劇場公開日 2021年4月9日

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アンモナイトの目覚めのレビュー・感想・評価

全69件中、41~60件目を表示

3.5友情の話と思っていたら苦手な展開だった

2021年4月16日
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悲しい

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北のやまさん

3.0恋に落ちたらみんな一緒

2021年4月16日
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ケイト・ウィンスレットを男性に置き換えたら、良くある恋愛映画なんだよね。そう観えるように、撮られてるんだと思う。
ヘテロ男性とヘテロ女性の恋愛で、色んなドラマが描かれるように、同性愛カップルでも色んな恋愛ドラマが描ける。主人公に同性愛者を選んでも、だからといって、そこに深くこだわって描かなくても良くて、普通に描けばいい。そう思って観たの。

話の中で「頼ってちょうだい」って女の人とワケありそうなんだけど、なんだろうと思ってたら、最後にきて「そういうことか!」って分かるの良かったよ。
あとラストは「オレでも、そこで待ち伏せるな」と思ったね。そして幕の引き方も、このごろ余りみないやり方だけど良いと思ったよ。

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Scott

2.0う〜ん

2021年4月16日
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トミジュン

3.5険しい寒さと泥にまみれながら、海辺で化石を発掘するメアリー。 閉ざ...

2021年4月16日
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険しい寒さと泥にまみれながら、海辺で化石を発掘するメアリー。
閉ざされた心がシャーロットの美しさと寛容さで次第に打ち解ける、その繊細なやりとりが見どころだった。

実在する人物だというのでメアリーとシャーロットの事を少し調べてみたが、少ないながらも長い間憶測されていた彼女達の情報を知ることで、より人となりや歴史的な背景も興味深く感じた。
そして、伝記ではなく脚色である脚本の豊かな想像力とセンスに驚く。

この監督、前作も牧場で泥まみれで仕事する2人の心の触れ合いを繊細に描いていたが、泥まみれで一緒に労働する、どんな言葉より垣根を越える行為なのかもしれない。

口数少なく目で会話する2人、静かな恋の雰囲気だったのに、ベッドシーンだけは大胆で呆気に取られた。

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パプリカ

4.0ドキドキする

2021年4月16日
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身分に差がある二人が対等にある恋愛ストーリー。
多くを語らず表情や間から感じる。音が最小限なのがいい。

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Oyster Boy

3.0波とエロスとアンモナイト

2021年4月14日
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19世紀イギリスを舞台にした古生物学者とお金持ちのお嬢さんの同性愛もの。
静謐で繊細で時に大胆、波の音が印象的で、音楽や台詞など、余計なものを削ぎ落としたシンプルな作品。

寡黙で大人しい人が一度スイッチか入るととてつもないエネルギーを放出させる。それは仕事だったり、恋や性生活や感情面でも。

「おやすなさい」のキスから火がついた二人の関係性、メアリーの内に秘めた激しい情熱とエロスをケイトが巧みに演じている(タイタニックのローズを演じてから二十数年も経っているとは感慨深い)。

階級社会かつ、女性の地位が低かった100年前、彼女たちがいくら素晴らしい功績を残そうが名前を消されてしまうことに驚く。

近年よくあるような同性愛カップルの愛をロマンティックに美しく描いた作品とはちょっと異なり、ラストの展開ではちょっと拍子抜け。さらに二人の性描写は結構リアルなので、一緒に観る相手によっては気まずくなるかも
(長いドレスを捲り上げてのシーンは斬新である)。

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あさ

4.0波の音に掻き消されそうなほど静かな物語

2021年4月14日
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個人評価:4.0
この物語をこの2人が演じてくれて本当によかった。ローナンとケイト・ウィンスレットでなければ、ガラスの様に壊れやすく、波の音に掻き消されそうなほど静かな物語を演じきれはしなかっただろう。
生なる声よりも、死に満ちた化石に耳を傾けるメアリーに対し、宝石の様に輝く若いシャーロット。お互い欠けた心を補完し合うその様が、憂いながらも、まるでクラシック音楽を聴く様に心地よい。
化石と冷たく固まった心をメタファーのように対比させ、純文学の様な作品。
ただ恋愛を語るにはさらに踏み込んだ展開が必要なので、あくまで化石と心の比喩を描いた作品だと感じる。

