劇場公開日 2020年12月4日

ザ・プロムのレビュー・感想・評価

全70件中、61~70件目を表示

3.0LGBQとブルーベリーの心

2020年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

またもやLGBQの話かと、少しうんざり。
2010年に起きた実話にインスパイアされたストーリーなのに、こんなエンタメに変えるのかと驚いてしまう。
LGBQと一言で言っても、人それぞれのはずで、あまりに単純化していないか?
「今夜は必ず自分のものに!」とばかりに、流行のテーマに食いついて、何でもビジネスにしてしまう商魂はさすがだ。
あまり真面目な意図をもつ作品でないことは確かだろう。

インディアナ州がコケにされているが、マーフィ監督の出身地のようだ(笑)。
しかし、監督の“自虐”ではなく、もとの実話はミシシッピ州の事件で、原作者も違う地域の出身らしい。
では、なぜインディアナ?

この映画は、ど派手な色と、大音響と、やり過ぎなカメラワークによって、ひたすら力で押しまくる。
もちろん自分も、溢れかえるパワーを楽しんだし、徹底的にやり切ったところはスゴいと思う。
しかし、脚本はありきたりだし、テレビドラマ的なある種の“下品”さに満ちている。
そして、この映画に独自の価値があるかというと、最近のインド映画には負けている気がするのだ(笑)。

自分は、オリジナル舞台のライブビューイングの方が観たかった。
ミュージカル映画と、ミュージカルは違う。舞台には、舞台でしか実現できない“様式美”がある。

なお、「日本初のカスタムスピーカー『オデッサ』上映 」(@ヒュートラ渋谷)を観たのだが、音響がひどいこと、この上ない。映画館はディスコではない。
音はスクリーン前方からしか来ないし、床から不自然に重低音が響くし、そもそも音が割れている。
こういう刺激を、「スゲー!」と熱狂できる人ならいいだろうが、ミュージカルの楽しみ方ではないだろう。

ところで、「トニー賞は政治的。個人よりブランド」という皮肉は、本当なのだろうか?

コメントする (0件)
共感した! 35件)
Imperator

4.5寛容と不寛容、都会と田舎、リベラルと保守、リアルとファンタジー・・・

2020年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 日本ではあまり馴染みの薄いプロムですが、実はうちの高校にはあったんですよ。男子が女子と手をつなぎ、今ほど激しい音楽ではないものの次々とパートナーを変えていき・・・好きな子がもうすぐ来る!となった途端に音楽が止まってしまうとか、酸っぱい初恋の思い出。音楽はマイムマイムとかオクラホマミクサーとか・・・

それはフォークダンスだよ!

 とにかくキスシーンが最高すぎた!将来キスシーン集がまた作られるだろうけど、この作品のシーンもぜひ入れてほしいと願ったほど。ストーリーは、レズビアンの女子が高校のプロムに参加できない事件から、かつてのブロードウェイスターたちが乗り込んで抗議をしようとするもの。しかし、PTAや州の検事の意向によってプロムそのものを中止にしようということになり・・・

 これがミュージカル!といったシーンが満載で、メリル・ストリープやジェームズ・コーデンがはじけまくる。さらに、今までメイクやCGによって若作りしていたニコール・キッドマンもスッピンに近い。校長のキーガン=マイケル・キーもPTA会長のケリー・ワシントンも良かった。

 そんな中、台詞の中にはヒットしたブロードウェイ・ミュージカルのタイトルが次々と飛び出してくるし、キッドマン演ずるアンジーに至っては『シカゴ』がヒットしてるのに・・・という設定だった。まぁ、タイトルはわかっても、ちょっと知らないのもいっぱい。このプロムという作品だってブロードウェイ・ミュージカルということだ。

 笑えるシーンも多く、特にストリープの開き直ったコメディエンヌぶりは良かったし、トニー賞のネタをあれだけ振りまくのも縁がなかったからだろうか、とにかく面白い。ただ、ジェームズ・コーディンはトニー賞授賞式の司会者をしていたりして、ストリープの架空の夫は彼を投影していたのかもしれません。

