劇場公開日 2019年4月19日

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アガサ・クリスティー ねじれた家のレビュー・感想・評価

全59件中、41~59件目を表示

3.0名古屋モード学園

2019年5月3日
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鑑賞方法:映画館

豪壮な館を舞台にした殺人事件という古き良き時代の王道のミステリーで、結末に仰天するというような作品ではないものの、端正な語り口で映像に写しとっている点を評価したい。ポワロやマープルといったクセのある探偵でなく、主人公二人が(知らない役者だが)典型的な美男美女なのも好ましい。
たくさん登場人物が出てきてみんな少しずつ怪しいというのはクリスティの常套手段だけど、映像だと誰が誰なのか頭に入れるのに苦労するな。クリスティは昔山のように読んだけど、本作は未読。小説だと真相の明かし方もまた違った印象になるのだろう。
映画を見た帰りに駅に向かっていたら、前方に“ねじれた建物”が…。

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梨剥く侍

5.0善悪の区別、人々の心の恐慌

2019年5月2日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

マープルやポアロは読んでいたのですが、これは未読です。
なので犯人も何も分からず映画を観に行きました。
豪華なセットに出てくる役者達も皆、演技かうまい、達者です。
映画なのに、まるで、スクリーンの中で舞台を観ている様な錯覚を覚えたのは皆が意味ありげで、さも、自分が犯人だと言わんばかりの空気を漂わせているのです。
探偵役の青年が若く翻弄されていく様に観ている側としては不安を感じます、もしかして、元、恋人が犯人なのか、その時、彼はどんな行動をとるのか。
誰が嘘をついているのか。
大叔母を演じるグレン・クローズの台詞と演技が意味ありげ手もしかしてと思いながらも、彼女伊賀の皆が嘘をついている。
少女までもが。
家族なら信じてもいいというのは、この映画に関しては当てはまりません。
ラストで犯人が分かったとき、これは現代でもあり得る、クリスティって改めて凄いと思い、これは犯人が分かっていても本で読まなければと思いました。

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未佐緒00

2.0微妙

2019年5月1日
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寝られる

主人公が探偵してるんだかしてないんだかハッキリしない奴で、イケメン風なのに残念。踊ってる場合じゃないだろう。そんなだから振られるんだよ。
途中まで辛かったが、ラストスパートが凄くて、あっという間に謎が解かれて置いてかれてしまった。
その素っ気なさがイギリス的なのかも。日本なら横溝風になるんじゃなかろうか。
グレン・クローズが気品溢れていた。さすが。

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あお

3.0主人公がイケメンなだけ

2019年5月1日
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雰囲気は良かったですが
主人公のイケメン探偵が女癖も悪いし
推理力もなさそうで役立たずなのが気になりました。
終わり方も余韻がなく寂しい。

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Yoji

4.5ファッション誌をめくる様なオシャレビジュアル。

2019年4月30日
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興奮

知的

最近のクリスティー物は期待はずれな物が多く、全く期待していなかったのですが…とても面白かった。
キャストはちょっと馴染みの無い俳優さんが多く、物足りなさもあったのですが、その分舞台美術・衣装がゴージャスでどのシーンもVogue誌をめくる様なファッショナブルなワクワク感💖
トリック的な要素よりドラマ性の方が強いため、人間関係が見えて来くる、後半になればなるほどワクワク、ゾクゾクさせられました。
ちょっと地味目ではありますが、観て良かった。

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HIROKICHI

5.0最後まで飽きずに見応えあり!

2019年4月28日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

演技に引き込まれ、あっという間に時間が過ぎました。
感情的でなくても含みをもたせたような会話のやり取り、全員怪しい、家族であっても容赦ない疑惑の掛け合いが最高でした。

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あさり

2.0ちょっとね

2019年4月28日
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鑑賞方法:映画館

58本目。
関西初のミニシアター。
余裕ぶっこいてたら、駅から遠くて焦った。
イマイチ距離感がつかめてない。
原作未読。
最後に驚かせられたけど、展開が俺向きではなかったな。
AXNミステリーで十分じゃないかと思った。

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ひで

3.5流石クリスティー

2019年4月28日
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大富豪の死の真相を調べるために私立探偵チャールズは人々の欲望渦巻く“ねじれた家”に捜査に入る・・・。

カット割りが異様に細かかったので目がチカチカしてしまいましたが、物語の筋や展開はしっかりとしていて、流石クリスティー作品って感じでした!