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カメ

4.5飽きさせない

2021年4月14日
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73本目。
シアーシャ・ローナンが出ているだけで、いい作品と思い込んでる自分。
実際そうだったけど、会話が少なく落ち着いた作品で苦手とは思ったけど、表情を読み解いて行く行だけでも飽きさせない。

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ひで

4.0【奥底に眠るもの、自立】

2021年4月14日
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東北の中央を南北に貫く奥羽山脈は、東西圧縮で隆起した数百万年前の地層だ。
僕の友人のお父さんは、建設省(当時)のお役人で、ここのトンネルや道路工事を管理していて、土砂から見つかる貝の化石をよく家に持ち帰っていた。
僕はそれを、その友人と、僕の見つけた土器の破片とたまに交換していたが、それは、今、僕達が見る貝とほとんど同じような感じだった。
これに対し、北上山地は、ユーラシア大陸から切り離された何億年も前の古い地層で、その東北部に位置する宮古周辺ではアンモナイトが見つかると聞いたことがある。

イギリスでは確か同性愛が法律で禁じられていた時代があって、1800年代は、そうした時期だったのかもしれない。

古生物学者としての仕事にひたすら向き合ってきたメアリー。
裕福な家に嫁ぎ抑圧された生活を送って来たシャーロット。

アンモナイトは、ふたりの意識の奥底に眠る同性愛の心のメタファーだろう。

化石の発掘や、洗浄など地道で、ある意味、退屈な作業も、実は、この頃の女性の抑圧された生活そのものを表しているのではないだろうか。

しかし、見落とされがちな、気が付かないところには重要な化石が眠っているように、自分にも気が付かない秘めた意識があるかもしれないのだ。

イギリスの田舎の寂れた家でのレズセックスは激しくも、どこか切なさが残る。

エンディング。
シャーロットの申し出を拒絶するメアリー。

この作品には、女性同士が恋に落ちるという同性愛の物語に、女性の自立とは何かという問いを更に投げかけているのだ。

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ワンコ

3.5#31 アンモナイトとメアリーの心

2021年4月13日
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を掛け合わせた映画。

母親と2人暮らしで誰にも心を開かないメアリーの魅力に、ロンドンから静養にやってきた富裕層の妻シャーロットが気づき、2人は愛し合うようになる。

ただの岩や石ころの中からアンモナイトを発見するように、シャーロットに発見されたメアリー。

言いたいことはわかるが2人が幸せに生きていくのは現実的ではない。

ラストがスペイン映画みたいにどっちとも取れる終わり方で、白黒はっきりさせたい私はなんかモヤモヤする。

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chicarica

4.0もう一つの『人形の家』

2021年4月13日
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自由な鳥を 金色の鳥籠に閉じ込めないで

その台詞を聴いた時 これは性の従属を捉えた 『人形の家』だと感じた。

それにしてもフランシス・リーは 同じテーマで制作された『燃ゆる女の肖像』を知った時 大変に驚いたであろう

あの映画にはフランス的なエロティシズムが燃えていたが、この映画にはファン・アイクの絵のような禁欲的な世界で 炎のような恋 が出現していて感心した。

いずれにしても これでマクドーマンドのオスカー三冠は絶たれたと思う。

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イコン

5.0完璧

2021年4月12日
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セリフが少なく、表情や仕草が多くを語るが、それでいて観客を置いてけぼりにしない傑作。二人の女優の演技が素晴らしい。性愛対象が誰であれ、この愛の物語には胸をうたれるだろう。

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ごまめ堂

3.5覚え書き

2021年4月12日
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イギリス?19世紀?前半を観ててもっと北なのかと思ってました。イギリスの中でもたぶん北側の田舎街なんだろうか?
前半の鬱展開の中でさえもシャーロットの美しさは際立つ。メアリー、学者さんで貧しい家庭環境、境遇からなんだろうけど相当な偏屈!あの教会のおばさん?意味深な存在。(後にだいたいのことはわかる)そんなメアリーでも好いてくれる男性もいるようだがやっぱりメアリー自身が拒絶してる。
シャーロットの夫もなんかおかしくない?化石好き?功名心?どちらにしてもなんでこんなやつと結婚したんだろな!(まあこの人のことはあんまり描かれてない)
シャーロットも生まれや育ちがよくわかんないけどたぶんお嬢さんだよね?寂しさや知らない土地での心細さ、静養するにはあそこは向かなそうだけど。

