恐怖人形

劇場公開日:

恐怖人形

解説

人気アイドルグループ「日向坂46」の小坂菜緒が映画初出演で初主演を務めたサイコサスペンス。女子大生の平井由梨は日々、趣味のカメラで幼なじみの真人と日常の風景を撮影していた。そんなある日、由梨の自宅に差出人不明のパーティの案内が届く。少し怪しげな案内状ではあったが、真人のところにも同じものが届いていたことから、2人は軽い気持ちでパーティに参加することに。案内状に記された集合場所に到着すると、そこには同世代の男女5人と1人の中年男性がいた。8人はそこからワゴン車でパーティ会場となるキャンプ場に向かうが、そこで決して引き返すことのできないパーティに参加させられることになる。主人公の由梨役を小坂が務め、真人役で「十二人の死にたい子どもたち」やテレビドラマ「3年A組 今から皆さんは、人質です」の萩原利久が共演。監督は「gift」「めがみさま」の宮岡太郎。

2019年製作/86分/PG12/日本
配給:キグー
劇場公開日:2019年11月15日

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(C)2019 映画「恐怖人形」製作委員会

映画レビュー

3.0ホラーの皮を被ったバカ映画

2024年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

山奥のキャンプ場で複数の男女が酷い目に遭う、というホラー映画の定番ストーリー。
どこかで見たようなシーンばかりで目新しさはない。
最初は呪い系のオカルト映画風だが途中から『13日の金曜日』のようなスラッシャー映画風に変わる変則的な構成が辻褄の合わない印象を生み作品の出来を悪くしているように感じた。
一見ギャグともとれるビジュアルの殺人鬼を真面目に推し出して最初からスラッシャー映画として作れば和製ジェイソン的キャラクターとしての確立もありえたような気がしないでもない。

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ジョン・ドゥ

3.5【”熱帯夜に見る作品はヤッパリホラー映画だよね!”今作を観て、欧、米、ジャパニーズホラー映画のテイストを勝手に考える。今作鑑賞理由は手元にあったフライヤーに”石川瑠華”と記されていたからである。】

2023年6月19日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

怖い

難しい

ー 私事で恐縮であるが、数年前まで劇場でホラー映画を観る事は無かった。
  理由はホラー映画チキンであった事である。
  その原因は学生時代に級友と名画座で観たデヴィッド・クローネンバーグの「ザ・フライ」である。
  面白き映画では有ったが、映画館の息子の”ホラーは最前列で見るべし!”との言葉に従い観たのであるが、あの出産シーンを含め正視出来ず、観ているふりをして焦点を暈すという技を産み出した作品でもある。
 その後、幾星霜。
 このレビューサイトで名を馳せる広島の雄のレビューを読んで、愕然とした。
 そこに記されて居た言葉は”ホラー映画、耐性教化月間!”であった。
 この方は戦争映画などのアクション映画では、”何でそんなに細かい戦闘機器の名称が分かるんですか!”というNHKの評論家でも十二分に通用すると思われる物凄い知識を持つ方なのだが、実は情に熱きレビューも読みごたえがある御仁なのである。(ホント、勝手にイロイロ書いてスイマセン・・。)ー

■1.ホラー映画の王道を行くのは、欧州映画だと思う。キリスト教のダークなる側面に焦点を当てた数々の作品。代表作は「エクソシスト」かな。
 序でにアル・ジェント監督のイタリアンプログレッシブホラー等もナカナカである。
 欧州ホラー映画は、”乾性”に満ちていると思う。

 2.次は、米国のスラッシャー系映画「ソウシリーズ」。けれどホラーとしてはどうかなあ。
 ヤッパリ、人間の業に迫る「シックス・センス」系かな。

 3.ジャパニーズホラー
  ・今作を含めて、アイドルを主人公にした作りが軽い感じを出している作品が多いのであるが、大傑作且つ金字塔である「リング」が厳然としてある事は、皆が知る所である。
  ・何より、今作を含めジャパニーズ・ホラーの映画の特徴としては、”湿性”に基づいた土着系且つ因習もしくは過去の忌まわしき出来事をベースにした作品作りであると思う。

<イロイロ書いたが、ホラー映画の真価は”怖い、怖くない”ではなく、観賞した後に”嫌ーな感じが残るかどうか・・。(場合によってはトラウマ並み。)”だと個人的には思うのであります。>

■今作を昨晩の夜中に鑑賞した理由。
 それは、手元にあったフライヤーに小さな文字で”石川瑠華”と記されていたのに、気づいたからである。(キッパリ!)

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NOBU

3.590分弱のお気軽ホラー、辻褄などは気にせず楽しもう

2022年7月19日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

怖い

興奮

正直そんなに期待してなかったけどそれなりに面白かった。『成れの果て』の宮岡太郎監督が原案から関わっていることもあり、人間味も少し入ってて見応えがあった。

いわゆるB級ホラーなんだけど、その域を脱そうとするための工夫がかなり随所に施されている。相変わらず辻褄が合わないところとか無くもないが、それでも結構許せてしまう。というかそれを許してナンボな気はする。日本人形の呪いとそれを巡る過去、集められた彼女たちの悲劇が始まる。

なんといっても、90分足らずで観られる気軽さと、ガラッと印象が変わるクライマックスが見どころ。薄っぺらい人間性しか漂ってこないのに、妙に百合とか入れてみたり(また石川瑠華さん脱ぐんか…汗)、人形が肥大化していったり。なんやかんや画的な充足感が感じられて、一辺倒で終わらないようにとする気概が感じられる。

主演は日向坂46の小坂菜緒さん。ありがちなアイドルヒロイン×ホラーだけど、意外と真面目な作風のおかけで下手には感じなかった。萩原利久さんも程良いリードで雰囲気を作っていった感じもある。そして何より、萩原聖人さんと黒沢あすかさん。ベテラン2人に土台をきっちり支えてもらったおかげで、突拍子もないこの作品をグッと見応えあるモノにしていたと感じた。

そこまでわざとらしさもなく、程々に引き付けながら荒らしていく感じは嫌いじゃない。意外と満足。

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たいよーさん。

3.5久々に映画でたくさん笑いました

2022年1月7日
iPhoneアプリから投稿
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ばんびさん
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