劇場公開日 2020年10月9日

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星の子のレビュー・感想・評価

全185件中、161~180件目を表示

3.5善良だけど依存し過ぎる人たちに絶望を感じた

2020年10月11日
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芦田愛菜がとても良い子なので、両親に心底依存して不幸になる未来を予感して泣きそうになりました。
信教の自由はあるけど、あまりに極端なのもどうかと思う。
先生も極端だけど、授業中いつも絵を描いてたら、仕方ないかとも思う。
最後の流星は見えたんでは無く、依存する心が映し出した幻覚なんだろう。
神と悪魔の違いを説明できない。
水を入れ替えたおじさんが唯一まともでした。
救いの無い映画ですが、芦田愛菜と岡田将生先生の演技が素晴らしい。

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アサシン5

2.0伝わってこないんだよな。

2020年10月11日
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鑑賞方法:映画館

原作未読で鑑賞。
物語の帰着点、原作小説と映画では
異なっているのでは?と勝手に推測してます。

なぜなら、映画の内容中途半端な感じがあるんです。
何を語りたいのか?伝わってこないんだな。
大森監督のMotherでも感じたことだけど
シチュエーションとエピソードは描かれる
けど、それらの動機となる背景や動いてるはずの
心情が伝わってこないから。
なのでラストの帰着に納得感が持てない。

自信が起因となり新興宗教に入信した
親がいる、、、という事実に全てを
安易に帰着させていませんかね?

最後までちーちゃんの
本当の気持ちがわからなかったし、
描ききってないように思います。

芦田愛菜さんはじめ演者さんたちは
良い演技でしたが、(ナベちゃん役の方、良かった)
やはりちーちゃんの心の揺れ動きの表現
そこからの行動の説得力ないんだよな。
恋(憧れ?)してる女子には見えないし。
まーちゃんへの気持ちもよくわからんし。

家庭にちょいとした事情がある
中学女子の思春期日記になってる。

そもそもそーいう原作なのかな?
とにかく、原作を直ぐに読もう。

==<追記>==
早速、原作読みました。
半日あれば、充分読了できます。
僕は3時間で読めました。
映画を観て何か気になる方は
読むことをお勧めします。

原作読了した結果ですが、
この物語は全然思春期日記じゃねーじゃん!
もっとダークで不穏で歪な世界があり、
(作者の言葉を借りれば)平和的な残酷を
描いてます。

もっと演出のしようがあったと思うけどね。
ラストの流れ星のくだりは、原作読むと
理由がわかります。

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バリカタ

5.0芦田愛菜 主演 見事でした

2020年10月11日
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芦田愛菜ちゃんへ。

等身大で演じることのできる良い作品を選ばれたと思います。

表情で語るお芝居 色々想像し、涙が出ました。

これからも良い作品を選んで
素敵な女優道を進んで下さい。

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ふゆる

3.0まだ見えないね・・・?

2020年10月11日
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鑑賞方法:映画館

新興宗教を信仰する両親のもとで育った子供の苦悩と反発、しかし、それでも信じたいと思う心の葛藤を描いた作品。

人は自分が弱っている時、誰かに頼りたいと思う時に、その心の隙間に優しく近づいてくるものがあれば、すがりついてしまうことがある。本作では、生まれた子供の病が、新興宗教が提供する水によって、たまたま完治したことを契機にのめり込んでしまった両親と、その娘達が、思春期で揺れ動く心の様子を描写している。

きっと世の中には、何かのタイミングで、こうした新興宗教に入信する人も多いのだとえ思うが、やはり私達は、オウムの脅威わ忘れ去ることはできない。本作は、こうした新興宗教を全く否定するものでもないが、やはり、私たちから見たら信者の奇異な言動や入信後に素敵な家もいつのもにかボロアパートになるまで、金を吸い取られている現実から、目をそらしてはいけない事実がある。

