泣くな赤鬼

劇場公開日:

泣くな赤鬼

解説

生徒と教師の絆を描いた重松清の同名短編小説を堤真一、柳楽優弥、川栄李奈の共演で映画化。日に焼けた赤い顔、鬼のような熱血指導から、かつては「赤鬼」と呼ばれていた城南工業野球部監督・小渕隆。しかし、甲子園出場の夢はかなうことなく、10年の歳月が流れた。あの頃のような野球への熱い思いは衰え、身体にもガタがきている50代の疲れた中年となった赤鬼は、診察を受けた病院でかつての教え子、斎藤智之=愛称ゴルゴと偶然再会する。類まれなる野球センスを持ちながら、努力もせずに途中で挫折し、高校を中退したゴルゴも、今では20代半ばとなり、妻と息子の3人で幸せな家庭を築く、一人前の大人に成長していた。しかし、ゴルゴが若くして末期がんにより余命半年であることを知った赤鬼は、ゴルゴのためにあることを企画する。赤鬼役を堤、ゴルゴ役を柳楽、ゴルゴの妻役を川栄がそれぞれ演じる。監督は「キセキ あの日のソビト」の兼重淳。

2019年製作/111分/G/日本
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2019年6月14日

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(C)2019「泣くな赤鬼」製作委員会

映画レビュー

3.5野球シーンも違和感なし

2024年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

野球シーンでしらける作品が多い中、違和感なく観られて物語の良さを途切れさせなかった。
「親心子知らず」の先生と生徒の関係からしばらくぶりの再会。
そこからまた二人の物語が始まるが親心をライバルから教えて貰い
関係が修復して行くもそこまでの道のりは色々あり、最後は・・・。

去年は慶應高校が優勝したがその真逆にあるような野球部ではなかったか?
(慶応高校の野球部は髪の毛が長い以外はよく知らんけど)

昭和に当たり前だったことが平成令和と時を経るにつれてそれが非常識になり、スポーツの世界だけでなく色んな分野でそうだろうと思う。
人生の半分を昭和で過ごしてきた自分にとっては昭和の良き日も知っているし平成の令和に至る過渡期も経験しAIの出現やITの裾野が広がり急変しそうな現在も何が正しいは無いような気がする。
なぜかそんなことを感じさせてくれた映画であった。

それにしても堤真一はノックがうまいなあ。野球部出身ややろか?
ただ、内野のノック以外はなかったけれど。

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Elton Shin

5.0なんも言うことねえ。

2023年9月30日
Androidアプリから投稿

泣ける

知的

幸せ

この映画はツボ。
重松清、最高傑作。
野球、教師、学校、友達、家族、人生。

いっぱいつまる。
号泣必死。

赤鬼、雪乃、ゴルゴ、良かったよ。

生徒でいてくれて、ありがとう。
そんな言葉いってくれる先生にあえて、幸せだった。赤鬼こそやっと目を開いたんだ。ゴルゴはやり残したことを広い回収した。人生ってなんだろうな。

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新れいすけ(木村れい)

4.0一球入魂!!

2023年3月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

あのポジションはお前だ!
高校時代からゴルゴはこちらをずっと見ていた。
甲子園球場の観客席から1人で。
気付いてやれなくて悪かった。
赤鬼先生の心のなかで「こだま亅するように
鮮明な記憶がよぎりました。
最後に野球がしたい!
あの日の晴れた空、グローブを握る手のひらに込められた熱い思い。
投げられたボールを受け止める先生と生徒の絆。
志半ばで逝った生徒を忘れない!
最後に野球をしたグラウンド、季節が巡っても
いつまでも夢を描く自分がいました。

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美紅

4.5泣いた

2022年9月24日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

熱血の高校野球部の監督だった赤鬼。才能に恵まれたゴルゴ。ゴルゴのライバル、努力の人、和田。
それぞれの思いがすれ違い苦い記憶となっていた過去が解きほぐされていく感じが気持ち良い。
そして、役者さんの演技がとっても良くて泣ける。

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とたすけ
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