高津川

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高津川

解説

島根県を流れる一級河川・高津川を舞台に、歌舞伎の源流ともいわれる「石見神楽」の伝承を続けながら、人口流出に歯止めのかからない地方の現実を前に懸命に生きる人々を描いたドラマ。「踊る大捜査線」シリーズなど数多くの作品でバイプレイヤーとして活躍してきた甲本雅裕が、映画初主演を務めた。山の上の牧場を経営する斉藤学は、息子の竜也が地元の誇りである神楽の稽古をさぼりがちになっていることに心を痛め、また、多くの若者たちと同じように、いずれ息子がこの土地を離れてしまうのではないかと心配していた。そんな中、学の母校である小学校が閉校になることを知らされる。主人公の学役を甲本が演じ、ヒロイン役の戸田菜穂のほか、大野いと、田口浩正、高橋長英、奈良岡朋子らが顔をそろえる。監督、脚本は「白い船」「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」の錦織良成。

2019年製作/113分/G/日本
配給:ギグリーボックス
劇場公開日:2022年2月11日

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(C)2021「高津川」製作委員会

映画レビュー

4.0だけどどうすることもできないんです

2023年6月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

この日本の美しい自然を残すにはどうすればよいのか?
角松敏生の白い船の小学校も廃校になった。
本作の小学校運動会も最後になった。
某隣国が土地を買い占めるようになれば
それは日本でなくなるのに。
この思いを後世に届けるにはどうしたらよいんでしょうね。
これからも地方の存続に関わる映画は見続けたい
80点
0
京都シネマ 20220314
パンフ購入

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NWFchamp1973

3.0石州瓦の家々

2023年5月23日
Androidアプリから投稿

一級河川に老舗に伝統芸にと
いずれは少数で守っていくようになるのかという危機感を感じた しかしこのままここに居てもどうもならないと地元を離れていく若年層のことも理解できる 地元の特性に根ざした自己実現はあまり選択肢がないから 結局は開発に終わってしまいそうな気がした かつては賑わっていたんだろうと思えるような運動会、ラストの父の姿といい何となく寂しくなるお話だった

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ゆう

3.5綺麗だった。

2022年7月11日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

一級河川高津川を舞台に、自然、伝統、外へ出る人、外から来る人、世代交代を淡々と綴る物語。
本当に淡々と始まり淡々と終わった。
初っ端から高津川周辺一帯の自然と水の美しさを全面に押し出してきたので、もうそこから上手くお話に入り込めなかった。 伝統の神楽にしてももうちょっとどんなお話を元にしてるのか説明があっても良かったのかなと…。 核のお話は感動的で泣けるはずなんだけどなんだろ?きれいな景色が勝った? 感じ。
とても面白かったです。

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chitto

3.5きれいな川の流れのような映画

2022年4月24日
Androidアプリから投稿

2022年劇場鑑賞96本目。
主演の甲本雅裕は好きな俳優な一人で、善人にしろ悪人にしろちょっと面倒くさい所がある役を演じるのがうまいと思っています。
物語は過疎化の進む高津川周辺の人々を描いています。日本で唯一ダムのない一級河川ということで、四万十川が日本最後の清流という認識でしたが、水質は実は100位にも入らず、映画が作られた2019年には間違いなく高津川が日本で一番きれいな川だったようです。
伝統芸能を巡る話や外に出ていく人材、川を巡る開発計画など結構盛りだくさんな話題がゆったり流れる川のように描かれていていました。そこがちょっと眠気を誘う部分もありましたが・・・。しかし工場ならともかくリゾートホテルってそんなに環境破壊するんですかね?

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ガゾーサ
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