ちひろ役の芦田愛菜が、等身大の自然な演技や会話は、中学生の日常をそのまま切り取ったようで、天才子役と言われたてきた片鱗を十分に感じられた。両親役の永瀬と原田のも奇異な言動を真剣にこなす演技は、なかななか面白かった。

但し、最後がよくわからない。「まだ、見えないね」の会話で終わるエンディングは、何を言いたかったのか・・・?今後ももっと宗教を信仰しないと、駄目だと言うことだろうか・・・?研修会で両親はどこに隔離され、何をされていたのか?入会時とは違う、厳しさや牙を向け始めたのかもしれない。

いずれにせよ、自分は。こうした団体には、関わりたくない。

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bunmei21

2.5とらえどころのない作品

2020年10月11日
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鑑賞方法:映画館

新興宗教に両親がはまっている思春期を迎えた娘が主人公。自分が幼児の頃に病気が治ったことをきっかけに、両親が宗教にはまり、そのことで姉が家出している。
この設定からは、シビアな描き方も可能だが、両親も特段まわりに害を与えているわけでなく、主人公も学校に「水」を持っていっても黙認されているなど、淡々と描かれていてリアリティーはある。
しかし、主人公の教師へのあこがれや、姉、両親との葛藤など、心情の描き方が薄味で、これといった見せ場もないままラストシーンを迎える。
大森監督はこの題材で何を描きたかったのか、とらえどころのないまま終わってしまった感じ。
出番は少ないながら、姉役の蒔田彩珠が良かった。今後の活躍が楽しみ。

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山の手ロック

4.0自分を疑え

2020年10月11日
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鑑賞方法:映画館

非常に面白いというか興味深いというか大変ユニークな作品で引き込まれて鑑賞しました。
何がユニークかというと、こういう“新興宗教”を材題にした映画や小説の大半は新興宗教そのものを、前提として如何わしく怪しげで信用できないものとして扱っていますが、本作に於いては非常にニュートラルな視点でそうした前提条件を排除した視点から描かれていました。
恐らく、日本ではオーム事件から新興宗教にそういうイメージが一般的に植え付けられ、新興宗教を扱うこと=怪しげに描かなければならないという価値基準が生まれてしまったのでしょうね。
そういう私自身、新興宗教と聞いただけでそういうイメージに捕らわれてしまってることをこの作品を観て実感させられました。現実には私の周りに新興宗教の信者の知り合いはいませんし、いたとしてもその人が信者かどうか知る術もありません。実態を全く知らないのにも関わらず、一般的メディアイメージを鵜呑みにして疑わない自分がいることに驚いていました。普段は“何事も疑え”を信条にしているつもりだったのですが、簡単に化けの皮をはがされた様な気がして恥ずかしかったですよ。
本作の宗教団体の集会も企業のセミナーと思えば何の違和感もなく、客観的に見れば怪しくも滑稽にも見えるが、宗教団体以外の一般企業でも客観視すれば同様であることがよく分かります。

恐らく、今の日本社会では(本作のちひろの伯父さん的な)私の様な人間が大多数であり、ちひろと環境が似通った子供達にとっては、本作の様な出来事が色んな場面で少なからず起きているのも知れません。
本作では“信じる”という事がテーマでしたが、この信じるという言葉は宗教用語でもないし宗教の専売特許でもなく、国家・人種・宗教・イデオロギーなどとは別に人間そのものとして、その人間を信じることが出来るかどうかの“信じる”という言葉であるように感じました。
ちひろの両親も、ただただ娘に対する愛情だけから入信した訳で、元々の宗教そのものに対する信心とは乖離する様に感じられ、はたから見ると滑稽であっても、その人間の根幹の部分でその人を信じられるかどうかの物語であったように思わます。
そういう面で、今回この作品を観て自分自身を否応なく見つめ直させられて有難かったです。

それと、芦田愛菜って天才子役と言われこれから成長してどういう役柄を演じていくか難しくなっていきそうですが、役柄に対する理解力や演技力は流石天才と呼ばれるだけあって凄いと思いましたね。

