ミッドウェイのレビュー・感想・評価
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主人公に感情移入してしまった
真珠湾攻撃もアメリカは情報を掴んでいたけど、開戦させるために放置したはずで、国力的にも勝つのは無理。
でも開戦当初は日本が脅威であったと誇張している事で、緊迫感が強まる。
情報戦であれだけ暗号が解かれていたら、勝ち目はないけどね。
日本兵は最後は特攻をかけるけど、アメリカ兵は帰還する事を選ぶ事が描かれていて、成る程なぁと思った。
当初の東京空襲が燃料切れ覚悟で中国に不時着したとか事実なのか?
太平洋戦争の勝敗が決したミッドウェイ海戦
これは正当派の戦争映画だった。
真珠湾攻撃(1941年12月8日)からミッドウェイ海戦(1942年6月5日〜7日)までのアメリカ軍🇺🇸と日本軍🇯🇵の戦い。アメリカ軍も必死だった。
エメリッヒは両国をフラットな視線で描いた。今作の魅力はそこにある気がする。
思えば真珠湾から半年足らずで太平洋戦争の勝敗が決したのですね。ミッドウェイ以降の3年余りで300万人の日本人が死ぬことに。誰も止めることが出来なかった。
普通かな。でも、観るなら映画館で。
もっと戦闘シーンが迫力あるかと思ったら、前置きや家族とのシーンが多くて物足りなさはある。
しかし、家族や人物像を描かないと、ただのドキュメンタリー風にしかならないし、アメリカ側からみたら必要だとは思うんだけどね。
もう少し戦闘機対戦闘機のシーンや、空母がやられるシーンは詳しくしてほしかった。
呆気なさすぎて、あ〜やられた〜っていう軽いノリにみえる。
ドーントレスにやられる零戦より、戦闘機でやられるのも欲しかったし、ベテランパイロットが戦っている映像も観たかった。(そもそも史実も無いのか?)
それ以外には、日本軍の暗号は真珠湾より前からかなりバレてたと思っている自分には、リメンバーパールハーバーの相変わらずこのくだりかと思って興醒めしたり、東京や日本各地を無差別で空襲したドゥーリトル隊が不時着した中国で日本の空襲を目撃してなんか言ってんのが腹立つシーンだったので、ちょいちょい意識が冷める。(重慶爆撃で世界から非難されてそれから民間に爆撃してない様な気が…違ってたらごめんなさい。)
マニアがいるジャンルなので、にわかの自分はあれこれ言うのは間違いも多いと思うので(錨で捕虜を殺害するのなんてここのレビュー見るまで知らなかったし。)、史実関係なく当時の戦闘の雰囲気や世界観を楽しみながら観れば、足りないところはありつつも普通に面白いです。
なので、家よりは映画館で観るのがオススメ。
零戦がもう少し恐れられた印象があればなお良かったのかなーとも思ったりしてますが、パールハーバーの糞よりは100倍良い映画でした。
あと、早くCマネーから抜け出せることを願ってます。
そんなに偏向していない戦争映画。
家内と行った。アメリカ映画で監督はドイツ人。おまけに中国のプロダクションが製作している映画なので相当偏向しているはずと思ってみたがそれほどでもなかった。が、やはり中国のプロパガンダのシーンはしっかり挿入されていた(ほんの数分ではあるが)。南雲はともかく山本五十六もここまで無能扱いしなくとも良いのではと思わせる描き方。少なくとも前半は日米戦争は互角だった、という事はこの映画で認識できる。アメリカ側の主要メンバーは皆戦後まで生き残った人達なので米国側の話については相当史実に忠実なのだろう。戦闘場面は見応えがあるが、ゲームの画像みたいであまりリアリティはない。日本人の出演者の数が多くて驚いた。なぜか台詞が妙に棒読みなのが気になるが、浅野忠信(山口多聞)は実に格好いい。
米国視点の太平洋戦争を知れる貴重な映画
