劇場公開日 2020年10月23日

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ザ・バンド かつて僕らは兄弟だったのレビュー・感想・評価

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0.5ロビー・ロバートソンのギターは最高!ということは強く言いたい!が、...

2020年10月29日
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ロビー・ロバートソンのギターは最高!ということは強く言いたい!が、映画はがっかり。
ザ・バンドのことを何も知らないで観たら面白いのかな?カッコ悪くても美しくなくてもそこにザ・バンドのリアルがあると感じたかったけど、映画はかっこよくて美しくて嘘っぽくみえて悲しかった。

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victor

2.0邦題、よくないよ。

2020年10月28日
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鑑賞方法:映画館

原題が、
「Once Were Brothers: Robbie Robertson and the Band」
であることに早く気づくべきだった。
「Robbie Robertson and the Band」であって、
「 the Band」ではないのです。

邦題、大事なとこ削っちゃって!

ということで、この作品は
ロビー・ロバートソンによる
ロビー・ロバートソンのための
かつて偉大なバンド在籍時の
思い出話ムービーです。

バンドメンバーそれぞれの背景、心情から
なぜ、解散に至ったのか?だと期待してたのに。
ドキュメンタリーとも言えませんな、残念ながら。

なるほど。
作品のベースはロビー・ロバートソンの本なのか。
広告宣伝用ムービーという名前も授けましょう。

めちゃくちゃガッカリしました。
ホントに。

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バリカタ

5.0ロバートソン・.ホークス・ディランの繋がり&綾を見られる!

2020年10月28日
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鑑賞方法:映画館

「Testimony/ザ・バンドよりの青春」のドキュメンタリー映画、というよりも、ロビー・ロバートソンの青春を、お宝映像で見られる!映画といってよいでしょう。
前半の早熟なロバートソンが、ホークスに加わる時代の、ロカビリー全盛期の映像は、見所のひとつ。
同時代に聞いていた、ディランのヨーロッパツアーでの、ブーイングのステージも、生々しく太々しいのも、必見。(あの時代に、確かに、これならば、確実にブーイングだ!)
と、見ているうちにやってくる「ラスト・ワルツ」のステージ映像からは、なんと!悲しいステージだったんだと、教えられます。
全編、生々しいストーリーを見ることができる、最高の記録映画です。
ロバートソンが撮りためた(保管していた)映像があったからこそ、できあがった逸品!(感謝)。

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SkyLock

4.5映画ポスターをスマホで撮ったらガースだけ顔認識されなかったよ お試しあれ

2020年10月28日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

幸せ

RUMBLE 音楽で世界を揺るがしたインディアンたちでもロビーの解説が非常に多かったが、今度は全編ロビー・ロバートソンの解説で進行。ロビーのお母さんが早くから出てきて、カナダのインディアン居留地を訪れた時の重要な思い出はやはり音楽。10代前半からバンドを組み、ロビーのお母さんは彼らを支えるキーパーソンであったと思う。インディアンの血を受け継ぐ彼女は明るく世話好きなとてもかわいい母親に見えた。だからこそ、彼らは兄弟みたいだったのだと思う。20代で商業的に結成されたバンドとは決定的に違う。一番の親友は3歳年上で一番付き合いの長いドラムのリヴォン・ヘルムだった。それだけに彼の死やのちに著作権を争ったことが辛かったことが語られる。中学時代に出会った友達を考えれば、想像しやすいだろう。ただ、83年の再結成以後の永久的な解散は若い頃からのロニー・ホーキンスのバックバントのメンバーだったベースのリック・ダンコの99年の死が決定的だ。とはいえ、ロビーは作曲家、プロデューサーやラストワルツでのスコセッシ監督との繋がりから映画音楽などのソロ活動が充実していたので、もう、ザ・バントにこだわる必要がなかったと思う。曲のほとんどはロビー・ロバートソンのみのクレジットで、印税が入るし、リチャード・マニュエルが86年に自殺し、2012年にリヴォンが死んで、残っているのは一番年長のガース・ハドソン(現83歳)だけであるが、彼は他のメンバーとは違い助っ人的で、ロビーの映画音楽の仕事も手伝っている。
しかし、彼らは(ロビーを除いて)皆マルチプレイヤーであること、メインボーカルがどれることが凄いところ。編曲やアレンジのアイデアにもとくにリヴォンは優れていたらしい。叩きながら、あんなに上手く歌えるのも凄い。ラストワルツでのパフォーマンスは素晴らしかった。リヴォンにはやっぱり同情してしまう。

ロビー・ロバートソンの奥さんドミニク。ヒッピー&サイケのあの時代のファッションモデル並みに美しかった。ナッシュビルのビック・ピンクでの二人の生活は羨ましい。ドミニクは今もスゴく綺麗な品のあるおばあちゃんで、当時のことを分かりやすく壊述する。当時、妻帯者はロビーだけ。まだ、アルバム出す前。リック、リチャード、リヴォンは酒飲んだり、クスリやったり、高級車で事故ったりして、遊ぶしかないもんな~

ゲストも豪華。ボブディランはもちろんのこと、ブルース・スプリングスティーン、エリック・クラプトン、ジョージ・ハリソン、タジ・マハール、バン・モリソンらの豪華なメンバーがインタビューに応える。スコセッシ監督ももちろん。

映画ポスターをスマホで撮ったら、ガースだけ顔認識されなかった。おでこ広すぎだから?