 LGBTQ問題もこれだけ楽しく描ければ、きっと世界は変わるはず。とにかく「隣人を愛せよ」だ!ドロドロしたものもないし、エロティックでもない爽やかなミュージカルでした(2対の熊はエロいかも・・・)。フランクリン・ルーズベルトとエレノアの劇も観てみたいなぁ・・・

コメントする 2件)
共感した! 11件)
kossy

5.0期待以上でした‼️

2020年12月6日
スマートフォンから投稿

泣ける

楽しい

幸せ

こんなに泣くとは思ってなかったです。
映画観てこんなに泣いたの久しぶりな気がする。いやぁー良かったです、映画館で観て正解でした。また観たいです。楽しいし、それぞれが抱えている問題もあるけど、私達にはエンターテイメントがあるではないかって感じで、でも今だからこそエンターテイメントがパワーをくれてる事に感謝したいし、大事だなと思った。
日常から離れて夢を観る事も大切な事だとこの映画から感じました。

コメントする (0件)
共感した! 42件)
バッカス

5.02020年マイベストムービー

2020年12月6日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 98件)
J24

3.0多勢と無勢

2020年12月6日
Androidアプリから投稿

楽しい

単純

レズビアンであるが為にプロムへの参加を拒否された女子高生を、売名目的で助けるべく立ち上がったブロードウェイで燻る女優と仲間たちの話。

レズビアンであるが為に、パートナーとの出席は許可出来ない、しかし参加させないと法的に問題となる為、とプロムは中止すると宣うPTA。
それをSNSで見つけた、ブロードウェイのトップ女優とも言われたが今ではタイム誌で酷評を受けるディーディー率いる5人組が、前時代的田舎の高校を訪れ、プロムを実施させると共に女子高生を参加させるべく奔走する。

若者はディーディーを知らなかったけれど、実はゲイのアイコンとも呼ばれる有名人のディーディー達で、浮世離れした言動もチラホラとあってドタバタ感も折り込んでいく。

突然のトップ女優の登場に、法的処分より、彼女達を恐れてあっさりとプロムの実行を許可するPTAと展開していくけれど…勿論そんなあっさりとはいきませんよね。

単純な話の割にストーリーの波もしっかりあるけれど、ちょっとご都合主義が目立つし、内容的には結構あっさり。楽しいんだけどね。

それと、エマ達高校生サイドだけで無く、ブロードウェイ軍団の登場人物達の変化もしっかりみせてくれるんだけど、アップルビーズから始まるお二人のストーリーはちょっと長くてダレ気味。
無くても通じるし、省いて頂いた方が良かったんじゃないかな。

コミカルだしテンポの良いミュージカル作品で、明るくノリノリだけど、ちょっとストーリー的には物足りなく感じた。

コメントする (0件)
共感した! 10件)
Bacchus

4.0がっつり ミュージカル

2020年12月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

単純

幸せ

おなかいっぱい
で げっぷがでてしまう。

楽しいっちゃ楽しい。

体調万全で臨むべし。

コメントする 2件)
共感した! 47件)
コンブ

4.0みばえはGREE。

2020年12月4日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

久しぶりなミュージカル、楽しかった。自己主張が強いアメリカらしくマイノリティーな人々は常に前進あるのみ。ゲイを認めない人達も主張激しく接点なし。最後はうまくまとめるしきらびやかでノリの良い楽曲が多くて楽しい。メリル・ストリープの唄のうまさをあらためて実感。

コメントする (0件)
共感した! 38件)
peanuts

4.0【”不寛容で、古臭い保守的思想を歌とダンスで吹き飛ばせ!” 高校最後のダンスパーティは、本当に好きな人と踊りたいよね!】

2020年12月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 3件)
共感した! 51件)
NOBU

3.0gleeですね・・・

2020年12月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 35件)
mayura

5.0メリル・ストリープの化け物じみた歌唱必見!

2020年12月2日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 43件)
たっつん P子