米国目線の真珠湾攻撃、ミッドウェイ海戦を描いた映画…ではあるが、決して『米国こそが正義』『悪(日本)を倒した米国最高!』という単調な内容ではなく、日本側の言い分、たとえば日本が石油を絶たれたことで追い詰められ、やむなく米国に喧嘩を売らざるを得なかった事情などについても触れられているし、冷静沈着で極めて統制の取れた日本軍の強さなどもしっかり描かれている。
太平洋戦争というと、とかく最新鋭の装備を揃え、圧倒的な軍事力を持つアメリカの前に、前時代的な装備の日本が成すすべなく踏み潰された、というイメージを持たれがちだが、米国にとって日本はそう容易い相手ではなかった、ということがこの映画からはよく分かる。
それどころか日本の海軍は物量的には圧倒的であり、質も米国と同等かそれ以上、かつ、日本側の軍隊は極めて訓練が行き届き、統制も取れていた。対する米国は真珠湾攻撃により主力の軍艦や将兵を数多く失い、経験不足の未熟な人員をかき集めた寄せ集めに近い集団だった。
そんな太平洋戦争の勝敗を左右したのは情報戦であり、日本はそこで大きく後れを取ったことで、重要な海上戦で致命的な敗戦を喫してしまう。米国は断片的ながら日本側の暗号解読に成功し、日本の作戦は米国側にほぼ筒抜けだった。それがミッドウェイ海戦の勝敗の大きな分岐点となり、ミッドウェイの勝利により米国は一気に日本本土までなだれ込むことができた。
鑑賞前にレビューを見ると、『アメリカ寄りでけしからん!』というナショナリストの感情論や、『この軍艦の配置はおかしい』というミリオタの能書きレビューも散見されて少々不安だったが、確かに映画だから多少なりとも脚色はあるし、米国寄りにもなってはいるが、日本人や日本の戦いぶりにも少なからず敬意が払われていたし、個人的にはそれほど極端な脚色や偏りがあるとは思えなかった。
映像は最高にリアルで迫力があるし、日米司令官の頭脳戦は見応えがあったし、後半の迫力ある戦闘シーンはエンタメとして純粋に楽しめた。『映画はエンタメなんだからそれでよくね?』って思う。
太平洋戦争なんてもう70年以上前の話なわけで、完全な資料が残っているわけでもなければ、それぞれの国が自分に都合のいいよう記録を残すことも少なからずあるわけだし、100%真実だけで映画を構成しろ、なんてそもそも無理難題なんだから。バランス取りたいなら、米国視点と日本視点の映画を両方見ればいい。
ミッドウェイの映画は過去多くあるが一番の駄作でした。 私は詳しい分...
ミッドウェイの映画は過去多くあるが一番の駄作でした。
私は詳しい分厳しくなってしまうのかもしれませんが、戦闘シーンは
現実離れした臨場感の薄い派手にしただけ。
増槽つけて戦闘する戦闘機...
日本に配慮したような感じは感じだけ。
最後に飛龍から友永大尉の命掛けの反撃シーンはカットの薄っぺらさ
素人が金かけて作った作品と思いました。
ハリウッドがあの戦争の転機となった海戦に大した思いもなく作ればこんな
もんなんでしょうね。途中席をたとうと何度思ったか。
全くの時間の無駄でした。
映像は◎
なんやかんや、個別のドラマはアメリカ側のみで、日本側の人間描写は弱い感じしたけど、どっちかを下げずに描いた戦争映画も少ないかなと思い◎。ただ、どっちかに寄らなかった分
、他の戦争映画よりあっさりさてたかなとも個人的に思いました。
まぁ、本作の醍醐味はなんやかんや映像の部分なのかなと。永遠のゼロとかと一緒に見ると、いろいろ感慨深いものがありますね。
まあまあ良かった。
久々の映画観賞再開に勢いづいて、シルバーウィーク二本目。
「硫黄島からの手紙」のようにこの作品も日米両視点から中立的に描かれてるかと期待しましたが、当たり前だけど、やはりアメリカ視点の方が比重が大きいかな。
アメリカ版の「永遠の0」的な印象。
あとは他の方もレビューで書かれてますが、日本語がカタコト?聞きづらいのは何故かしら???
