劇場公開日 2020年1月17日

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リチャード・ジュエルのレビュー・感想・評価

全293件中、181~200件目を表示

5.0サム•ロックウェル(♡ω♡)

2020年1月24日
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ジョジョ•ラビットに続いてロックウェルの演技を見て、改めて惚れました。
ジュエルの悪気なく問題行動を起こしてしまう生きづらさは発達障害のせいでしょうね。根は気の良い愛すべき奴だと思いますよ。
だから母にも愛され、ブライアント弁護士との良好な信頼関係も築けたのですね。
イーストウッド監督らしい一本軸の通ったしっかりとした作品で、最後まで引き込まれました。

追:
終わってからのタイトルバックも凛としていい雰囲気だったのでそのまま余韻に浸っていたら、後ろからビニール袋のガサゴソガサゴソがず〜っと継続して聞こえて来るので一瞬それも効果音なのかと疑ってしまったら、オバちゃん二人連れの持ち物でした。
オバちゃんも発達障害なんかな?
いや退化ですね。

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いけちゃん

4.5心打たれた

2020年1月23日
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泣ける

悲しい

幸せ

映画の中に引き込まれる、目が離せなくなる映画。

最終的な結果なんて分かりきっているのに
次へ次へと展開が楽しみになっていた。

主人公の彼は人助けが好きな純粋な人で
弁護士は賢い、そして見る目がある。

この2人のコンビがなんといっても良かった!

この大きな事件をベースに
それぞれの人間性が濃かった。

無実の人が犯罪者として扱われるのは経験した本人らにしかわからない辛さがあるのだろうが、
映画を観ていて一緒に悲しみ一緒に喜ぶことができた。

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なる

3.5ごく普通の一般人、ノンフィクション。

2020年1月23日
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泣ける

知的

難しい

だからこそ、この物語に引き込まれる。

リチャードは英雄から一気に容疑者に。政府、FBI、メディアを相手に、この大きな渦に巻き込まれて、どうやって、何処まで無罪を主張出来るか。

容姿も疑われる要因の一つかもしれない。。。肥満に対する非難、そんな国柄を、イーストウッド監督は暗に批判している、そんな風にも感じられた。

現状を理解する際に立ち止まってしまう人と、現状に対して感情的になってしまう人で、リチャードに対する感情移入に差が出る。

感情的になればなる程、自分の主張を通そうとして泥沼にハマる。FBIのやり方の汚さに怒りを覚えつつ、そんな警察とメディアの怖さを、思い知らされる擬似体験が出来る。

終盤近くになり物語の進み方が、リチャードからワトソンの視点に移った感があり、そこだけが唯一の違和感だった。

リチャードの母ボビについ自身を重ね、終盤のシーンでは涙が溢れた。冤罪の怖さ、思い込みの怖さを改めて考えさせられた良作。

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アル

4.0タイトルなし

2020年1月23日
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ポール・ウォルター・ハウザーとキャシー・ベイツの会話はコント
普通の会話してるだけで笑える

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うんこたれぞう

4.5素晴らしい監督

2020年1月23日
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クリント監督の現代社会を痛烈に批判した素晴らしい作品。
強く強大な力を持つ政治力や報道の仕方に痛烈に批判している作品、少しばかり残念なのは、政治家とジャーナリストの描き方が好きしばかり雑。
こんな政治家やジャーナリスト?馬鹿丸出しじゃないなどと感じてしまう。
しかし、ここは弱気者及びその弁護をするヒーローに時間を使いたい、難しいんでしょうね。
しかし、クリント監督大好きです。
これからも沢山の作品を作って下さいね。

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shuji

5.0いい映画。

2020年1月23日
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観てよかったといえる映画。無駄な仕掛けもなく、ストレスもなくド直球。クリントイーストウッドすごいね。

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khapphom

3.5いかにもC.イーストウッドらしい映画。 FBIがズサン過ぎて怖いです。

2020年1月23日
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いかにもC.イーストウッドらしい映画。
FBIがズサン過ぎて怖いです。

