ギャングスタ

2時間飽きずに楽しめました。

特に後半からは一気に加速して、暴力の描写も強くなり楽しめました。

コミカルなところも多いが、一部事実も混ぜているというところは人種差別などでしょうかね。

テンポ良いと軽くなりがちですが、事実が含まれると一気に重くシリアスになるのでよかったです。

ニンテンドーのゲーム機や神風という言葉から、ちょいちょい日本も感じられました。

個人的にはラストは少し残念かな。

勢いと明るさで無謀にもコカインの密売に手を出した幼馴染4人組の物語。

ベルギー発のアクションコメディ。とてもテンポが良く、鑑賞しやすい映画でした。
コメディタッチですが、バイオレンスの部分はコメディを排除していて好感が持てます。殺されそうになる恐怖は勿論、殺すことへの逡巡や恐怖もしっかりと見せてくれました。逆にコメディとしてはあまり笑えない映画で、少し中途半端な印象を持ちました。
ラストはどうでしょう。考えなしに走った4人は夫々の生活を楽しく送り、幼馴染で唯一真面目に生きた警官が殺されます。ハッピーエンド風のラストは明るさより、不愉快さを感じました。少々不謹慎ですが、4名のうち1名だけでも殺しても、映画的には良かったように思えました。

主人公はギャングの大物になるのを目標にギャングの下っ端からのし上がっていく。
幼なじみの友達を仲間にしてうまくいくが、ちょっとやり過ぎてしまい、一大麻薬戦争の様相を呈する。
各自の目標はどうなってしまうのか。

幼なじみの悪ガキ達がコカインの運び屋を手伝うことになったが、テンパって失敗しそれを切っ掛けに暴走していく話。

ギャングだ麻薬組織だと出てくるが、ハングレの様な中途半端さだし、演出がチャラくて重々しさは皆無でチンピラのバカ騒ぎという感じ。
オチもマイルドで引っ掛かるところがないし。

ストーリーそのものは嫌いじゃないどころかむしろ好きな感じなんだけど大して響かなかった。