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シューテツ

2.5「わからない…」

2020年10月11日
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単純

難しい

怪しげな宗教団体にハマりドンドン貧しくなっていく両親に育てられたイケメン好きの15歳の次女の話。

未熟児で生まれ発疹や嘔吐に悩まされた乳児期に、父親が同僚からのアドバイスで使用した宗教団体の水で治ったことから、すっかりハマってしまった両親という設定。

信仰は自由だし、幸せの形は人それぞれだし、押し付けて来られなければ別に構わないけど。
これがコメディでもホラーでもないという気持ちの悪さ。

無から自分で選択した両親は良いけれど、それが全てという環境で育った主人公は、わかっているとは言うけれど…。

ちゃんとわかっており、家を早々に出て行った長女の、両親に対する複雑な感情も又リアルに感じたし。

自分自身にはあり得ないと断言出来るけど、これに近い話や想起させる話は、自分の周りでもいくらでもあるし、これをどう落とすのか、と期待したけど。

何だか中途半端で消化不良。
両親となかなか会えなかったのも何だった?

まあ、信仰は自由なのに、理屈だけで正論を述べて否定した教師はそれこそまちがいだからねえ。
ぶった切ってしまうのはどうかと思うけど、もっと深いところにハマるか解除の兆しがみえるかぐらいは欲しかった。

流れ星は本当に見えたと信じたい。

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Bacchus

3.5信じる者は救われる

2020年10月11日
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結局、何を伝えたい作品だったのかな?宗教の自由は憲法で保証されているし、「病は気から」「信じる者は救われる」で、周囲があれこれ言わなくてもよくない?!
岡田将生みたいなサイテーな先生は今もいるのかな???

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okuy

3.5みなみ先生…

2020年10月10日
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水の値段設定がよく出来てる。
教団は信者を生かさず殺さず吸い上げてるんだなぁ…と感じた。

でも信者達は心の拠り所があるし自分を不幸には思ってない。明らかに違法なシーンは無かったし、この教団が明らかな悪とは感じ取れなかった。監禁もリンチも噂だし。

ちひろはただ素直な心で、優しい両親を好きなだけなんだよね。親は善良な心の持ち主とは思うけどね。でも修学旅行のお金払えないくらい教団に貢ぐのは良くないんじゃ、と思った。

原田知世が美しさの気配を消して、少しやつれた役に呈してるのよかった。時をかける少女の頃に比べてすごく演技が良くなったと思う。

みなみ先生は、皆の前で1人を怒鳴りつけるなんて良くないと思ったけど、私の学生時代を振り返ればそんなんいっぱい居たなぁ。

ちひろはおじさんの家から高校に通って欲しいけど…まだ先の長い親子の人生。どうなるんだろう。どうするんだろう。

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れい

2.0え?これでエンディング?

2020年10月10日
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え?これでエンディング?

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saya32

1.5コレ、面白い?

2020年10月10日
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鑑賞方法:映画館

芦田さんは上手い。
でも、薄い。
何もかもが薄めたぼんやりした味の汁のよう。
その中で突然アニメ?しかもそこだけ?
最後も自己満すぎない??
宗教モノとしては薄すぎるので、青春モノとして、
外の世界を知って親離れしたいような、居心地良くて親離れしたくないような、
その境界にいる中学生日記、
と考えることにします。
カッパのところだけ、声出して笑った。

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おそらとぴーこ

3.0緊張感があって最後まで観れたが、ラストシーンは任されすぎちゃって、...

2020年10月10日
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緊張感があって最後まで観れたが、ラストシーンは任されすぎちゃって、?感は否めなかった。ポスターのイメージよりは面白かった。

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おれ

3.0鰯の頭

2020年10月10日
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 原作は未読だし、予告編も見ていないので、てっきり新興宗教から目が覚めるストーリーと思い込んで鑑賞したので、あれ、あれって感じのままラストを迎えてしまった。

 宗教団体の人間関係がいまいち分かりづらい。それと、ちひろの家はどうして貧乏になった?

