フロントランナーのレビュー・感想・評価
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It’s not a fair question
倫理を問えそうな人物には、アンフェアな手口でも倫理を問い、倫理に厚顔無恥な者だけが候補に残る現在の民主主義の仕組みと結果に疑問を呈する。ハートに「綺麗事だけでは世の中、上手くいかんよ」と思ったこちらも同罪。斥けるべきは受容せぬこと。そのうち、男女候補者問わず、「自慰行為をなされますか?」と聞きだしかねない。
【アメリカの大統領選挙の仕組みが分かり易く描かれ、面白い。2大政党、共和党、民主党の大統領候補になる過程が分かり易く描かれた作品。日本とは当然異なるシステムです。】
ー ゲイリー・ハート議員がアメリカ大統領筆頭候補から自らの行いのため、失速していく姿を描く。
ストーリー的には盛り下がっていく内容だし、なぜ、ゲイリーが問題を起こしたのかという肝心な部分の描かれ方も上手くなく勿体ない。
だが、この映画で描かれた事は事実であるし、じっくりと見ると、当時のアメリカ大統領選挙の実態が良く分かる。ー
・ヒュー・ジャックマンの演説の上手さや、1980年代の雰囲気は良く出ていたし、ヴェラ・ファーミガ演じる妻とゲイリー・ハートがその後も離婚せず、同居している事実に少し救われた作品。
<2019年2月1日 名古屋空港ミッドランドシネマ劇場にて鑑賞>
典型的な事例
政界スキャンダル絡みの内容なので予想通り淡々とした展開だが今一つ盛り上がりに欠け物足りない印象。政治の手腕は超一流だが一度の失敗が命取りになる典型的な事例でゲイリーハートには同情しました。
2019-67
動く悪人か動かない善人か
フロントランナーに投票する時、
[動く悪人]か[動かない善人]か、どちらを選択するのか?
舵取りができる、実行できる清廉潔白な候補がいれば多くの人がもちろん投票するだろう。
<動く>というのは一部の特権階級の為に動くのでは無く、<わたしたちの為に動く>という意味。
動かない善人はもうたくさんだというのが米国の現状なのかもしれない。
トランプが、動く悪人なのか、動かない悪人なのか、ただの素人なのかは、
残念ながら、日本での報道では伝わってこない。
監督が描きたかったのは何だろう?
ライトマン監督作は全て見ているが、本作は評価が難しい。
観客に判断が丸投げされているのは、そういう意図なのか、それとももっと分かりやすい主旨で作ろうとしたが、失敗したのか、それが掴みかねる。
偶像劇、というわけでもなく、だが、主人公やその妻に感情移入できるほど描かれているわけでもない。
単なる「マスコミ批判」というのも安直だと思う。
ただ言えるのは、スピルバーグは「ペンタゴン・ペーパーズ」で「トランプ時代」を描いたが、ライトマンは本作で「トランプ時代」を描いた、ということだろう。
Zzz…
ごめんなさい。前半は完全に寝てました。
現在の平均点★3.1の近似値を付けさせていただきます。
でもさぁ…コレ面白かった?
