15年後のラブソングのレビュー・感想・評価
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15年後のラブソング
パートナーと何不自由ない生活を送っていた女性が、彼の心酔するロック歌手ととあるきっかけでメールのやり取りをするようになり、それぞれが迷いながらも新しい一歩を踏み出していく大人のラブストーリー。
大きな起承転結がある作品ではないが、必要に応じてテンポ良く描かれているので退屈に感じることはなかった。
音楽も素敵で、大人の甘酸っぱいラブストーリーだが後味も悪くなかったと思う。
観る人の年齢や経験によって感じ方が変わってくる作品だと思った。
個人的には大人だからこそ一線を超えなかった彼らには、これからもお互いを刺激し合って生きていけるような素敵な関係でいてほしいと願う。
大人の緩い三角関係
40歳前の中年夫婦。夫は過去のミュージシャンのオタクが趣味。妻は子供が欲しいと思いつつ、子供はつくらないという夫婦の決まりに甘んじている。そんな中、妻はそのミュージシャン本人とメールでつながるというハプニングが起きて以来、メール交換をし、ついには会う。一方で、夫は勤務先の同僚女性と不倫して、別居する。
ここにミュージシャンと夫婦の緩い関係ができ、お互いの元の場所へ戻っていく。憎しみはなく、終始、穏やかな大人のラブストーリー。イーサン・ホークの味のある演技と、聞きごたえのあるBGMが良かった。
音楽とラブストーリーの相性
レイトショーで鑑賞
貸し切りで没頭できた
数ある映画のラブストーリー
その中でも音楽をストーリーに組み込むのは
決して珍しくなく斬新ではない
これも数あるラブストーリーのうちにはいるであろう。
ただ音楽というものは
それぞれ思い出や想いが反映されやすく
思い出しやすいキーにもトリガーにもなる。
演出面でも唄うことで
映て印象に残る
わたしはこのジャンルが好きなんだなと
改めて気づいた。
15年と言う時間を失敗したと感じた
女性
時間は平等に与えられているが
男より女性の方が貴重だし重要なものだと思う
イーサン・ホークの増量した役作り
(イーサン・ホークって情報なきゃ気づかないよてレベル)
やはり味があり存在感が半端ない
レイトショー
1人で夜な夜なこんなラブストーリーを観る
そんな時間の使い方が私は好きだ。
大人の恋にドキドキ
ちょっとした日常の、小さなハプニングの積み重ねみたいな進み方なんだけど、景色や家具や、街並みがと〜ってもおしゃれで、それだけでも楽しめました。
一押しの場面は、もうかなりいい大人になっている二人の男女が、まるで高校生みたいに(イマドキは違うかもだけど)それぞれがドキドキしながらそのときを待っているシーン。
イーサン・ホークの演技が光ってる〜。
キュンキュンしました。
安易な出会いで、恋を勘違いしている若者に(わ〜年寄りくさ)見てほしいな。
鮫の目玉と鮫のリュックサック😁
タッカーの最後の『裸のジュリエット』にアニーがなるのかな・・なラストシーンが好きだなぁ✨
普通の(いい意味で)女性を演じたら天下一品のローズ・バーンが本当にいい!!
大人になり切れない悩み多き男女がメールを通じて親交を深めお互い人生をリセットして行く姿と過程に応援したくなる
コミカルで楽しめるとても感じの良い作品でした
ニック・ホーンビーの原作は本当、裏切らないなぁ~🌠
イーサン・ホークの生歌は必聴でしたし
彼の息子ジャクソンを演じたアジー・ロバートソン君が可愛いったらないっ❤
間違いなく未来のイケメン候補✨
15年間を無駄にした?
アニーがダンカンとのメールのやり取りの中で「子どもが欲しい」とメールに書いてるシーンは、同じ女性として共感しました。
女性は妊娠出産といった面ではどうしてもリミットがあって、その大事な時期を子どもが欲しくないと言っているパートナーといたこと、確かに無駄だったのかもと悔やむよね。
日本にもそういった女性は多いじゃないのかな。例えばキャリアに走っていて子どもが欲しいと思う頃には適齢期ギリギリだったりとか、、。それが悪いとかではなくて。
最後は子どもが欲しいという思いを実現する為に行動した彼女には拍手!
そして、より戻さなくて良かったね。キッパリと切って新しい人生を始めたアニー、ダンカンに元気をもらえました。
伝説の人との遭遇
コロナ自粛を経て5ヶ月ぶりに映画館ヘ
座席は余裕をもってソーシャルディスタンスが確保されていた
作品はタッカー・クロウですと自己紹介された場面が良かった
どうも、タッカー・クロウです
………いや、私がタッカー・クロウです
……いいやいいや、俺がタッカー・クロウだ
いいやいいやいいや!私のほうがタッカー・クロウです
いいやいいやいいやいいや!俺のほうがもっとタッカー・クロウだ
いいや!いいや!いいや!いいや!いいや!!!ワタシのほうがもっともっとタッカー・クロウだっ!!!
ゴース!!!
出会いは神様の悪戯か、運命か、宿命か
妻と二人でチョイスしたこの映画は、
妻趣向で普段私は観ないラブストーリーもの。
出会いが織りなすヒューマンドラマでしたが
なかなか面白い人間関係で物語全体を通して
楽しめました。
恋人、夫婦と人生過ごしていく中で
運命の人と出会った結果になっていく訳ですが
この出会いってやつは何とも不思議なもんですね。
今NHKの朝ドラでエールってやっていますけど
その中である少年がこんな事を言っていました。
「あなたが意中の人に告白しても、それが
うまくいくとは限らない。ただ確実に、あなたは
変わる事ができる」
出会いも待ってるだけではチャンスが減るので
やっぱり積極的な行動が大事なんでしょうね。
サントラも素敵でした。
チネチッタで「15年後のラブソング」を一人で鑑賞した。大抵は一人で...