メアリーとシャーロットの共依存なのかもしれない。メアリーの偏屈さから考えれば結末も。

シアーシャローナンがとにかく終始とんでもなくかわいい。

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らっこおやじ

2.0稲妻メアリーって言われてもね

2021年4月11日
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単純

難しい

地質学界で有名な観察眼を持つ一般人メアリーと、彼女のもとに預けられたうつ病を患う学者の嫁のお話。

イングランド南西部のライムレジスで化石を拾い、土産物屋を営む母親と2人暮らしの主人公のもとに、化石を発掘する姿をみせて好奇心を引き出して欲しいと預けられたシャーロット。
人嫌いで最初は疎ましく思っていたけれど、シャーロットが倒れたことを切っ掛けに変化が訪れるというストーリー。

この作品が事実に則しているのかは知らないけれど、メアリー・アニングって実在した方なんですね…というかこれって伝記のアナザーストーリーみたいな位置付け?

助けられて心を開き、心を開かれてそれに応えたってことで、アンモナイトの目覚めはシャーロットの承認欲求から産まれたものってことですかね?

終盤のエリザベスとの件以降は理解できるし悪く無いけれど、メインどころのパッションはイマイチ理解できなかった。

たぶん男には難しいんだろうなぁ…。

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Bacchus

3.5名女優2人の存在感が凄い

2021年4月11日
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若手代表のシアーシャ・ローナンともうベテランの域のケイト・ウィンスレット、二大名女優の熱演が見応えがありました。
19世紀に実在した化石採集者で古生物学者メアリー・アニングを描いたシリアスで重厚な人間ドラマです。
昨年公開の「燃ゆる女の肖像」に雰囲気は似ていますが、
生活、職業、同性愛、嫉妬、現代に向けたメッセージもあり興味深かったです。
ラスト近くの二人に立場の明確な違いが解放なのか隔離なのか観た人の判断で印象は別れそう。
直接的な同性愛シーンにはドキッとしました。大人の映画としてお勧めします。

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Yoji

4.019世紀を舞台にした今につながるお話。

2021年4月11日
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Kumiko21

3.5互いの気持ち

2021年4月11日
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ごっとん

5.0ケイトとシアーシャの対照的な組み合わせ凄い サイコー😍💓💓

2021年4月11日
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興奮

難しい

幸せ

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カールⅢ世

3.5美しいアンモナイトを発掘

2021年4月10日
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悲しい

難しい

ケイト・ウィンスレットとシアーシャ・ローナン。
女優2人の演技の凄さがこの作品の見どころ。
特にケイト・ウィンスレットの抑えに抑えた演技は
もう円熟味を増した超ベテランの域に達しています。
化石を発掘するメアリーは化石のような生活から
シャーロットに出会い、発掘され
美しいアンモナイトのように磨かれました。
ラストシーンは・・・あえてあの様な状況にすることで
映画を観た者の感覚に任せ、発掘する気持ちに。。。

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tom

4.0男には感得できない窮屈さ

2021年4月10日
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たぶん、私のような凡庸な男の目線だと、あまり楽しめない映画だと思います。
決して開放的な明るさを感じることのないイギリス、ライム・レジスの自然を背景に描かれるのは、これもまた、決して開放的とはいえない環境の中で生きる女性たちだからです。
男にとって、頭では理解できても身体的には感得できない窮屈さ。
直情的に抱き合うシーンですら、纏わりつく衣服がなんとも面倒くさい。

どんなに環境に恵まれていなくても、泥臭くて地道な行程(仕事でも生き方でも)を通じて得られる〝矜持〟
それを恋愛感情のある同性からも理解されないことの歯痒さやもどかしさ。
もちろん、数行の言葉だけでは表現できない諸々の窮屈さについて、数え切れないほど感じてきた経験のある女性が世の中にはたくさんいらっしゃると思います。
自分のことのように身につまされるであろう窮屈さを知る方にはとても直観的、身体的に響く作品だと思います。

英語が読めない私には、作中の手紙やエンドロールで使用される美しい筆記体のアルファベットが、そのような心中を、感情を抑えながら切々と訴えているようにも見えたのでした。

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グレシャムの法則