劇場公開日 2018年11月17日

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銃のレビュー・感想・評価

全38件中、21~38件目を表示

4.0白黒演出で評判が難しい

2018年11月26日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

村上虹郎さんのための映画だと思いました。退屈そうな日常から徐々に狂気に染まっていく感じに引き込まれました。
白黒したのには理由があるのだと思います。詳しく言うとネタバレになるので避けますが、やっぱりそういうことか、、、という感じでした。白黒での表現なので、衣装が白かったり黒かったり(当たり前ですが)、それにも意味があるのだと思います。
ただ、やっぱり白黒には慣れていないので疲れました。見にくい感じもあります。
退屈と言ってもいいくらいで、眠くもなりました。
白黒演出は、とても文学的な感じですし、虚無感や狂気がの表現が巧みとも言えます。最後の15分のために必要だったとも言えます。それでも見づらさもあるので、どっちを考えるかによって評価が分かれそうです。
ラストの15分はかなり引き込まれましたし、最後は「マジか、、、」と思いました。そして美しいかった。

村上虹郎さんに当て書きされたように感じるくらい、村上虹郎さんの映画だったととも思います。

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だるまん

4.0壊れていく心

2018年11月24日
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鑑賞方法:映画館

吉本興業の作品なんだけど、お笑いじゃない。
少し若く荒いフィルムながらも、ヒリヒリする緊張感が素晴らしい出来でした。
銃を拾った青年が、どんな心理状態になっていくのか……
心が壊れていく姿を淡々と描いていて、怖いくらいでした。
ラストは、納得。

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コージィ日本犬

4.0若さっていいね。

2018年11月23日
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鑑賞方法:映画館

興奮

白黒でどうかと思ったけど、それはそれでよかった。
大学生くらいってこんな感じだったなと懐かしくなった。忘れてたね。
ラストはびっくり。

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khapphom

3.5どこか共感できる狂気

2018年11月22日
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鑑賞方法:映画館

拳銃を偶然拾った大学生のトオルはその緊張感に興奮を覚える。やがてトオルは銃の使用を考え始め…。
銃を持ち気にさ狂ってしまったのかと思いきや、もとからイっちゃってる系男子を演じた村上虹郎の不気味さが映える作品。クソ野郎ではあるのに彼の選択がどこか共感できる不思議さでした。

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shotgun

3.0カメラと演技で いこう ナレーションの説明無し!

2018年11月22日
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鑑賞方法:映画館

カメラと演技で いこう ナレーションの説明無し!

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kiyo

なぜか懐かしさを感じる映画

2018年11月22日
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星🌟🌟🌟🌟退廃的な感じがするので人によって評価が分かれる作品だと思います❗自分は昔昭和の頃の石原裕次郎が主役の映画のような懐かしさをちょっと感じましたたぶん映画の撮り方だと思うのですが…ラストの電車の中の出来事は前のシーンからの繋がりで最初妄想だと思ったのですが 現実ならちょっと悲し過ぎます❗主役の村上虹郎くんが役にあってて私は楽しめました 彼が主役だから成立する作品だと思います❗あと真面目な役が多い岡山天音さんが遊び人の友人役で出てたり元モー娘。の新垣里沙が虐待する母親役出てたりと配役でも楽しませてもらいました❗私はみなさんにオススメできる作品だと思います❗

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ミリン一番搾り

3.5思考実験的な意欲作

2018年11月21日
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鑑賞方法:映画館

知的

 予告編のとおり、コルトパイソン357マグナムという強力な拳銃を拾った若者が、銃によって変わっていく姿を思考実験的に描いている。主人公の行動の描写のそこかしこに本人のモノローグを挿し込むことで、努めて冷静で客観的であろうとする理性と、拳銃という強力な暴力装置を手にしていることの情緒的な不安定さを対比させている。
 拳銃は所持しているだけで罪に問われるから、警察官を見ると、所持がばれて罪に問われる可能性が頭に浮かぶ。一方で、急所に向けて発砲すればほぼ確実に致命傷を負わせることができるから、クズみたいな人間を見ると、撃ち殺してしまおうかと思う。いずれも平静でいるのは難しい。
 逆上がりが出来るようになった子供は、何度も逆上がりをして見せる。人間は何かが出来るようになると、それを試してみたくなるのだ。よく切れる刀を手に入れれば辻斬りをしたくなるし、強力な拳銃を手に入れれば威力を試したくなるものなのである。

 村上虹郎がなかなかいい。人を殺せる武器を持っているという不気味な自信を持ったり、撃てば弾がなくなるし、人に見られたらただでは済まないことを考えて苛ついたりする振れ幅を上手く表現している。拳銃を撃ちたいが撃てない、持っていることを言いたいが言えない。拾った拳銃を冷静に管理出来るつもりが、いつか拳銃に振り回されるようになってしまう。

