劇場公開日 2020年6月5日

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ハリエットのレビュー・感想・評価

全71件中、61~71件目を表示

2.5自由か死か

2020年6月6日
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悲しい

単純

幸せ

1849年メリーランド州からペンシルバニアへ単独で逃走した後、奴隷解放運動家となった女性アラミンタ・ロス(ハリエット・タブマン)の話。

恥ずかしながらこの様な人物がいたことを知らずに鑑賞。

自身の身売りが聞こえてくる中、命懸けで逃げだして160㎞離れたペンシルバニアへ向かうことから展開していくストーリー。

勿論対等な扱いではないけれど、奴隷に対する厳しい描写はあまりなく、かなりマイルドだし、逃走も先導もとんとん拍子で、あまり悲壮感も緊迫感も感じない。
オカルトも結構強調されていて、エンタメ色が強いしね。

行ったことは凄いことというのは良くわかるし、それ自体は良い話だけど、主人公が猪突猛進で人の話は聞かないし、協調性もなく傲慢にみえる様な人物像に描かれていたり、表情や演技とか、舞台劇の様な演出とかもちょっとこれじゃないという感じがしたかな。

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Bacchus

5.0奴隷制、人種差別反対!

2020年6月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

奴隷解放運動家ハリエット・タブマンの激動の人生を、実話をもとに映画化した作品。
1849年、メリーランド州(南)の農園が舞台。
まだ黒人奴隷が当たり前で、ペットならまだまし、家畜(馬豚牛)同然に働かせ、人身売買し、自由は全く無く、子孫も生涯奴隷。
そんな中ミンティ(ハリエット)は脱走を決意し、奴隷制が廃止されたペンシルベニア州(北)にやっとの思いでたどり着く。
彼女の願いは、いつか自由の身となって家族と一緒に人間らしい生活を送ること。
勇敢で逞しく、どんな困難にも打ち勝ち、立ち向かえるハリエット。性別は関係ない。これこそが真のリーダーと言える。
ミンティ(ハリエット)をミュージカル女優シンシア・エリボが熱演し、主題歌も担当。
「スタンド アップ」は声量があり力強い歌声が胸に刺さる。
アフリカ系アメリカ人女性として初めて新20ドル紙幣に採用されるらしい・・・無事に発行されることを願いたい。
さて、久々の映画館。
待ちに待った映画鑑賞ヽ(*´▽)ノ♪。
席はひとつ飛び。以前は左右隣に人がいなくて、できれば前後にもいない席を探したが、もう気にせずゆったり観賞できたことに感謝。やっぱり家じゃだめだ(*_*)

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クララ

4.0素晴らしい作品

2020年6月6日
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鑑賞方法:映画館

震えました。
主人公とご本人がそっくりだったので、驚きました。
是非お勧めします。

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かん

3.5無事にお札の肖像になって欲しい

2020年6月6日
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鑑賞方法:映画館

 公開が延期になったので、ハリエット・タブマンに関する書籍を読んだりして予習はバッチリで劇場に足を運んだ。

 同じ黒人でありながら、逃亡奴隷を捕まえることを生業にしているとんでもない自由黒人を見て思い出したのだが、アフリカでは沿岸部の部族が内陸部の部族を輸出する奴隷として捕縛していた。白人による分断統治ってほんとひどい。

 劇中で聞こえるシンシアの歌は素晴らしい。なんだけど、思ったほどぐっとこなかった。系統が近くて、最近見たナイチンゲールの圧倒的な迫力の残像が残っているせいなのかな。

 映画なんだから、もう少しドラマチックに演出してもよかったのでは。

 映画の出来はともかく、地下鉄道の車掌として、数多くの奴隷を解放し、南北戦争では女性司令官として戦ったハリエットが無事にお札の肖像になって欲しい。特に今のアメリカの状況を考えるとなおさら。

