ディアスキン 鹿革の殺人鬼

劇場公開日:

ディアスキン 鹿革の殺人鬼

解説

「アーティスト」のジャン・デュジャルダンが主演を務め、鹿革ジャケットに異常なほどの愛情を持つ殺人鬼が巻き起こす惨劇を描いたフランス製スリラー。憧れの鹿革ジャケットを手に入れたジョルジュ。フリンジのついたカウボーイ風のジャケットは完璧で、それを着た自分は非の打ち所がないほど美しい。その異常なまでの鹿革への愛情は、やがて自分以外でジャケットを着る者への憎悪へと変わっていく。ビデオカメラを片手に街へ繰り出したジョルジュは、“死のジャケット狩り”を開始する。共演に「午後8時の訪問者」のアデル・エネル、「ニューヨーク、恋人たちの2日間」のアルベール・デルピー。「ラバー」のカンタン・デュピューがメガホンをとった。「のむコレ3」(2019年11月15日~/東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋)上映作品。

2019年製作/77分/フランス
原題:Le daim
配給:トランスフォーマー
劇場公開日:2019年11月17日

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(C)2019 ATELIER DE PRODUCTION ARTE FRANCE CINEMA NEXUS FACTORY & UMEDIA GARIDI FILMS

映画レビュー

3.5映画観てる間はそこそこに退屈なのに、見終わったら面白いかもと思う、...

2023年12月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

映画観てる間はそこそこに退屈なのに、見終わったら面白いかもと思う、カンタン・デュピューの作品は不思議。
ジャンルのツボを外した独特のテンポ感で殺人はなかなか始まらないし、殺人が始まったら特に盛り上がりもなくさーっと映画が終わる。変な映画。
でも、監督の次の作品が発表されたら観る。
アデル・エネルが良い感じ。
スタイリングも良い。インテリアも良い。

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madu

2.0ブラック・コメディ

2021年6月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

オッサン(ジャン・デュジャルダン)は念願の鹿革ジャケットを手に入れ、次第に気がふれてくる。
ついには、自分意外は鹿革ジャケットを着るのは許せない、と殺し始める。
ヘンな映画だ。

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いやよセブン

4.0裏ポンポさん、カルト風味

2021年6月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 鹿革ジャケットを手に入れたばかりに変態猟奇殺人、オマケでもらったビデオカメラを駆使してジャケット中心に撮りまくるジョルジュ。くそっ、悩殺だ!などとジャケットから帽子、ブーツ、パンツ、手袋へと鹿革愛も偏執になるが、それ以上に凄いのが過激な無差別殺人。

 妻と別れる決意をし、金は銀行口座にあるはずだと言って、前金もないため結婚指輪を差し出し長期宿泊するジョルジュ。とにかく魅了された鹿革と自分を撮影するだけなのだが、ふと寄ったバーのドゥニースと会話して「映画を撮ってる」と出まかせを言う。彼女もまた映画好きで、個人的趣味で『パルプフィクション』を時系列通りに編集したとも語るのだ。そこから、本格的に他人のジャケットを漁り、映画の撮影だから「生きている限りジャケットは着ない」と喋らせ、トランクにジャケットを入れていく。金もないのに、ジャケット狩りだけは執念を感じる。

 中盤からはドゥニースが映画を褒めたために本格的撮影(とはいえホームビデオカメラ)をするのだが、徐々にエスカレートして扇風機のプロペラを使い連続殺人鬼と変貌していくのだ。そりゃ、モキュメンタリーじゃなくてスナッフムービーですよ!ドゥニースの心も映画を完成させたいがために変態製作者へと変貌するのだった。

 フリンジ付きのカウボーイスタイル。悩殺され鹿革に惚れていく変態ぶりも面白いけど、それがドゥニースにも感染していく様子がとにかく最高。広告映像も撮りたいから「もっと血を!」などと、明らかに主導権が移っていく様子が絶妙なのです。全体的にも野生の鹿のカットが挿入され、バカな二人を俯瞰しているかのようで、シュールなエンディングも素晴らしかった。

 深く考えると、ジャケットが台詞を喋ったりすること、脚本がないのによく続けられたなぁという疑問、猟銃で自殺?という点まで粗はいっぱい。それも山の町という閉塞感漂う雰囲気や、ぽつんとある映画館にも侘しさを感じるため、警察もすぐには動かなかったのだろうと勝手に解釈してみる・・・

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kossy

1.5時間の無駄でした

2020年10月11日
iPhoneアプリから投稿

フランス映画のスラッシャー物。
いやコメディ?
とにかくよくわからない
おじさんが鹿皮のジャケットにはまり、思いつきで映画撮影。
ジャケット狩りの殺人鬼と化す。
とにかく説得力がなくて行き当たりばったりでかなり派手な殺人をするわりに野放しです。
星1は車ごと突き刺さる女の人にあげたいですね。
1時間ちょいで終わりなのは良心です。
ラストはあっさりでそこはよかったけどタッグを組んでた女の人は鹿皮のジャケット欲しかったのかね?
わざわざ脱がして奪うのもよくわからん。

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まあ映画好
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