小さな恋のうた

劇場公開日:

小さな恋のうた

解説

沖縄出身のバンド「MONGOL800」の人気楽曲「小さな恋のうた」をモチーフに描く青春映画。「orange オレンジ」「羊と鋼の森」の橋本光二郎監督がメガホンをとり、沖縄の高校生たちが、バンド活動を通じて仲間や家族、そしてフェンスを隔てた米軍基地に暮らす同世代の少女といった大切な人たちに思いを届けようとする姿を描く。米軍基地のある沖縄の小さな町で、ある高校生バンドが人気を集めていた。自作の歌を歌いこなし、観客たちを熱狂される実力をもった彼らは、東京のレーベルにスカウトされ、プロデビューすることが決まる。しかし喜びの矢先、ある悲劇が起こり、バンドは行く先を見失ってしまう。そこに1曲のデモテープと米軍基地に住む1人の少女が現れ……。主人公の真栄城亮多役を「3D彼女 リアルガール」「ちはやふる 結び」の佐野勇斗が務めるほか、森永悠希、山田杏奈、本作が俳優デビューの眞栄田郷敦ら若手注目株が集結。

2019年製作/123分/G/日本
配給:東映
劇場公開日:2019年5月24日

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(C)2019「小さな恋のうた」製作委員会

映画レビュー

3.5ご当地映画の新しい形?楽曲の魅力に頼り過ぎたか

2019年5月25日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

楽しい

MONGOL800の楽曲をモチーフに作られた映画で、バンド出身地の沖縄でロケを行い、主な登場人物も地元の音楽好きの高校生という設定。美しい島の景観を捉え、基地内の少女と高校生の交流があったり、米兵が起こしたひき逃げ事件で抗議デモが起きたりと、地元に寄り添う姿勢を見せてはいる。でも主要キャラが誰一人方言を話さないのは疑問。スマホとネット動画が普及し地域性が薄れて今どきの若者は当たり前に標準語話すよ、との意図か。あるいは方言指導をできない事情があったか。何にせよ沖縄文化が軽んじられた気が。

モンパチの伝記映画ではなく、彼らの曲を劇中の高校生バンドが自作曲として歌っている、という体裁だが、その虚構を観客に納得させる工夫が弱い。演奏シーンも悪くないが、楽曲の良さと人気に頼りすぎでは。女優を美しく魅力的に撮ろうという意欲が希薄なのも気になった。劇映画としては課題多し。

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高森 郁哉

4.05 J-9

2024年1月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

5 J-9

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紫苑

5.0楽しくて泣ける

2023年5月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

友情・愛・周りの助け。
高校生のいろんな感情や環境をわかりやすく描写していて、作品に感情移入できる最高な作品だと思う。
人に勧められる作品。
ちなみに5回目の鑑賞。

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うるふまん。

4.0ピュアなうた

2023年4月30日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

橋本監督の同じ年に公開された「雪の華」(19)が好きなのですが、似たような印象を受けました。はじめはベタすぎる設定でかなりドン引きしてしまうのに、いつの間にか登場人物らのピュアな心に感化され、いつしか応援したくなってしまうという感じでした。巧いと思ったのは、亮多(佐野勇斗)と慎司(眞栄田郷敦)とのアノ場面でした。あの場面がずっと最後まで物語を牽引してくれたような気がします。ライブハウスのオーナー(世良公則)がまたいい感じのオヤジでしたね。屋上のライブシーンもカッコよかったです!見終えた時、とても清々しい気持ちになってました。

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赤ヒゲ
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