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やまぼうし

4.5期待以上の仕上がりはさすがにクリントイーストウッド

2020年1月22日
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ピュアで生き方に不器用で社会に順応できない正直な奴、誰しもの人生の中で数人はいるのでは。モハメドアリの最終聖火ランナーで感動を呼んだアトランタオリンピック中に起こった爆破テロを描いた実話。ピュアな心を貫く不器用過ぎる“ブ男”を守る母の愛と情熱的で正義感溢れる弁護士の姿に心打たれ、ラストは涙。期待以上の仕上がりはさすがにクリントイーストウッド。

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masayoshi/uchida

5.0監督として、油に乗ってたイーストウッドが戻って来た❗️

2020年1月22日
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90歳になって、こんな作品を撮って。
これからどんな作品を遺すの❗️
楽しみでならない。

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おさむ

4.5事実への道程

2020年1月22日
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悲しい

知的

警備員として人命を守る!自分の仕事を全うしただけの彼が・・何故?

かたや、スクープの為なら平気で誰かを傷付け貶める新聞記者・・
確実な証拠も無いのに無実の市民を権力で犯人にしたてるFBI
こんな不誠実や歪んだ正義の世界に我々は居る・・
SNSでの誹謗中傷が溢れる昨今・・誰もがリチャード・ジョエルになりかねない
こんな時代だからこそ伝えたいイーストウッド監督の想いを一人でも多くの方に観ていただいて知って考えていただければと・・

私も含め、この作品のみならず映画から学べる事はまだまだ有る事でしょう!
映画って本当に偉大な教科書ですね

息子の無実を信じる母キャシー・ベイツ
最近は「アメリカン・ホラーストーリー」シリーズでの怪演の印象が強かったのですが
流石の存在感と名演技に心、震えました
オスカーの期待も膨らみます

・・渦中の際、リチャード御本人が日本のニュース番組に出演され
日本滞在をとても楽しまれたと聞きました・・
本作の公開に合わせて再来日していただく事が叶わなかった事がとても残念です・・

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ねもちゃん

4.0乾いた視線の先

2020年1月22日
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のちのち振り返ったときにイーストウッド作品の中で代表作にあげられる作品ではないかもしれないが、これはとてもよい映画だった。
ワンカットワンカットに迷いなく、編集にも迷いなく、この映画の中(つまり何もししてない男が権力にじわじわと追い詰められていく世界の中)にただただ没入していく。
見事でした。

これがあー独特ーなカメラワークや編集のテンポだとこうはいかない。
この物語、このテーマ、このスタイル、ってことで、もう最高の映画体験。

この主人公で映画一本とれてしまうって凄いよね。
しかも傑作っつーね!

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あした

4.5さすがのイーストウッド監督

2020年1月22日
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実話ベースのイーストウッド監督作品は大好きです
無駄なものが全くなく、サラリと重いテーマの作品を観せてくれます
キャシー・ベイツのインタビューにあった「アメリカの悲劇」という言葉が心に残ります
今作も過去作のように押し付けがましくなく社会の問題提起をしながら、映画としても楽しませてくれました
英雄から一転容疑者として扱わせたFBIとメディア、絶対的な権力と影響力を持っている立場の人たちがいつも正義とは限らないというこわさを感じました
その被害者になってしまった母子が本当に気の毒です
いつまでも息子を守りたい、息子を想い声を震わせながら話すあのシーン、キャシー・ベイツの演技には涙でした

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小町

3.5人は見かけが大事?