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ハワイアン映画道の弟子

4.5ハッピーエンドじゃないところが、良い

2019年4月27日
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ほとんど全てのハリウッド映画や邦画は、友情、家族愛、そしてハッピーエンド。
この映画は、見終わった後、嫌な、気まずい気分になる。
久しぶりに、ズシッと来る良い映画でした。(皮肉や逆説で無く)

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寅

3.0確かに…ねじれた家。

2019年4月27日
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悲しい

怖い

寝られる

ラストの大どんでん返しには、お~、そう来たか~という感じは有りました。確かに…ねじれた家。
この手の作品にありがちな、中盤の中だるみ感は有りましたネ、やっぱし…。アガサ・クリスティという名前が無ければ、見なかっただろう作品。
隣のアベックの男の方が退屈なのか、途中スマホをいじりだして…凄く鬱陶しかった。
映画の所為?!…何とか為らんかネ。

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わいちゃん

4.0「意外な人物が犯人」考

2019年4月26日
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巷で人気の作家で、多くの作品も映画化されていて、偶然のアクシデントを無理やり遠因にもってきたり、えーっ、それが動機?とか、そんなことで、こんな大事件を引き起こしちゃうの?とか、いうよりも、アガサ・クリスティらしいゴージャス感や、あいつも、こいつも、そいつも、どいつも、こいつも怪しいみたいな人物の仕立て方とか…僕は良かったと思う。
誰も犯人には思えないけど…といったストーリーの、人物相関図が複雑で深刻なケースより、エンターテイメント感は強いように感じる。
ミステリーで、犯人がすごく意外だと、その唐突感を、自分の中でどのように処理して良いのか悩むことはあるが、この作品の場合、家の中の唯一の少女が、実は大人の家人達を物凄く注意深く観察していて、人を傷つけることに一切の躊躇がなく、人を思うがままに支配しようとする祖父の死を願い殺害しても、子供の無垢な残酷さと前後を考えない行動力なら、あり得るかもしれないと思ってしまうのは僕だけではないように感じる。
そして、最後の場面、こうした殺人事件を引き起こすような子供は、精神疾患があるとして、ずっと施設に入れられてしまうのだと、自動車を運転する大叔母の口から語られるが、今と異なる時代背景を感じながら、悲しい結末へと向かうことになる。
一度、こうした作品が世にに出ると、似たようなストーリーがあちこちで作られる傾向は、昔も今も変わらないと思うが、「意外な人物が犯人」という点では、あれこれ動機付けを複雑怪奇にするより、オリジナリティとしても、スッキリしていて面白いと思った。

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ワンコ

4.02019-38

2019年4月26日
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鑑賞方法:映画館

興奮

グレン・クローズが大女優すぎた。

アベンジャりたいんですけど、満員はむりやしキッズで溢れてそうなので、おしゃれに恵比寿に行ってきました。

登場人物が大家族で、次々に自己紹介をされるタイプのやつ。
いつもこんがらがってオワターなのですが、あほでも今回は意外とイケました。

観客は見た目イケメン風(ジェレミー・アイアンズの息子さんだったとは!横顔はイケメンなのですが、正面はボビー・カナヴェイル)の探偵視点で見ることになります。
アガサ・クリスティの原作にケチつけるなんて大層なことはできないし、むしろ原作読んでないから原作はどうなのか知らないのですが、
・ラストの判明するまでの展開が遅い。そこからは面白い。
・探偵の仲間(電話ボックスで話した人)とか、探偵事務所のおばちゃんとか、魅力的なキャラがいるのに全然登場しないのがもったいない。
・カイロでの過去がスパイスとして機能するにはもう少し描く必要があるのでは。
・ある意味、ドラマティックな展開にしてないので忠実な映画化な気がする。本で読んだほうが面白いかも。
・スパッと終わる(笑)感傷に浸るとか、後日談とか、全くない。ちょっと物足りない。

と思ったのですが。

ラストのグレン・クローズの演技を見て、これは☆4はつけないと失礼と思ってしまうくらい、凄かったです。
あの目。
どうしたらあんな演技が出来るんだろう。
何の作品でもいいから、はよアカデミー賞あげて(笑)

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かいり

4.0終わり方が雑

2019年4月26日
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話は面白かった。犯人の意外性、全員が犯人。最後が雑だったけど、もう一度見たいかなぁ。

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ミヤミヤミヤ

4.0犯人は誰?