まあ2時間ちょいでパールハーバーから、ミッドウェイまでを深く描くのは難しいですよね。
ショッカーの子孫
戦争映画はあまり見ないです。特にアメリカ目線の旧日本軍は痛快感がまるでないので。
たぶん、この映画はその手の映画の中でも日本に対して配慮がされているものだと思います。また戦闘シーンの凄さも印象に残りました。
でも山本五十六、南雲の周辺だけで日本の兵隊の日常は描かれていない。基本的にリメンバーパールハーバーの文脈には変わりがないです。
令和の世に未だに、この手の映画を観て楽しめない人がいるという事が戦争をしてはいけない理由の一つにならないでしょうか。
7:3
戦争映画での対戦のCGの迫力が凄まじかったです。戦闘機・魚雷VS空母の入り乱れるような対戦がたまらなかったです。
日本軍側の視点がもう少し欲しかったなと思いました。日本勢のメインキャスト以外の会話での聞き取りづらさがかなり引っかかってしまいました。なんとかならなかったかなぁ…
運命のミッドウェイ!
米日両国の英霊へ敬意を払っていることに、まず評価したい。日本側の視点でよくミッドウェイ海戦の評価や戦争論評は聞くが、アメリカ目線で見れたことは良かった。時々に日本側の視点も入っており、バランスが取れていると思った。
アメリカは余裕で勝てていた訳でもなく、戦争への緊張感、ぎりぎりでのやり取り、勝利への執念による戦略と技術向上への熱意が心に染みた。
命をかけた運命の決戦。戦争の悲惨さが伝わってくる。平和な世の中を願う。
ヒーロー映画ですね
ミッドウェー海戦については、よく映画になっているという以外には知識が無かったので、どういうものかを知ることが出来て良かったです。でも本作は反戦映画とは呼べません。東京大空襲について、10万人の死者を出した下町の爆撃シーンを入れてないですからね。
戦争がいかに無駄な事であるかは、膨大な金と時間と労力と人命を犠牲にしている、という点で伝わりますが、戦争の悲惨さを伝えるなら、「アルキメデスの大戦」の冒頭の大和沈没シーンの方が説得力がありました。
戦闘シーンの良し悪しについては私は分からないですが、飽きずに見られました。
本作に日本スタッフが入っていないのが残念です。清澄庭園の名前が出て元江東区民としてはうれしいんですが、あれは違いますね。日本軍側の俳優は、豊川さん、浅野さん、國村さんの他には日本人らしき名前が2人しか見つけられませんでした。
日本兵の動きがキビキビしてなく、散開するときに猫背でダラダラ走っていてカッコ悪かったです。
迫力映像な!!!!???(笑)
映像が迫力的で。
本当かどうかの、上からの感じのデフォルメが。
個人的には気に入ってしまいまして。
もうちょっとめちゃくちゃでも良かったけれど。
すこしシリアス目なタイトルなので。
始めはナーバスな感じで。
こんな時期で大丈夫かなとかおっかなびっくりで。
へんな意味で肝試し的な。
みごと期待を裏切ってくれまして。
サクサクと、あるいみ、そこそこあっさりな感じで。
史実は置いといて、アクション映画としては面白いかも。(笑)(笑)
個人的にはSFの方が、ぼかし目で入りやすいような。(笑)(笑)
固有名詞が少々痛い。(笑)(笑)
思ったよりも、サクサクと!!!???