 拳銃というのは素手に比べれば強力ではあるが、実はあまり大した武器ではない。なかなか当たらないし、急所を外せば反撃される恐れもある。圧倒的に勝つためにはもっと強力な武器が必要だ。そこで武器開発のエスカレーションが始まる。機関銃、グレネード、ロケットランチャー、大砲、戦車、戦闘機とエスカレートしていき、最後には核兵器に辿り着く。
 これまで人を殺傷する目的で核兵器を使用したのはアメリカだけだが、核兵器を持っている国はアメリカ以外にたくさんある。それらの国が、逆上がりが出来るようになった子供のようにならない保証はない。目的も使命もなく生まれてくる人間とは違って、武器は人を殺すために生み出された道具である。持っていると、武器の目的に人間が影響されてしまう。トランプが北朝鮮に対して核兵器のボタンの大きさを言うのは、チンピラがポケットの拳銃をちらつかせるのと同じレベルである。何かあれば引き金を押すのだ。
 コルト社はアメリカの銃器メーカーで有名なゴルゴ13の愛用するM16というライフルを製造している。今年の春にフロリダの高校で起きた銃乱射事件ではM16の民間用であるAR-15が使われた。乱射した19歳の犯人がライフルを手に入れなければ、17人も死ぬことはなかっただろう。銃が人間を狂気の行動に駆り立てたのだ。
 いまはまだ起きていない核戦争だが、人類が核兵器を所持している以上、この先いつ起きてもおかしくない。核兵器は大量に人を殺戮する目的の道具だからである。道具はその目的によって人間を支配する。

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耶馬英彦

3.5好きになれないけど面白かった

2018年11月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

どうも好きになれない作品だったけれど、結構面白いと思ってしまった。今どきを描いていると見て取れるのに今どきどうなのという演出が多くて何だか嫌で、シナリオとかも不自然さをすごく感じてしまったけれど、己の世界をとことん貫くと言わんばかりのナルシシズムを追求した絵づくりや音の演出が巧みで、かなり見入ってしまった。
負の願望は虚構の中で消化して、現実世界を生き抜いていこう!とは思えなかった…ラストも悲しいかな結構スッキリだったし…だから面白いと思えたのかな。実に巧妙な作品だ。

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SH

3.0残念だが不完全燃焼に終わった

2018年11月20日
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鑑賞方法:映画館

親に捨てられ孤児院で育った大学生(村上虹郎)が銃を拾った。同じ大学の女子(広瀬アリス)といい仲になるかと思いきや、内に巣食った狂気の暴走が止まらなかった。

まずはアリスの魅力を撮りきれずファンとしては残念。虹郎と関係をもつスレンダーの日南響子が印象に残った。そして、実にいやらしい刑事を演じたリリー・フランキーやら、虹郎とお父さん(村上淳)の共演やら見どころはあるものの、作品としては今ひとつ深みに欠けると思う。

やっぱ中途半端な狂気では満足できない。とことん壊して欲しかった。

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エロくそチキン

2.5渇いた雰囲気漂わせるB級映画だが。

2018年11月20日
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魅せるエンタメ性は無く、初期の塚本晋也風で、ちょっとこんな撮り方したらどうよ感が空回り。少しひいた状態での撮りでエキストラ的な人物達の会話もわざわざ入れ、こいつらにも何かあると思わせて、結果的に大した役割で無かったという思わせぶりも多用するとちょっとシラケる。さらに、ほぼモノクロにして何の意味がある?。で最後に、あ、ここでカラーねって、いやいやそれ程効果無いって。モノクロにした事で、携帯のLINE文が見えにくく、エロいシーンも残念な事に。さらに、クレジット中の電車内音含め、思わせぶり&狙い過ぎが観ててシンドかった。
リリーフランキー使えば、そりゃ多少の良作に見えますわ。さらにカラーだったら、も少し好評価かな。

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映画鑑賞1000作

3.0昭和のATG映画のよう

2018年11月20日
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個性的な作品ではあるし、見応えもあるが、
物足りなさもかなりありました。
私の理解力の欠如かもしれませんが、
空想なのか、現実なのかラストの意味が分かりにくかったです。
好みは分かれる作品でした。

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Yoji

2.5over dose

2018年11月18日
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単純

知的

幼い頃に実の親に捨てられて養父母に育てられた大学生が、ある日河原で死体と共に転がる拳銃をみつけ持ち帰り、拳銃に魅了されていく話。

銃というモノであり、力であり、スリルであり背徳感のあるものを手に入れたことにより、強くなった気になると共に自信を持った主人公がズレて行く様子はなかなか見応えある。

