イエスかノーか半分かのレビュー・感想・評価

原作ファンです。彼らがスクリーンで動いてるだけで嬉しいという欲目で★３なので、実際は２．５でしょうか。
先ず大事なこと。隠れてはいるものの局部全開、股関を押し付ける攻撃などをギャグとしてケラケラ笑って楽しめない人は１０分経ってから入ったほうがいいです。苦痛です。
振り切ったアホエロ作品とストーリー重視の作品と、両極を鑑賞してほしい
というチェアマン（森川さん）の計らいなのでしょうか…。
その森川さんは両作品に出演されてますので、イエスノーに浸っている最中に思い出し笑いをしたくない人
も１０分経っ（ｒｙ

評価が低い理由は、ＣＤ版でガッカリした点のそのまま焼き直しだったから。計司会の初回放送のくだりが丸々ありません。
私はこの作品の魅力を、計の裏表のギャップの面白さは勿論、お仕事ものとしてとても真摯な描写をしている点にあると思っています。
あの張り詰めた緊張感の中で生まれるグルーヴ感…望んだわけではない仕事の中でも確かに生まれている興奮と歓び…それに、計が設楽の強い覚悟に覚える恐怖も…
映画化と聞いて「今度は丁寧に描いてもらえるのでは？」と期待した分、同時上映有りと知って尺に感じた不安が的中してしまって本当に残念でした。
そもそも、続編を狙っているのであれば（僅か一言顔見せのみの皆川辺りそんな気配）江波を出さないのは致命的でしょうに…。

潮のアニメーションの描写は、映像化されて良かったなあと思いました。