思っていたよりも、サクサクと。
戦争映画は苦手(笑)ですが。(笑)
思っていたよりも、スッキリな感じで。
飛行機のシーンとかそこそこ迫力があって。
若干、むちゃな感じも、非現実的で、個人的には好印象でした。(笑)
ある種のデフォルメ感が逆に、現代っぽくて、個人的には良いと思いました。(笑)(笑)
78年前
1942年の話なので、今から78年も前のことなんですよね
アメリカは強いんだという映画かと思いきや、日本の戦力は優れているとか、アメリカ軍がやられるところなどもあり、アメリカの弱い部分も出てきます
パイロットの視点で描かれているため戦闘シーンの迫力は凄まじく、大スクリーンで観るべきです
5G6Gの世界になるとVRの有料配信が当たり前になり、もっとすごい迫力になるんでしょうけど
やはり、戦争はしてはならないですね
アメリカ目線のミッドウェイ海戦
コロナ自粛後の自分にとっては初となる映画館での鑑賞。
観に行った劇場も新しく出来た所だったので設備面での興味が倍増。 そんな第一弾として本作を鑑賞した。
真珠湾攻撃から始まる大東亜戦争の日米双方のターニングポイントとなったこの戦いに至るまでをアメリカ中心に書いてます。
とはいえ、この手の映画にありがちな残酷な日本人と真直ぐ正義のアメリカ人という対立図では描いておらず、両社とも知力の限りを尽くした戦いだったというある意味清々しい映画でした。
とは言え気になる点が幾つか有ります。
まず、多くの人が書いているように日本軍将兵の発音が明らかに片言日本語に成っている事。
この映画の中では南雲中将が無能な将軍として描かれていて、山本元帥が立派な人間とされている事。
アメリカ側も将兵を白人キャストが占めていた事。
日本の捕虜に成ったアメリカ兵の扱いが乱暴すぎること。
エンディングクレジットを見ると明らかに中国マネーで製作されているのだと分かるのですが、アメリカのエンタメ界も中国とズブズブなのでしょうね。
個人的に目から鱗なのがアメリカの戦闘機が基本複座製で後ろにも機銃が有った事です。
これは戦闘機を作る時の設計思想からしてパイロットの生還を前提としているかいないかの違いなのでしょう。
それとこの映画で主人公は俺様最強的な人物では無く家族が有り、周りに弱い所を見せられる人物でこの映画においては感情移入出来ました。
絶対にパールハーバーを思い出す
互いの立場からの視点で描いていたのは新しい。とはいえ、やはり7:3で米向きだったとは思うが、そこまでの偏りは感じなかった。
戦争映画は大がつくほど好きでよく観る、当然主人公側の立場から感情移入して観ているパターンがほとんどであったが、このように両者の立場が(正当に?)描かれていると意外にも没頭できない自分がいた。ましてや相手は我が国、大日本帝国であるとなおさら感じざるを得ない。日本国の空母や零戦が落とされていくのを見て『やった!』とは思えないのである。むしろ魚雷や急降下爆撃の投下が失敗し、『攻撃を免れた!助かった!』と思っている方が自然だった。
当然である。私は日本人だからである。
70年以上も前の出来事で、且つ、結果が分かっている戦いであるにもかかわらず、やはり日本側として観てしまうのである。米側(娯楽)として観たい自分もいれば、日側(リアル)としても観たい自分が鑑賞中に行ったり来たりしてしまう。ぱっと思い出してもハクソーリッジ、パールハーバー、シンレッドライン、父親たちの星条旗、を観てもここまで感情が行ったり来たりはしてなかっただろう。
映画館はおじちゃんで溢れていた。彼らがどんな思いでこの映画を観てたのか気になるところだ。私でも日本に思いを寄せるほどなのだから、描写は7:3の米側でも気持ちの上では10:0で日本側に間違いないのだろう。
最後に映画冒頭の日本語の拙さといったら笑うしかないです。
全289件中、101~120件目を表示