 自由意志など存在しない、意志を持って行動しているつもりでも、全ては神の思し召しという「予定説」で説明されてしまうと、それを疑問に思うのはなかなか難しいね。心身が弱っているときは特にそう。

 ラストを見て答えは自分で考えなさい言われているような気がした。

 それであれば、結局は『鰯の頭』。芦田愛菜の演技力を再確認できたが、物語としては薄いかな。

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bion

4.0新興宗教に入るって悪いことなのかな?

2020年10月10日
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泣ける

知的

レビューが難しい。その理由を書くのも難しい。

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赤だるま

4.5(諸般の事情で)視聴者に考えさせる良作。

2020年10月10日
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 ※ 内容的にセンシティブな映画です。
 本レビューでも、思想良心の自由や信教の自由を否定するものでない点は断っておきます。

 今年36本目。
tohoシネマズのマイレージサービスってどう使うんでしょう…(3,000ポイント以上たまってる…)。

 さて、こちらの作品。
主人公が幼いころに皮膚疾患(おそらく、アトピー?)で、宗教に傾斜していくところから始まります。
どうしても内容が「扱いにくい」ところであり、映画内でもできるだけ肯定も否定もせず描写している分、鑑賞者に自分で考えてね、という点を強く感じました。

 本来であれば、「新興宗教で病気が治る」とか「特定の飲料水で病気にならない」といった両親の意見を真っ向から(映画作成者側が)否定するのが筋なのでしょうが、時代が時代だけに、あまりにも度がすぎると、実世界にもそういう業者がいるだけに問題になりかねず、その点はあえて回避した(自分で考えてね)という、一見「逃げ」に見えるものの、やむなしかな…と思います。

 鑑賞後に考えたことがら。
  ・ 両親の信仰する宗教は、その子にまで強制できるか?
 (作品でも、主人公の子が好きで信仰しているか、親から強制されていやいや信仰しているかは、微妙な描写になってます)
  ・ これだけ現代医療が発達している現在、宗教で医療を超えられる、という考え方を持つのは妥当か?
 (実世界でも、生命的に危篤な状況で、親が宗教信仰を盾に医療を受けさせることを拒否するのなら、行政は親権停止等で強制的に介入するでしょうね)
  ・ 新興宗教であること(=古典的宗教でない、という意味)「のみ」を持って、存在を否定したり、新興宗教であることのみを持って偏見を持つことが妥当なのかどうか
 (⇔新しい宗教が生まれなくなってしまう)

 短い映画(100分ほど)ではありましたが、色々考えさせるところがあります。

 評価は下記の0.5で4.5にしました。

 0.3 … どうしても上記の点(ただし、映画内で積極的に触れたくない点は理解しうる)をすべて回避してしまったため、視聴者(鑑賞者)の感想に任せるところがかなりあり、こう、「何を伝えたいか」が「なさすぎ」という点でしょうか…

 0.2 … エンディング前。唐突に終わってしまうのですが(「タイトル名から」ある程度推測はできるが…(ヒント?))、「それも含めて」視聴者(鑑賞者)に考えさせる点が多すぎで、特にこちらは「終わり方が唐突に過ぎる」ように思えました。

 ただ、宗教観や思想良心について考える良い機会ではあると思います。

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yukispica

2.5まぁ何とか

2020年10月10日
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134本目。
前の作品を観終えて、飯食う暇もなく観賞。
芦田愛菜ちゃんの作品とは、たぶん関係ないけど、あの発言を聞き観ようかなと。
世の親御さん達は、こんな子に育って欲しいんだろうなと勝手に妄想。
劇場でポスターを見た時はファンタジーかなと。
観賞前にスタッフ見たら監督が、あーこれは一筋縄でいかないなと。
宗教も見方によってはファンタジーと勝手に解釈しつつも、演出の独特の間が自分の中で上手くはまらない。
かと言ってつまらない訳ではなく、何か観ていられる作品。

