アラン・デュカス 宮廷のレストランのレビュー・感想・評価
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プロデューサーで経営者
アラン・デュカスは料理人というより一流のプロデューサー、経営者だ。
世界中を飛び回る体力がすごい。
ただ、美味しいものが食べたくなるというような映画ではない。(個人的に鰻は食べたくなった。)
持続可能性や糖質に配慮した料理にも力を入れる。
2年にわたる密着取材の中で料理を披露したのは一度だけ。それも、私もリアルタイムで見ていたNHKのあさイチだ。
今だから特に目にとまったのはオリンピック直前のリオ訪問。
大会期間中は選手村の廃棄食材を使って毎日、一流のシェフが貧困層に食事を提供するという。対して弁当すら廃棄したと報道される今回の東京オリンピック。
生きるヒントが満載
ドキュメンタリーは苦手であまり期待してなかったのですが、よい意味で想像を超えていました。料理関係者のみならず生きていくヒントやキーワードがあり、年齢を重ねてもなお攻めの姿勢を貫くデュカス様に刺激をもらいました。
勿体ない料理は提供しない。
素材をとことん大事にする。
無駄にしない。
環境をも考慮に入れる。
ヨーヨー・マさんの映画を見たときにも思ったのですが、このような自分の分野で頂点を極めた人が、賢明な行動をとられることは、世の中にとって、とてもありがたいことだなと思いました。
お金や地位や名誉を、自己本位的に利用しない。
世の中に還元する。
そういう姿に感銘を受けました。
やはり教養は大事だなと。
日本も出てきて、なんか誇らしかったです。
背中を押してくれる映画 (*´∀`*) ノ
いくつになっても夢と目標に向かって生きる人は素敵✨
笑顔がとってもキュートなオッちゃんだゎ(´∀`艸)♡♡
あたしも周りに流されないで自分の人生を自分らしく生きて自分の中に“満ち満ちたもの”を感じられる生き方をしよう!とチカラをもらった♬♬♬
☆☆☆★★ アラン・デュカスの《情熱大陸》 簡単に。 ナレーション...
☆☆☆★★
アラン・デュカスの《情熱大陸》 簡単に。
ナレーションで、彼の事を【指揮者の様】と言うのだが、映画を観ていると。なるほど言い得て妙だ。
世界中に有る店舗は若いシェフに任せ。信頼しているスタッフを伴い。世界中を旅しての食の探求に余念がない。
その際に、知識は全員で共有し。未来へのビジョンを常に持ち続け、世界中からタクトを振る。
その為に強い思いからか、ちょっとだけオランド大統領をカチンとさせてしまうのはご愛嬌。
「美食産業は思い出の売り手」と言い。
更に「偉大なシェフは、95%は勤勉で。5%は才能」とも言う。
シェフ勉強になりますm(._.)m
さあ!いざヴェルサイユへ!
ボナペティ!
2018年10月18日 シネスイッチ銀座2
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