都内でも上映館少ないので、ポイントが貯まるユナイテッドシネマ春日部に遠征しました。
つい、ハァー るばる 来たぜ 春日部ぇ~🎵 と 鼻唄が出てしまいました🙏

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カールⅢ世

3.0ロビーロバートソンの語りがメインのドキュメンタリー

2020年10月25日
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鑑賞方法:映画館

有名な曲だけは知っているザ・バンド。
メンバーの名前までは知らなかったので、なかなか頭に入り込んで来ない部分も多々あり。笑
しかし、その時代の音楽シーン、ボブデュランとの関係ラストワルツまでの経緯など、少し前に観たランブルと繋がる話も多くて楽しめた。

ロビーロバートソンの自伝をもとにしているだけあって、彼目線の話が多いのが気になる。
最後の方に一方的言い分に感じるお金の話まで出てきて、楽曲が良いだけにちょっとガッカリだった。

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パプリカ

2.5貴重な映像もあるが、ロビーの伝記本のCF的かな...

2020年10月25日
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鑑賞方法:映画館

当然、分かってた上での鑑賞ではあるが、可成り、偏った一方的な主張になっていることは否めない。

スコセッシと連んで解散をネタにオールスターでお膳立てした『ラストワルツ』で商業的に可成り稼いだと思われるが、なんか皆の為にやったような美談になっていて、「あそこまでやったのに、ダメで解散になってしまった」みたいに言ってるけど、そもそも“解散コンサート”という触れ込みでゲスト集めたんですよね?

自分はさっさとその後の活動お膳立てしてあって、サントラの「カーニー」から始まって、着々と映画界にも足掛かり作って、その後のソロ・アルバムへと着実に歩みを進めて行った。

一方、そもそもがロビーと彼寄りのスコセッシにより仕掛けられた、『解散』自体とそれを利用する事に全面同意では無かった他のメンバーも、ロビー抜きで再結成してその後活動を継続して数枚のアルバムも残しているし、その際に数度の来日公演も果たしているが、(その事実を認めたく無かろうロビーは)この作品中では、一切触れず。
自分以外の「他のメンバーのその後には(哀れなもんだったから)同情している」感を出してるのがなんだかなぁ、と思わざるを得無い。

「死人に口無し」感を感じる。

因みに、リヴォンとリックは、「リング・スター&ヒズ・オールスターバンド」の初期メンバーでも来日して持ち歌もそれぞれ披露し健在ぶりを見せていた。
リヴォンは、リンゴと息子のザックとでトリプル・ドラムもやったと記憶している。

ロビーと他メンバーとの確執については色々と言われているが、『ラストワルツ』前からそれ以降のことをリアルタイムで見てきた分には、以降もライブ活動を続けたかった4人と違い、スタジオ活動へのシフトを決めたロビーとの間の溝は埋まらず、ロビーは自身の以降の活動に有利に『ラストワルツ』を利用したっぽい。

公開当時に、当然『ラストワルツ』はロードショー館で観ているが、正直、まさか日本で劇場公開されるとは思わなかった。
今でこそ著名人が色々とコメントして持ち上げてるが、当時我が国での知名度は殆どゼロに近く、「ザ・バンド!?、何?なんていうかバンド??」のような答えが殆どだったから。

個人的には、『イージーライダー』のお陰で彼らのことを知り、当時直ちに買ったサントラに彼らのが入っていなかったことから、収録アルバムの1stの国内版LPを探し回って手に入れて持っている。
”東芝音楽産業“盤の初期盤なので、米国オリジナルに準じてダブル・ジャケット仕様になっている。
その後すぐに(売れないから)廉価版落ちして、簡易ジャケットに挿し変わってしまった。
蛇足ながら、イギリスではEMIが最初っからシングル・ジャケットで発売したのを、ビートルズのジョージが呆れて怒ったと言うのは結構知られた話です。
当人はアメリカで買って来たものを「こういうのこそ音楽だぜ」とばかりに関係者に配って回ったほどオシてたからこそという訳で。

しかし、今回の鑑賞時にはエンディングで涙ポロポロ溢れちゃいました。
複雑な心境で.....
単純に他メンバーの生年〜没年が画面上に出るが、なんか余りにアッケなさすぎる。

触れていないが、リチャードは自殺です。
リックも麻薬で逮捕報道などがその後もあったりしたのちにけっこう早すぎの若死。
リヴォンは可成りひどい状態にまでなったが、近年日本のBSの音楽ドキュメンタリーでも映像で紹介されたように、ギリギリのところで再起を果たし、最後は精力的に活動を試みつつあった中で燃え尽きた感で、決して今回の映画の中で語られた「病院での(哀れな)病死」とだけの表現で済むよような話じゃ無い。

知らない世代や、彼らの事をそこまでは見続けておらず知らない方達が、この映画の(ロビーの側の美談の)内容だけを鵜呑みにすることが無いよう、長々と思いつくまま書かせてもらいました。

参考までに『ラストワルツ』も含めて、特に解散後に出た作品集はほぼ全部、ロビーの手によるオーヴァーダビングやリテイクによる音源差し替えが施されていて、ライブ音源も別物に変わっています。
全てを検証はしていませんが、オリジナル・アルバムのリマスター盤なんかもロビーの監修だったりするものは、可成りアヤシイですので、念のため......

追記

2023年8月9日、そのロビーもロサンゼルスにて80歳で逝去したとの訃報が伝わって来ました。
やはり、一つの時代の終わりを感じさせられざるを得ません。
さよならロビー、安らかに仲間の元へ、そして仲良くね……

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アンディ・ロビンソン