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ひで

3.0自分の意思ばかりでは成り立たない

2020年10月10日
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親の立場からすれば、何であれ子供が
救われたのだから、すがる気持ちは痛いほど分かる。
そんな親の姿を見てきたのだから、“違う”と感じながらも、切り捨てる事が出来ないヒロイン。
ヒロインの事情を知っているけど、意にも感じてない学友。
だからこそ、自分とは分かり合えない世界の者を露骨に拒否する業者の姿が不快に思える。
今は、自分の意思ばかり強調して、他人を傷つける輩が多すぎる。
それ故に、三人が寄り添うラストは、安らかを感じるのであった。

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ムーラン

3.0宗教作品らしい

2020年10月10日
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これ宗教の映画なんだろう。
娘が湿疹になってなかなか治らず、特別な水で治ったらしいが、ホントは時間が経ったから自己免疫で治ったのかもしれない。
それから両親がその水と関連商品を買っていくなんかの宗教っぽい話。
娘の中学の先生から両親を変人扱いされても自分の親だと言えなかったり、姉が家出したり、宗教団体の集会のようなのがあったり、親子3人で星を眺めたり、何が言いたいのかわからなかった。

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りあの

4.0【好きって何? その3】

2020年10月10日
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家族の形は様々だ。
様々な困難を経て、他と違う家族の形になってしまうこともあるだろう。

大森作品としては、「タロウのバカ」と「マザー」に続いて、「好き」とは何なのか考えさせられる。

自分を救ってくれた両親への愛情。
それを少し冷めた目で見ていて、息抜きを提供してくれる姉への憧れのような気持ち。
叔父家族への感謝。
友情。
美しい顔立ちの教師への恋愛ともいえない気持ち。

きっと「好き」は多様なのだ。
そして葛藤を伴うのだ。

あなたがここにいるのはあなたの意思じゃない。
確かに、僕達は親を選んで生まれてきたわけではない。
だが、葛藤しながら選択することは可能なはずだ。

動き回ってたら一生会えないかもしれない。
だが、じっとしていたら手に入らないものもきっとある。
だから、人はその時々で選択をして前進するのだ。

同じ場所にいても、見える風景は人によって異なるかもしれない。
同じ場所にいても、同じ流れ星を見ることが出来ないように。

でも、離れて暮らす姉が、もしかしたら同じ流れ星を見ている可能性だってある。

この3人は、きっと、それに気がついたのだ。

※ 僕は禅宗のお寺の血筋で、お経を唱和する会や座禅、写経に何度となく参加してこともあるし、神道の神職のペーパー資格も持っていて、一番古いと言われる祝詞を諳んじることもできる。
でも、新興宗教も宗教だと思う。
変に何かを売りつけたり、過度に組織的な勧誘などしないのであれば、偏見は必要ないと思う。
昔、浄土真宗の(相当)高位なお坊さんに京都を案内してもらったことがある。
その際、青蓮院さんに立ち寄って、浄土真宗は、この隣で蓮如が始めた200人規模の新興宗教だったんだと教えてもらった。
近代化や人口減少で宗教も変化を避けられなくなってきている。
意義を見出す人もいれば、そうでない人もいる。
でも、害を及ぼすのでなければ、毛嫌いなどせず、そっとしてあげれば良いと思う。

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ワンコ

5.0優しい映画

2020年10月10日
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この映画は作品を通してインチキ宗教を糾弾してやろうなどという映画ではありません。こういった映画によくある教団の人間からの脅迫や暴力なども一切ありません。常に女の子の視点で描かれてるようなふんわりした映画です。
結末も残酷なものではなくふんわりと終わります。
だからといって退屈な映画ではなくテーマが興味深いので最後まで引き込まれます。
私はこの作品が誰かの為に作ったものだとしたらそれは両親が宗教信者の家に生まれてきた子供たちへの優しいメッセージだと思います。選択権のないまま親の信じる宗教を疑うことなくやってきた子供たちにキミたちは何にも間違ってないよと語りかけてるような作品です。

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まことでござる