アカデミー賞が近付くと、こういう「アメリカ史」を語る映画が増えて困っちゃうよ。
レーガンの対抗馬とか知らんがな。
#TheFrontRunner
疑惑だけで人の人生に土足で踏み込む #文春 みたいなのは、ホント許せないなぁと改めて思った。
#MeToo もいい事のようにされてるけど、僕は大嫌い。
2019-12
ヒュー様だから観た。
ヒュー様じゃなかったらきっと観てない。
この映画、淡々としております。
ああまあね、そうなるよね、で終わります。
事実なのでそれ以上でもそれ以下でもないのですが、そこまで浮き沈みもないし、ドラマティックを期待してはいけません。
ヒュー・ジャックマンが踊りだすことも、ヴェラ・ファーミガが呪われることもありません。
あらすじで書いてあることをそのまま観る感じなので、好き嫌いは別れそうです。
私はJ.Kシモンズが怒ってるのを観るのが好きという変な性癖があるので←、とりあえず満足。
でも映画館で観なくてもよかったかなぁとは思いますが。
アホはこういう映画を観ると寝てしまうのですが(『ペンタゴン・ペーパーズ』、『女神の見えざる手』等々、撃沈済み)、この映画は大丈夫でした。
むしろ結構引き込まれている自分に気づく。
浅はかながらも、やっぱりどの時代の人間もスキャンダルに群がるんですよね。
そしてそれを説明したがらないハートさん。
言いたいことはわかる。そういう考えでも筋は通ってる。
でも仲間内にはちゃんと説明したげなよーと思うのは、私だけではないはず。
やはりこういうイライラが映画への集中力を増すのかもしれません。
私にとっては王子様なのに、イライラさせるヒュー様は、さすがです(笑)
今に続く政治家にとっての転換点
政治家は、その業績だけではなく、個人としての清廉さも求められるようになった、評価されるされるようになったという意味で転換点になった出来事が描かれている。また、マスコミ対応にも丁寧さが求められるようになった転換点でもある。今も同じ攻防がなされているのが情け無いが。
一回しか言わねえぞ!!
もうこんな当たり前な恥ずかしいこと言いたくないんだけどさ!
映画内で元が『ソビエト』って言ってんだから字幕で『ロシア』って訳してんじゃねえ!!!!!!何に気を使ってんだ!!!バカが!!!!!!
大統領の資質
大統領の資質に問題があるとして失墜したゲーリー・ハートの話
大変興味深く面白かったですね
まず、大統領の資質に欠ける云々が話の中に出てきますが、そもそも資質に欠けるやつが現に大統領をやってるじゃないか!
という民主党のメガトン級自虐ネタに笑えます。
また、ファーストマンのニール・アームストロングは家族を愛する愛妻家の様に描かれてますが実は離婚していて、ゲーリー・ハートは離婚していない、前者は国民的英雄であり、後者は国民的糞野郎なのも皮肉たっぷりでなかなかいけてます。
ちょっとしたことで国の舵取りを誤らないように(ヒラリー・クリントンの事か?)民主党が訥々と訴えてるような感じが良かったですな。
不倫くらいいいじゃん・・・
ヒュー・ジャックマンが終始イケメン。別に不倫くらいで・・・と思う派なので、優秀な政治家がそんなことで失脚してしまったのが単純に勿体ないと感じました。
それよりも、ジャーナリズムとは・・・。裏取りせず速報を出す、それでいろんな人の人生が壊れる。現代のマスコミにも通じることですが、彼らも仕事で他社を出し抜くのも大事なわけで。難しいですね・・・。特に当時はアンタッチャブルだった政治家のスキャンダルに踏み込んだわけですが、どうして危険な橋を渡ったのかがイマイチ伝わらず、バカなマスコミがよく考えずに先走ったら大事になっちゃった印象。実際どうなんでしょう・・・。
映画としては特に面白みが無かったですが、勉強になりました。
報道すべき事とプライバシー
大統領最有力候補の不倫スキャンダル報道のストーリー
大統領たる人間は清廉潔白でなければならない、そうなると政治家としての資質があったとしても支持は得られない、それもそうだと思います
説明責任というものがあります
人間として信用ならない人に国を任せることなんかできませんから
J.K.シモンズ演じる選挙スタッフへの対応から思いやりのない人に思えて、なるべくしてなった結果という感想しか出てきませんでした
もっとサスペンス的な盛り上がりを期待してましたが、拍子抜けするほど淡々としてたように思いました
ストーリーを楽しむ映画というより、観た後にいろいろ考えさせられる映画かもしれません
結構情けない話だったな。
女性スキャンダルで失脚した話だけど対応も何もかも情けない展開で終わってしまったんだな、と。そして今だにアメリカの選挙戦って変わっていないんじゃない気がする。映画ネタとしては無駄な空回りな気がした。
寝ちゃいました
ビックチューズディとか兎に角あちらではものすごいイベントなんでしょ、
陥れ、裏切り、スキャンダル。
ありふれた内容で敢えて映画化するほどハート氏は惜しい人材だったのか、、
ヒューさま。若づくりの髪型も違和感。
映画としては名優を使ってるのに、残念。
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