タリナイ

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タリナイ

解説

太平洋戦争時にマーシャル諸島で命を落とした日本人兵士の息子が、父が最期を過ごした地を訪れる姿を記録したドキュメンタリー。太平洋戦争中、日本の委任統治下にあったマーシャル諸島では2万人の日本兵が死亡した。その中のひとり、佐藤冨五郎さんも飢えで命を落とすが、冨五郎さんが死の直前まで書き続けていた日記は戦後、戦友の手により家族のもとに届けられる。2歳で父親と別れ、74歳になった息子の佐藤勉さんは2016年4月、日記を手がかりに、マーシャル諸島に住んだことのある若者2人に案内役を頼み、父の最期の地を巡る。旧日本軍の建物など、いまだ多くの戦跡が残るマーシャル諸島の地を巡る佐藤さんの旅を通して、「タリナイ」が意味するものなどを描き出していく。監督は、これが初監督作となる大川史織。大川監督と同い年で、タレントやラジオパーソナリティとして活躍する藤岡みなみがプロデューサーを務めた。

2018年製作/93分/日本
配給:春眠舎
劇場公開日:2018年9月29日

スタッフ・キャスト

監督
プロデューサー
大川史織
藤岡みなみ
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フォトギャラリー

映画レビュー

2.5戦争

2022年8月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

マーシャル諸島で飢餓により戦死した父を感じるため、戦友が届けてくれた日記を手に、74歳の息子は島を巡る。
未だに日本軍が残した建物や砲台が、朽ちてはいるが迫力をもって迫ってくる。
日本が少し残っている。

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いやよセブン