2020年1月22日
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泣ける

難しい

主人公はプライバシーを勝手に覗いたり、警備員に権限の無い行動をしてみたり、正義感で起こした行動かもしれないがやり過ぎか?
第一発見者が爆弾が爆発したとき危険が及ばないところに居れば多少は疑われても仕方ないが現場検証は適当で時間経過と本人の行動が矛盾してないかどうかも無視、共犯者もでっち上げしかもゲイであるという妄想があたかも本当であるように決めつける。無理矢理、本物の書類にサインさせようとしたり、犯人検挙率が余程給料に反映されるのか?知らんけど??
ただ、普通にあった生活があれだけヒッチャカメッチャカにされたら、人格が変わってしまうかも?でもあの親子は自分を曲げる事なくやれたのだから凄いですね。

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kachasin

4.0今この時代だからこその題材

2020年1月22日
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自身の監督作について、もはや題材選びに関して右に出るものは居ない御大。
今回もこの時代だからこそ、この題材を選んだのだと思う。

そしていつもの如く淡々と静かに主人公たちの行く末を見守るように進むカメラワークと編集がいつも通り素晴らしく、畏敬の念すら感じてしまう。

インターネットで誰もが自由に発言出来、誰もが主役になれる今の社会において、この実話は原点であり教訓であろう。
知らない人をちょっとした正しいかどうかも分からない情報や自分だけの尺度で考えた推測で、ネット上で軽はずみな発言をする事がどうなるのか。それを考えさせてしまう、御大からのメッセージかもしれない。
大いなる力とそれに伴う責任をしっかりと考える必要があるんじゃなかろうか。

映画の中身は他の方がレビューしてるだろうから今更だが、主人公が全ていいやつでもなく、時に言うことを聞かないちょっと鬱陶しいやつにしてる所がニクい。

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ミッチ

3.0典型的な善良なアメリカ市民は罠にハマってしまう。

2020年1月22日
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かつてイーストウッドは言った。
軟弱な時代だ。
トランプが大統領になる間際だったし、グラントリノを撮ろうとした時だったような気がする。
正義感の意味が万国共通だった頃の話だ。

横並びの社会は日本独自のものではないらしい。
正義は何者にも公平で平等であるはずなのに多数決で決まってしまう世の中になってしまった。
それに加えて野心と性欲が入り混じりホントの事はどうでも良くなる。
マスコミは利用されるだけ利用され為政者の権威だけが生き残る。スクープ記者の哀れな姿が今のマスコミを象徴している。
マスコミの信頼性が失墜して喜ぶのは誰なのか?
誰が得しているのか、少し考えれば答えは明白だろう⁈

マスコミ人はこの映画を観て考えた方がいい。
目の当たりにした事実は真実なのかを…

イーストウッドはしたたかな映画監督なのだ。

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はる

5.0イーストウッド監督ありがとう。もっと長生きしてください。

2020年1月22日
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何だろう、今日はいつもの涙と違う気がする。ヒーローが艱難辛苦を耐えに耐えて怒りの反撃を開始した時のような高揚感とは全く別種な気持ちであることには間違いない。

ジョージア州都アトランタでは、ミリタリーオタクで太った白人青年は珍しい部類ではなく、キャップをかぶれば風景に埋没すると思うし、ジュエルのお母さんにいたっては、最も多いタイプだと思う。ワトソン弁護士もどこにでもいそう。そのごく普通の3人が魂の声を上げるから、自分もその声に心が揺さぶられしまうのだろう。

ほぼ犯人として報道する記者達の前で、母親が決死の思いで息子の無実を訴えたとき。ジュエルがFBIの取り調べの中で自分の尊厳を取り戻したとき。そして、ワトソンとジュエルが闘い抜いた後での邂逅。

このリチャード・ジュエルは、映画としての完成度が文句なしだよね。全く無駄のない編集。演じている俳優の自然でありながらも心のありようがまざまざと伝わってくる演技。効果的な音楽の使い方。エンディングの素晴らしい余韻。

イーストウッド監督には、一本でも多く映画を撮り続けて欲しい。いや、後5本くらいはお願いします。

ワトソン弁護士役のサム・ロックウェルには、本当に驚く。他のレビューワーの方に教えてもらうまで、バイスのブッシュJr.がサムだと気がつかなかった。バイスを見ている時もよくこんなそっくりさん見つけてきたなぐらいに思っていたし、先日みたジョジョ・ラビットでのキャプテンKでの怪演。これから、サム出演の映画は絶対見ないと。