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bion

3.0奴隷泥棒と呼ばれ、賞金首になると言う名誉

2020年6月5日
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bloodtrail

4.0【”自由か死か” 艱難辛苦、汝を”神”にす。奴隷主の元から命懸けで脱走した女性が行った尊き事を描く。】

2020年6月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

ー奴隷”ミンティ”から、”ハリエット・タブマン”と改名した後の、ハリエットの眼力の変化が凄い。怯えたウサギから闘士の眼になっていくのだ。-

 ■感動的なシーン
 ・ハリエット(シンシア・エリヴォ)が自分が命からがら奴隷制が廃止されていたペンシルベニア州に逃げ込み、自由になった後も、命を懸けて、家族や仲間を過酷な環境から救うため、”地下鉄道の車掌”として、数多くの黒人を救う姿。
 -“彼女は何時の間にか、”モーゼ”と呼ばれるようになっている・・。あの神秘的な、靄のかかる川を皆を率いて渡るシーンだね・・。-

 ・ハリエット達、逃げて来た元奴隷たちを匿うペンシルベニア州の宿屋の女主人マリエ(ジャネール・モネイ)や”地下鉄道”の中心人物ウィリアムスや彼らを密かに運ぶ船の人々、そしてハリエットの姿を見て生き方を変えるウォルターの姿である。中には、命を失う人もいる・・。

 ■印象的なシーン
 ・ハリエットが自分を追って来た、かつての奴隷主ギデオン(ジョー・アルウィン)と対峙するシーン。彼女は、撃ちあいの末、ギデオンを自らの前に跪かせ、ギデオンが乗っていた白馬に跨り、去るシーン。

 ■少し残念だったところ
 ・ハリエットは後半生、更に奴隷解放運動家として南北戦争でも闘って多大なる貢献をした事がナレーションで流されるのだが、(尺の関係もあるだろうが・・)その姿も観たかった。

<苛烈な物語であるが、近代アメリカで実際にあった事実である。そして、その問題は現代アメリカで、今でも蔓延っている。
 だからこそ、シンシア・エリヴォが、自らエンドロールで歌い上げる”スタンド・アップ”が心に沁み入る作品でもある。>

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NOBU

2.0タイムリーな作品

2020年6月5日
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鑑賞方法:映画館

単純

知的

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J24

4.0スティービーワンダーのファンです

2020年6月5日
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彼の曲「パッピーバースデイ」はキング牧師を唄った40年前の作品。
「イッツロング」はアパルトヘイトを糾弾した35年前の作品です。
そしてハリエットは約200年前に実在した黒人女性、そして現在フロイド氏がまた警官により殺害。
アメリカは変化しているのか、逆行しているのか、オバマ大統領が誕生した時は少し希望を持ったのだが。
自分は上映中、何故か何度も涙目でした。

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コリア

4.0今タイムリーで観るべき映画。人種差別と真のリーダーとは何かを問う作品

2020年6月5日
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神の声が聞こえるという(おそらく第六感が異様に働く人)ミンティー(後にハリエット)は奴隷として壮絶な日々を送っていた。ある日主人が死んだのを機に自分が売られる事を知ったハリエットはたった一人で160キロの距離をかけて逃亡、後にアメリカ南部から、奴隷制が廃止された北部やカナダへと、奴隷たちを逃す手助けをしている秘密組織「地下鉄道」の一員として奴隷達を開放し続けた。また彼女は一度も任務を失敗したことがないんだとか。南北戦争でも活躍、生涯で800人以上の奴隷を解放している。

ハリエット役のシンシア・エリボの演技と魂の歌声には圧倒される。
個人的に印象に残ったシーンはマリーとハリエットの入浴シーン、マリーがハリエットの髪を梳かしながら話するシーンで「神に愛されているあなたには男は必要ないのかも」

性別問わず、新のリーダーとは勇敢であること、そして人の痛みがわかる人である。
女性が活躍する作品には勇気をもらえる、同じ女性として生きる希望と力をもらえた。

白人警察官が黒人を殺害したことで全米各地で抗議活動が連日行われている。
人種差別は今も根深く根強く残っている。奴隷制度、人種差別の歴史・背景を知るための一つの資料として参考になる作品ではないだろうか。

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あさ

3.5#29 差別デモが起きてる今だからこそ

2020年6月5日
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鑑賞方法:映画館

黒人奴隷がかつてどうやって自由を手に入れたか見るべき映画。

自由な黒人とそうじゃない人が存在したなんて知らなかった。
奴隷狩り制度のことも初めて知った。

自由は手に入れられても、人の心は何年経っても変えられない今が悲しい😢

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chicarica

3.5"I go to prepare a place for you."

2020年2月25日
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