チネチッタで「15年後のラブソング」を一人で鑑賞した。大抵は一人で映画を観る。そして余韻に浸りながら、つくづくと思う。ひどい邦題だ。安っぽいメロドラマのようで、せっかくの映画が台無しである。原題の「Juliet, Naked」では売れないと考えたのか。
映画は基本的に大人向けのお伽話である。複雑な家庭環境に身をやつす、かつてのロックスターをイーサン・ホークが演じている。これが味わい深い。あの美男子がヒゲ面で、生活感あふれる父親稼業に徹している。子供の洗濯物を干したり、孫まで生まれて、手慣れた様子で新生児を抱っこしたりしている。むさ苦しいが、笑うと可愛い。
けれども、自分にとってのイーサン・ホークは、今でも1994年の「リアリティ・バイツ」に集約される。大学卒業を控えた不安定な時期に公開され、身につまされる思いで映画館を出た。現実はそう甘くない。確かに甘くはなかった。ウィノナ・ライダーは今どこで何をしているのだろうか。
イーサン・ホークは今年50歳になる。もっと偉大な映画スターになるかと思われたが、それはそれで今でも十分に素晴らしいアクターである。ひとつ年下の自分も、色々あってもう少し何とかならなかったかとは思うけれど、それはそれで今でも十分に魅力的な中年男性、のはずである。現実も捨てたものではないと信じていたい。
凡作
前半は退屈極まりない。ようやく主人公?のタッカー・クロウが登場してから話が動き出すのだが、それでも盛り上がりに欠ける。脚本次第では、もっと魅力的な映画になったであろうに勿体無い。相手役の女性も、大して魅力もなし。総じて、これといった観客をひきつけるものが無い映画でした。にしても「15年後のラブソング」の邦題は酷いね。ラブソングの要素なんて微塵もない。
人生の可能性
関わるはずのない相手だかこそ本音をさらけ出せる。ありがちだけど、結構心地良かったりするしやりとりは楽しい。
メールのやりとりの方が楽、そんなセリフがあったがよくわかる。文字でやりとりするのと会話では全然違う、もちろんそれぞれ良さはあるけれど。
なんとなくソワソワしたり、楽しくてワクワクしそして人生の様々な可能性を感じた。
それにしてもムカつく役どころのダンカンに、いちいちイラっとさせられた。
きっと、女性の気持ちを逆撫でする様に役作りしたんだろうな。
大人の恋はまわり道? 夫がCDウォークマンの電池がないと騒いだときには何気なく自然にペン型バイブから単3電池出して渡してあげましょう
イーサン・ホーク目当てでしたが、役作りで、見事に太っていました。
コロナ謹慎中の2ヶ月間、わけあってコロナ別居していたもので、料理の腕を上げましたが、メタボにもなったので、かなり親近感を感じました。安心しちゃいけないんだけど。
料理は主に中華でした。玉袋筋太郎の「町中華でやろうぜ」を見ながら、「家中華でやろうぜ」してたわけです。
焼豚、酢豚、キクラゲの玉子炒め、トマトと海老の玉子炒め、冷やし中華の金糸玉子なんかもおちゃのこさいさいになっちゃいました。コレステロールの摂りすぎで心筋梗塞にならないように気をつけないと。
イーサンは歌も渋かった。器用な人ですね。Born to be blue ではトランペット🎺吹いたり。今回はオルガンの弾き語り。オリジナルではなくてキンクスの Waterloo sunrise でしたね。
子役の坊やが可愛過ぎでした。
大学教員の旦那もそんなに悪くはないんだけどね。砂浜のシーン、スティービー・ワンダーじゃないだろう。せめて、リンゴ・スターだろうとひとりツッコミ。台所でファンの気持ちをはっきり言い切ったのは立派でした。パスタ食べないで行っちゃいましたね。
原題はJuliet, Naked . Tucker Crowe の曲名でした。
15年目のラブソング。 や~、皮肉っぼい邦題。
年齢のせいもあり、余り高揚する内容ではありませんでしたが、役者で楽しむ一本でした。大人の恋はまわり道って邦題の映画あったけど、これもそんなところでした。
追記
夫がCDウォークマンの電池がないと騒いだときには何気なく自然にペン型バイブから単3電池出して渡してあげましょう。あのシーンはそれほど夫婦関係がマンネリ状態であることと彼女はまだまだ女でいたいということを一瞬で表現していて、秀逸でした。もちろん、笑いました❗
ニック・ホーンビィ好きには堪らない
きっと話題にもならずに、ひっそりと終わってしまう映画なんだろうなぁ。いわゆる小品ですし、キャストもかなり地味目ですから。
しかし自分は無類のニック・ホーンビィ好きなので、こういう映画は大好きです。「ハイ・フェディリティ」や「アバウト・ア・ボーイ」が好きな人には超超超オススメします。
正直なところ、原作の方が面白いんですけどね。
でも、キャスティングはいい感じです。
イーサン・ホークもいい味出してるし。
とはいえ、共感してくれる人は少ないんだろうなぁ。
総じて、他の人の評価も低いし、、、
ダンカン、この野郎
主人公のダンカンが本当にうざかった(勿論、演技だが)。イーサン・ホークの父親役は「6歳のボクが大人になるまで」でも良かったが、この映画でもハマり役だった。
ちなみにビートたけしはダンカンに「ダンカン、この野郎」と言ったことは無いそうだ。
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