マーダー・ミー・モンスター

劇場公開日:

マーダー・ミー・モンスター

解説

シッチェス・カタロニア国際映画祭をはじめジャンル映画の祭典で話題を集めた一方、2018年・第71回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門にも出品されたホラーミステリー。平穏で静かな村である日、首無し死体が発見され、捜査を担当する地元警察のクルスは不可解な事件に頭を抱える。すると今度は、クルスの不倫相手であるフランシスカが首無し死体となって発見され、彼女の夫ダビドが容疑者として逮捕される。しかし、死体の頭部には人間の仕業とは思えない、食いちぎられたような跡があり、クルスは人知を超えた怪物によるものとの仮説を立てる。一方、錯乱状態になっていたダビドは、頭の中で繰り返し声がすると訴え……。ヒューマントラストシネマ渋谷の特集「WCC ワンダーナイト・シネマカーニバル2019」内の「WEC ワールド・エクストリーム・シネマ2019」(10月25日~)上映作品。

2018年製作/110分/アルゼンチン・フランス・チリ合作
原題:Muere, monstruo, muere
配給:クロックワークス
劇場公開日:2019年11月15日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0要素ごった煮映画

kさん
2020年9月25日
Androidアプリから投稿

一つの主題を追うことなく、あれも!これも!そっちも!とお腹いっぱい詰め込んだらこうなりました、みたいな映画だった。

景色がはちゃめちゃに綺麗。

すべてが曖昧に高尚に進んでいく割に、モンスターはずばりそれで、ギャップにちょっと笑った。
ここ笑うとこじゃないのかな…と思ったけど誰も笑わないので我慢しました。

アート系と紹介されていたので、それならさもありなん。

この監督さんは長編二作目らしいので、次どんなの撮るのかで評価を決めたいところだなと思いました。

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k

3.0怖くはない

2020年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

どこかでレビューを読んでレンタル。
1時間50分とホラー映画としては長尺なんだけど、全部見てもストーリーがビタイチ分からない。あまりにも分からな過ぎて逆に清々しささえ覚えた。
それにしても、あの卑猥モンスターの造形には思わず吹き出してしまったw
映像はグロいし生理的に嫌なシーンも多いけど怖くはない。

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青空ぷらす

1.0なんじゃ!?あのゲジマユ。

2020年3月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

1.5美的センス爆発のホラーマニア監督

2020年2月13日
Androidアプリから投稿

良質なモンスター・パニック映画の風貌をまとい、映画祭やら何やらに正式出展されたと聞くと、期待が止まらない。
冒頭、羊の群れの中に一頭だけ血のかかった羊が。それらをかき分けるように首を深く切られ、今にも事切れそうな女性が現れる。この美的なセンスにはやられた。どんなストーリーで、どんなモンスターで、どんな恐怖を味わうのか。
この時点でBlu-rayを購入しようかと思ったものだが、それは結局実現しなかった。

時折モーガン・フリーマンに見える主人公を含め、登場人物は皆演技は上手いだろうが、全員がカタツムリに思えるほどゆったりとした物語が展開されていく。車ですらゆっくりと進み、とにかく何を取っても「遅い」のだ。その中で見せる映像の美しさには魅了されるが、ストーリーも意味深なキーワードは出てくるものの、ハッキリとしない構成で疑問が多く残る。観客がそれぞれ考察する様な構成なのだろう。

結局、あのモンスターは何なのか。3つの「M」がそろう場所で首のない惨殺遺体が発見されるというミステリー要素がふんだんに使われるものの、それでなぜあのモンスターがいるのかが明記されないのである。モンスターの姿は、何か性器を想像させるものだが、人間の欲の一つである「性欲」を具現化したものだろう。というのも、主人公は、ある女性と不倫関係であり、劇中で「そんなの誰でもやっている事だ」と肯定ともとれる台詞がある。 この様な人間の持つ欲求により恨みや憎しみが生まれたりするものが物理的に人に危害を加えるバケモノとして登場したとも考えられる。また、主人公や警察署長が、モンスターと同じ緑色の唾液を出すシーンがあるが、これも多くを語られる事は無いため、疑問が残るのである。人間の心には怪物の様な一面があるということの表れか、ただ単に二人が殺しの犯人だともとれる訳だ。

色々と考えさせられる描写がいくつもあるのだが、次々と押し寄せる謎によって混乱するばかりである。期待とは違う作品だったが、監督はかなりの美的センスと、ホラー映画愛が溢れる監督なのだろう。

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Mina
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