しかし冒頭でいきなり銃を手にしてしまっていることや、元々の個性としてのものや稚拙さから来るものとの差がわかりにくい感じもあって変化が少なくも感じた。

事前に情報持っていなかったから親子共演は高まった。

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Bacchus

3.5人を殺すとね、普通の理性ではいられないそうですよ。

2018年11月18日
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鑑賞方法:映画館

ある時偶然に拳銃を拾うところから物語は始まる。モノクロの画面が、この話は現実離れした出来事だから心配しなくいいよ、と語りかけてくるようだ。しかし、拾った西川を演じる村上虹郎の熱量が、いやもしかして現実?の気分を起こさせる。虹郎はべつに過演出の演技をするわけでもないが、彼独特のたたずまいがなにか不穏さを醸し出してきてたまらなかった。
その彼が、徐々に大胆になっていく。まるで、柵のない崖の際で、どこまで端っこに立っていられるかの狂気を味わうように。そう、それは妖刀を手にした素浪人のようだ。そして、ようやくそのざわめきに慣れてきた頃に、今度はリリーフランキーがやってきて、無事で済みそうな空気をまたぐりぐりかき回し始める。警官、アリス演じる女学生、隣の母親、トースト女、ああ、もしかしたらこの誰かを、誰かを、誰かを、、、。息が詰まったところでのラストシーン。おいおいこの人だすかよ、とニヤけるが、それもつかの間。ああやはりそうなるか、そうなるよな、やはり。やはり。
いいように感情を振り回された映画だった。

舞台挨拶付き。山本耀司氏(かな?)の服をまとって登場した村上虹郎は、まさに何度も職質をされそうなファッション。そのいで立ちとは対象に、檀上の彼は終始ほかの共演者を気遣う好青年だった。あのタイプは、先輩から可愛がられ、女にモテる。

ただね、はじめ弾倉を確認したときに、6発全部詰まっていたよね?それはないでしょ。一発撃って死んでるんだから。

【追記】
・・・と書きました。が、コメント欄でご指摘いただいたように残るそうです。知りませんでした。厚顔にも人に言うところでした。勘違いに気をつけましょう。(なので、ネタバレ解除。☆追加)

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栗太郎

3.0ムラジュンさんはやはりサイコー

2018年11月18日
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鑑賞方法:映画館

退屈に映るがつまらなくはない。
面白くないが引き込まれなくはない。
そして圧巻。
ココから虹郎くんの世界が拡がると彼は面白いなぁ。今はまだ柳楽くんぽいかも。

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lynx09b

4.5どんどん狂っていくのに、怖くなかった

2018年11月17日
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鑑賞方法:映画館

原作が好きで見たつもりだったが、原作見てなかったー笑というわけで、見た後すぐ買いました。虹郎くんがどんどん狂ってくのがすごかったなー若いのに、すごいなーと思いました。狂気の話なんだけど、そんなに怖くなくて、なんか惹かれるものがあった映画でした。みんなどっかにダークサイド。だから、そこまで理解できないってならないのかも。

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たね

4.5曖昧な線引き

2018年11月17日
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僕たちは常に曖昧な線引きのエッジの上に立っている。
こんなやつ、殺しちゃえ。
こいつとやりたい。
こいつは、大切にしてやりたい。
大なり小なり、誰もが心の中に抑え込んでいる衝動だ。だが、その線引きは実は曖昧で、ロジックなんて無い。
圧倒的な力を手にする前後の自分も同じだ。
正義と思い込んでいても、圧倒的に感情が支配する。引鉄を引くか否かも同様だ。
そして、力を隠した理性が、ふと、衝動の引鉄を引くこともある、内側に隠れていた自分が現れて…。
そう、理性も、感情も、衝動も、実は線引きは曖昧なのだ。そんなアンバランスなものの上に立った正義も同じだ。

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ワンコ

1.0なぜ、白黒?

2018年11月17日
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鑑賞方法:映画館

ラストも意味がわかりません。
とにかく残念。

日南さんは、素敵でした🎶

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かん

4.0ずっと張り詰めた空気感が漂い、目が離せない!

2018年10月29日
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東京国際映画祭にて鑑賞。
ヒリヒリした雰囲気が漂う作品で、銃を持ったトオルがどうなるんだろうとドキドキしながら観た。
村上虹郎さんの演技は圧巻。本当にうまい!
すごくリアリティがあり、銃を手にしてしまったら、こういう風になるのか、、と怖くなる。
モノクロの映像が作品の世界観にピッタリ。

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komako02