ブレス あの波の向こうへ

劇場公開日:

ブレス あの波の向こうへ

解説

ドラマ「メンタリスト」で知られる俳優サイモン・ベイカーの初監督作品。オーストラリアを代表する作家ティム・ウィントンによる自伝的小説「ブレス 呼吸」を原作に、サーフィンを通して成長していく少年たちの姿が描かれる。オーストラリア西南部にある小さな町に暮らす内向的な性格のパイクレットは、怖いもの知らずな友人ルーニーの影響を受けながら、彼の後を追うように毎日を過ごしていた。そんな彼らはサンドーという男と出会い、サーフィンを教えてもらうようになる。パイクレットとルーニーは、不思議な魅力を放つサンドー、そして謎めいた存在感を持つ彼の妻イーヴァからさまざまな刺激を受けていく。いつしかサンドーは命にもかかわるような危険な波に2人を挑ませようとするが……。監督のベイカーは主人公サンドー役を演じるほか、製作、脚本も担当。妻イーヴァ役を「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」のエリザベス・デビッキが演じる。

2017年製作/115分/PG12/オーストラリア
原題:Breath
配給:アンプラグド
劇場公開日:2019年7月27日

スタッフ・キャスト

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(C)2017 Screen Australia, Screenwest and Breath Productions Pty Ltd

映画レビュー

4.5定石のサーフィン映画とは異なる意外な中身

2019年7月24日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

楽しい

オーストラリア南西部のビーチは、ほどほどの波と予想外の高波がいい案配でやってくる、波乗りに憧れる少年たちにとっては絶好の訓練場。ある日、浜辺で出会った伝説のサーファーに導かれ、一人前のサーファーへと成長していく少年の物語は、意外にも、サーフィン映画の定石に逆らい、憧れと恐怖の間で揺れ動く主人公の心理と、同時に、陸で彼を待っていた危険な体験に迫って行く。いい波を探し求めて、世界中のビーチを渡り歩くサーファーのライフスタイルを賛美するのでなく、スリルやロマンと引き替えに失うものの大きさを描いて、とても上質で大人びた作りになっているのだ。監督と出演を兼ねるサイモン・ベイカーが、抑制された演出と演技の両輪で物語を牽引していく。ベイカーに導かれて、主人公を演じる本職はサーファーのサムソン・コールターが、とても新人とは思えない心の機微を表現して圧巻だ。オーストラリア映画界の底力を感じさせる1作である。

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清藤秀人

3.5【”あの波を越えて、僕らは大人になる!”滅多に観れないオーストラリアで大ヒットしたサーフィンムービー。少年たち、色んなサーフィンをしています・・。】

2023年8月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

興奮

幸せ

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共感した! 2件)
NOBU

3.0サーフィンを通して少年の成長を描く

2023年6月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

さわやか青春サーフィン映画と思いきや、青春の葛藤を結構重めに描いている。
映像がとてもきれいで、オーストラリアの小さな町の寂れた雰囲気が逆にとても良い感じだし、海は上からも横からも下からもドキドキするほど美しい。そんな景色の中、白いワーゲントラックの存在感はまさに抜群。
青春の甘酸っぱさをきれいな映像で包むことで、なかなかの作品に仕上がってると思いきや、実際のところストーリーはどうだろうか。筋は通ってるのだろうか。冷静に考えると、多様な青春感を出すために何だかんだと詰め込み過ぎたのでは、というのが正直な感想。あまりに焦点が絞りにくい印象だ。
とは言え、海への憧れが強い私にとっては「結局残るのは自分と海」という台詞はズバリと刺さった。こんな台詞一度は言ってみたい。憧れる。

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いけい

4.0完全にスタンドバイミー。

2022年12月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

サーフィン映画の中でも群を抜く、ものすごく綺麗な映像ですね。

オーストラリアの映画なんですね。ものすごく雰囲気があるので、誰もいない静まりかえった居間で深夜に見たのは正解でした。

個人的に、サーフィン映画の中では2番目くらいに好きですね。

あらすじなど読まずに視聴するとイメージ違うかもしれません。サーフィンものはサーフィンものですが、他のサーフィンものと違って完全に人間の内面にフォーカスして表現した映画で、スタンドバイミーとエヴァンゲリオンみたいな、青少年葛藤ものって感じです。

丘サーファー的には、人が少なくていいスポットがあって、仲間がいて、メンターがいて教えてもらえるその環境がただただ羨ましいと思いました。

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うに
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