2019年4月24日
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鑑賞方法:映画館

アガサ・クリスティーの最高傑作ミステリー小説を映画化。小説未読での観賞。
アガサ・クリスティがミステリーの女王と言われることに納得できる、上手いストーリー。
あらすじと、登場人物を把握していると、より楽しめる作品。
ラストまで、殺人事件の謎と、一族の疑惑と嫉妬と敵意と憎しみの様子が淡々と続き、眠気との戦いがあるが、衝撃的なラストは見逃せない。
グレンクローズは名女優、見事な演技に引き込まれてしまった。

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クララ

2.0捜査してたかなぁ~

2019年4月23日
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鑑賞方法:映画館

寝られる

大富豪レオニデスが毒殺され、私立探偵のチャールズは、レオニデスの孫娘で元恋人のソフィアから捜査を依頼される物語。

捜査というより、登場人物の紹介を兼ねて聞き込みをしているだけが終盤まで続き、特に何かが起こる展開は無し。

演出のテンポの悪さなのか、原作に忠実なのかは不明ですが、ラスト15分まで退屈と言わざるを得ませんでした。残念作です。

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aki007

2.5推理小説映画化って難しい。

2019年4月21日
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鑑賞方法:映画館

解決までの推理合戦と犯人あばきの大演説に醍醐味を感じるんだけど、全体的に盛り上がりなく終了。誰かひとりかなりなメイン立役者がいないと盛り上がらないのかなー。
まあ、結末はかなりショッキングだけれども。

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peanuts

4.0良くも悪くも、クリスティー作品の原作に忠実な映画化

2019年4月20日
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鑑賞方法:映画館

知的

クリスティー作品の映画化の成功例と言えば、ビリー・ワイルダーの「情婦」と、ピーター・ユスチノフのポワロが素晴らしい「ナイル殺人事件」。
あとはいまいちだが、本作は良くも悪くも原作にかなり忠実で、クリスティー・ファンなら一見の価値あり。
ただ、原作がクリスティーの中でも五本の指に入る素晴らしい傑作なので、まずは、原作から読むべし。
本作自体は、途中、中だるみするが、クライマックスは良かった。
グレン・クロースが期待通り、見事な演技。彼女の分、星1つ追加。

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naochan926

2.0悪には悪で

2019年4月20日
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悲しい

寝られる

超有名作品だけど原作未読

レオニデス家という富豪の孫娘が、祖父の死が毒殺によるものの可能性があるとして私立探偵に調査依頼をして巻き起こる話。

一癖も二癖もありそうな、まともな人物がいないんじゃないかというレオニデス家の人々に聞き込みをする体の人物紹介から始まり、中盤を過ぎるまでぬめ~っと進行していく。

元彼女であり依頼人の筈のソフィアのツンデレ感というか無関心感というかに始まり、誰が犯人でもおかしくない怪しさや思わせぶり感はあるけれど、次の展開が起きるまで兎に角退屈。
それが起きてからは結構動きがあり、意外性もあり火サス的王道感ありで面白かったけど、テンポが悪過ぎた。

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Bacchus

2.0面白いか?

2019年4月18日
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有名な原作者の小説の映画化の一つのネックとして、賢明な方ならわかると思うが、このような推理物の終わり方が、いかに原作の雰囲気を壊さないで、そして、もっと難しいことは、そこに原作では描かれなかったラストの意外性も含めないと視聴者は十分に納得をできないもので、しかもカタルシスを自然に生むことが出来なければ多くの方より、怒りともとれる批判を受けてしまう。悲しいかなこの映画の欠点はそこにあると言ってもよく、amazon.comのレビューを見るとまず第一にそのことを述べている視聴者がおられる。結構な数のレビューをが寄せられているということは、amazon.comでは、プライムビデオですでに配信されていて、わざわざ映画館に行くエネルギーを使う必要のない映画と言えるのだが.....!
失礼なことはわかっているが、キャストの選び方でこれはどうしても訳が分からないものがある。警部役で出演の今年の8月で、御年80歳のテレンス・スタンプ、その人なんだけれども...? 敬意を表してあまり重箱を突くようなことはしたくないのだけれどもヒッチコックの映画「サイコ(1960)」のノーマンと肩を並べるサイコパス"フレディ"役でカンヌ国際映画祭 男優賞を獲得した方なのだから余計に“何故”と思ってしまう。別に彼が悪いわけではないのだが.....。

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Naaki