映画は、エンディングで、長い年月を経て、どちらも向き合えるのだと上手くまとめているような気がする。

外形的には、大陸で生まれた政党であっても、国民党の大部分は元々の台湾市民(国民)の政党なのだ。
だから、同胞として、分かり合えるんだと結んでいる気がする。

勝手解釈でした。

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ワンコ

3.0期待値はいきませんでした

2021年7月31日
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あの頃の台湾の歴史、社会を知ってるだけに学校の怪談的なホラー要素の中で歴史を語るのはどうかな、と思った。でも、若い台湾の世代にはそうやって台湾の歴史を知るのは良いのかもしれないけど。

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Masatoshi Matsumoto

3.0ホラー映画じゃなかった

2021年7月31日
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登場人物の容姿がみな役柄そのまま

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sakurasakura

4.5とても贅沢な、この夏のオススメ映画のひとつです

2021年7月31日
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前半のホラーテイスト(白状しますが、富士急ハイランドのお化け屋敷と同じくらいビビりました)。
展開するにつれ、どんどん魅惑的に引き込まれていくファンを演じる女の子の表情、印象的なオデコと眉毛。
他にも語りたくなる要素が盛りだくさんで、とても贅沢な映画です。
但し、相性の悪い方には、それほどでもないかもしれません。海の幸の生臭さが苦手な人にとっては、どれほど贅沢な海鮮丼であっても、さして魅力的に感じないのと同じように。

圧政下で、自由のために命懸けの抵抗を続ける者たちとそのリーダー。
無垢で真っ直ぐな恋情を抱く少女。
想定外の動機が招くことになる悲劇。
どれもこれも絵に描いたようによくあるパターンなのに、絵に描いたように綺麗で淡くて(ノートに書かれたピアノの鍵盤❗️、少し勇気を出して座り位置をずらして近づくシーンのいたいけさ)、時にはいかにもホラーなドロドロした描写。

緊急事態宣言下、なかなか遊びに行けません。
お化け屋敷でダークファンタジーとホラーとミステリーと青春と恋愛と体制との闘いを味わうことができるのですから、うん、やっぱり贅沢な映画だと言い切っちゃいます。

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グレシャムの法則

3.5顔と言葉を奪われた“袋を被る人々”

2021年7月31日
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元々は台湾のホラゲのようです。『返校 Detention』。
原作のゲームは未プレイですが、所見でも十分にホラゲっぽい要素は堪能できます。
廃校に現れる謎の生命体とか。教室の入り口や窓に張り巡らされた無数のお札とか。自分の名前が書かれた墓とか。
ただ、導入部分の『読書部』の成り立ちから始まって、いきなりホラゲのターンになるので、心臓が悪い方はちょっと構えておいた方がいいです。

導入部↓
独裁政権により言論統制されてた時代。
ウェイ・ジョンティンは教師や友人達と一緒に政府に禁じられた書物を読む『読書部』に所属していた。
『読書部』では政府により発禁本とされた本の朗読や書き写しが日常的に行われていた。
ある日、ウェイは校内有数の模範生であり、片想いの感情を抱いていた相手:ファン・レイシンと廊下でぶつかってしまう。
床に散らばる鞄の中身。
それを拾い上げる際に、発禁本を書き写したノートを見つけてしまうファン。
ウェイはファンが自分のことを政府に密告するのでは、と恐れるが、ファンは素知らぬふりをして去っていく。

予告編等の情報からもわかるとおり、この『読書部』は登場人物の誰かによって告発され、何人かの所属者達が政府によって命を落とすことになりますが、その辺の種明かしが告発者による追想という形で描かれます。
そしてこの追想を、ドラマパートで描き切るのではなく、ホラーパートで消化する形となっている。

ホラゲ原作として触れるのであれば、良作だと思います。
ただし人間ドラマや歴史ものが好きな人にとっては、多少物足りなく感じるところがあるかもです。

全体的に三部構成となっていて
1幕 謎の廃校を逃げ回るホラーパート
2幕 告発者が何故『読書部』を告発するに至ったかを掘り下げるドラマパート
3幕 廃校が閉じるまで&生き延びた人が果たした約束について(ホラーパート&ドラマパート)
こんな感じです。

全体的に人間描写が非常に丁寧な作品と思いましたが、冒頭の『読書部』の日常→廃校で謎の生命体に追いかけられるまでの流れが結構強引なので、それを乗り切ればまあ観やすいです。
ホラーパートの方では“袋を被った状態で死んでいる人”の姿を何人も見かけますが、ラストまで辿り着いて、ああ、そういうことかと納得。

角川ホラー映画が好きな人、ホラゲが好きな人は十分に楽しめる映画だと思います。

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BONNA

3.5ホラービジュアルは満点に近い

2021年7月30日
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校舎で目を覚ましたファンは普段と違う校内に違和感を覚え…。
激しい思想弾圧が行われた時代を舞台としたホラーゲームの映画化作品。原作の独特なビジュアルが丁寧に再現されている部分は満足だが、物語を分かりやすく改変しすぎていてラストシーンはやや不満でした。

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shotgun

2.5独占と苦悶

2021年7月30日
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悲しい

怖い

1962年中国国民党独裁政権下の台湾の高校で巻き起こる不可思議な話。

放課後の教室で居眠りしてしまった女生徒が目覚めると、周囲には誰もおらず荒れた状態で、校舎内を彷徨う中で後輩の男子生徒と出合い、不穏な状況に陥っていくストーリー。

始まって5分で何があったか、どういうことかは判る中で、不穏な出来事の数々と何故そうなったのかを、発禁本を所持し読書会を開いたり謄写したりする一部の生徒と教師達によるグループを絡めながら見せていく展開で、序盤ははオカルト重視、その後はドラマ重視という感じ。

時代背景が大きく関与してくるとはいえバリバリホラーなのに、締め付けられる恐ろしさと不気味さや、悲しさとやり切れなさがとても好みだったし、終盤の展開も重さがとても良かった。

ただ、全体的にテンポがイマイチだし、2章目の途中からクドさを感じてしまったし、締めのパンチが少し弱かったかな。

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Bacchus

3.5ホラーだからこそ、より伝わるテーマ

2021年7月30日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

普段、ホラーは苦手で見ませんが、興味深いテーマと台湾の情勢の背景を知りたく、鑑賞しました。

ホラーが久々すぎて最初は怖くなり、目を塞ぎたくなることもありましたが、そこまで怖くないとわかると、慣れてミステリー性のある話へ惹かれていきました。

弾圧する政権を、非現実性、非人間的なホラー要素と掛け合わせ、当時の状況や暮らす人々の心情が直接的に表現されるより深く伝わってきました。

当時の台湾での言論弾圧の背景、この映画が2019年に台湾で人気を博した理由、教師と学生を突き動かしていたもの。この映画をきっかけにより深く理解してみたいと思います。

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ひでぼー

2.0学園ホラー

2021年7月30日
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怖い

台湾の自由がなかった時代設定。
現実か夢なのか、妄想なのか?
ちょっと分からないままラストへ。

期待ほど面白くなかった。
眠気が醒めるようなホラー場面もあったが、随所でまさかの寝落ちしてしまった。
評価は軽い参考までに。

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ノブ様