最初の晩餐

劇場公開日:

最初の晩餐

解説

父を亡くした家族が通夜に出てきたある料理をきっかけに父と家族の時間を取り戻す姿を、染谷将太主演で描いたドラマ。父の日登志が亡くなり、カメラマンの東麟太郎は葬儀のために故郷に帰ってきた。通夜の準備を進める中、母のアキコが通夜ぶるまいの弁当を勝手にキャンセルし、自分で料理を作ると言い出す。母が運んできた料理は目玉焼きだった。母が作る数々の手料理を食べていく中で、家族のさまざまな思い出が去来していく。染谷が主人公の麟太郎役を演じるほか、姉の美也子役を戸田恵梨香、兄のシュン役を窪塚洋介、両親役を斉藤由貴、永瀬正敏が務めるなど、実力派キャストが集った。監督、脚本は「サザンオールスターズ」のドキュメンタリー映画をはじめ、CMやミュージックビデオなどを手がけ、本作が長編初監督作品となる常盤司郎。

2018年製作/127分/G/日本
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2019年11月1日

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映画レビュー

3.5「家族」というもの

2024年2月2日
PCから投稿

父親の死を機に
過去の思い出を食を通じて
振り返る心温まるストーリー。
構造的には海街ダイアリーに似ている。
親の勝手で新しい家族になった。
それで幸せを感じたのならば
自分にとって良かったのだろう。

こういう系のストーリーでいつも思うけど
もう片方の麟太郎、美也子の
実の母親の実像がつかめないので
そこも描いてほしかった。
少し一方的すぎる。

設定もいいし、俳優さんも豪華で
より説得力のある仕上がりになっている。
森七菜がいい演技してます。
親戚のおじさんもいい演技してます。

自分は独身だけど、死んだあと
こんな風に思い出に浸ってくれる
ような人生を歩みたいそう思える
映画でした。
でもあんな複雑な家族に見送られたくない。
全年齢におすすめできる邦画です。

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to

3.5子供の頃の親との思い出

2024年1月5日
PCから投稿
鑑賞方法:TV地上波

染谷将太扮するカメラマン東麟太郎の父親が亡くなった。葬式で親族が集まって皆に目玉焼きだけが配られ何やら不穏な展開だね。亡くなった父親の意向らしいがちょっとね。
どんな事でも子供の頃の親との思い出は深いね。特に 新しくなった家族では味噌汁の味やらでもめたりしてさ。そういった事を思い出しながら故人を偲ぶのもいいのかも。生きているうちは精一杯やることはやらないとね。

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重

3.0もどかしき家族

2023年2月12日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

難しい状況におかれた家族の過去が、父・日登志(永瀬正敏)の思い出のレシピとともに紐解かれる物語。大人の都合に子供達が巻き込まれる構図はやや重苦しさもありました。それを一生かけて償い、本当の家族になっていくというストーリーだと思いますが、あまりスッキリはしません。台詞も少なく、何となく雰囲気を表現することで、家族とはそういうもどかしいものなんだよってことを描いているのかもしれません。「それでも後悔はないんだよ…」という台詞に考えさせられました。

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赤ヒゲ

3.5ご飯で紡ぎ出されていく暖かいストーリー

2023年1月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

家族特集にて鑑賞。

シンプルな料理の数々が、物語が加わることでとても美味しく見える。料理は味だけではないというけど、それが見事に映画で表現されていた。

俳優は、青年期の役者がみな、無邪気ながらも素直になれない感情をよく表していた。森七菜は最近ではよく見るけど、最初から演技うまかったのね。

ただ、最後、語るシーンでは説教くさいというか、ご飯の物語でお腹いっぱいのところで、言葉のやりとりが少し余計に思えた。

2023年劇場鑑賞11本目

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ひでぼー
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