サバイビング・デザイアー

劇場公開日:

サバイビング・デザイアー

解説

1990年代のニューヨーク・インディーズ映画界で独自の地位を築いたハル・ハートリー監督が、「トラスト・ミー」に続いてマーティン・ドノバン主演で撮りあげた短編ラブコメディ。「カラマーゾフの兄弟」の一節しか教えない偏屈な大学教授ジュードと、蠱惑的な女子大生ソフィが繰り広げる恋の駆け引きを描く。「トラスト・ミー」で主人公マリアの母親役を怪演したレベッカ・ネルソンが誰彼構わずプロポーズする女ホーボー役で出演し、「アンビリーバブル・トゥルース」「ブック・オブ・ライフ」に楽曲提供したハブ・ムーア率いるバンド「The Great Outdoors」も登場。「ハル・ハートリー DAYS OF 16mm FILMS サバイビング・デザイアー+初期短編特集」のプログラムA上映作品。

1991年製作/57分/アメリカ
原題:Surviving Desire
配給:ポッシブルフィルムズ
劇場公開日:2019年12月6日

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映画レビュー

4.0DAYS OF 16mm FILMS+初期短編集

2019年12月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

萌える

唐突に始まるミュージカルのような路上でのダンスシーン、両脇の二人は誰だヨ!?ってツッコミを入れたくなる可笑しくて滑稽でもあるが、センスが良くて何だか格好良く見えてしまう。

唐突に始まる路上でのバンド演奏シーン、物語とは一切関係は無いが頗る良い!!!

この二つの場面で「シンプルメン」のダンスシーンを超えてしまっている、いや本作の方が早いが。

ハートリーは自分が思い描いたヴィジョンを映像にする為に本筋と無関係であっても、お構い無し。

そんな唐突さが、一番印象に残るシーンとなる斬新さを与えてくれるハートリーを好きな理由でもある。

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万年 東一
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