追記
検察がマスコミを使って村木さんを犯人に仕立てあげた事件を思い出した。マスコミと検察がタッグを組んだら何でもできてしまう。芸能人の不倫なんかほっておいて、こっちの方を国民が監視しないと。

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bion

4.0老いても枯れないクリント爺さん

2020年1月22日
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依然ハイペースかつハイクオリティなクリント・イーストウッド監督作。今作は1996年のアトランタ爆破テロ事件の容疑者となった警備員リチャード・ジュエルを描く実録物。

無責任に人権を侵害するFBIやマスコミを痛烈に批判する社会派ドラマにして傑作。

まずはポール・ウォルター・ハウザー!疑われてもやむなしと思えるちょっとおかしなジュエルを見事に演じた。ホント危なっかしくて仕方なかった。

弁護士を演じたサム・ロックウェルは今一番脂が乗っている男優さんの一人ですね。一際光ってました。

そして『ミザリー』でオスカーを手にしたキャシー・ベイツが息子思いの母親を演じた。今作でも助演女優賞にノミネートされたようです。がんばれキャシー!

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エロくそチキン

4.5流石です

2020年1月22日
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流石クリント・イーストウッド監督作品だと感じました。映画を見るまでこの話しは知りませんでしたが、メディアの怖さを改めて知りました。
自分が正義としてした事が、メディアの力によりヒーローにさせられたり容疑者にされられたり...
たまったもんじゃありませんよね^^;

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ピピ

4.0正義はどこに

2020年1月21日
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この頃には自分もテレビで見ていたはずなのに、恥ずかしながらほとんど記憶にない事件でした。

リチャードの環境は、いまの現代人にも通じるところがたくさん。
※税金に苦労しているところなど。

ヒーローが一転、容疑者に。
正義とは?

母親や弁護士、登場人物たちの関係性が丁寧で説得力があり、クライマックスでは自然と涙がこぼれました。

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彬

3.5正義の置きどころ

2020年1月21日
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泣ける

知的

それにしても凄いですよね、クリント・イーストウッドさん。ここのところ毎年映画を作ってて、昨年は主演までして、とても90歳の仕事ぶりとは思えない。映画への愛が溢れてますね。大好きですし、大尊敬です。

さて、本作もイーストウッド節。普通の人々が、苦難に立ち向かい、何かを成し遂げる。職業や個性はそれぞれだけど、たいていは善良な市民が、事件に巻き込まれながらも、それに立ち向かう。自分の中では、「グラン・トリノ」が特別な作品だが、本作も負けずに米国市民賛歌を叫び続けている。現実でも、いろんな問題がありすぎるけど、こうした市民の心があれば、この国は大丈夫なのさ。と言った話を真っ当にはせずに、背中で見せるのが男ってもんだ。

主人公のリチャード・ジュエル。法律を守る正義感が強いうまり、杓子定規過ぎて周囲とうまくやれない性格。だが、そのおかげでイベントの最中、ベンチに放置されたバッグを、手順に従って警察に通報。結果、爆弾は爆発するも、被害は最小限に収まった。一躍ヒーローとなるも、数日後FBIから容疑者として狙われ、マスコミがそれを大々的に書き立てたために、今度は悪人にされる。FBIの執拗な調査が始まるが…。

リチャードの母親役キャシー・ベイツが良かった。ミザリーのアニー役からだいぶお年を召されたが、老いた母親を自然に演じた。昨年の「ビリーブ 未来への大逆転」でも重要な役どころを見事に演じた。また「スリー・ビルボード」のサム・ロックウェルも、皮肉屋の弁護士を軽妙に演じて見せた。

でもやはり、ポイントはイーストウッド監督
これからも元気で、良い作品が発信されるとこを期待してます!

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AMaclean