劇場公開日 2019年2月1日

  • 予告編を見る

七つの会議のレビュー・感想・評価

全516件中、1~20件目を表示

4.0野村萬斎と香川照之という異種格闘技戦を楽しむ

2021年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

テレビの連続ドラマで池井戸潤作品を楽しんでいる方々にどう映っただろうか。
これはまさしく、れっきとした映画作品といえる。
テレビでしか出来ないことは、映画にわざわざ持ち込む必要はない。
そんな気概を作り手たちから感じることが出来た。
普段は狂言の世界に生きる野村萬斎と、歌舞伎役者でも香川照之の静かな(静かでもないか、汗)対決を存分に満喫した。池井戸作品でおなじみのキャストがずらりと揃うなか、朝倉あきの存在感は新たな収穫といえるのではないだろうか。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
大塚史貴

4.0現代の滑稽劇

2019年2月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

野村萬斎はすごい。彼の芝居が1800円で観られるのは安すぎる。しかも片岡愛之助や香川照之の芝居まで堪能できる。役者の芝居を堪能するだけでお買い得感が半端ない。
数字の偽装というタイムリーな題材で、多くの人間が右往左往する姿は滑稽だ。狂言や歌舞伎や落語がずっと描いてきたような人間の滑稽さが溢れている。これは現代劇だが、どうして伝統芸能出身の役者をたくさん起用しているのかというと、そういうことなんだろう。人間のやることはいつの時代もあさましく、悲しく、滑稽なのだ。
たかがネジ1本の強度データの話だが、ネジ1本に人の命がかかっている。しかし保身はそのことを人に忘れさせてしまう。自分だったらどうしただろうと始終考えながら観ていたが、もし人生に失うものが多ければ、自分には八角のように行動できないかもしれないと思った。八角にはすでに多くを失っている人間だからこそ、ああいう行動ができるのかもしれない。

コメントする 1件)
共感した! 34件)
杉本穂高

3.5会社の犯罪

2024年3月19日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする 1件)
共感した! 22件)
琥珀糖

5.0怒号の中を歩き抜ける八角

2024年3月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

これは面白かったねえ。サラリーマンのってだけではなく大人のあるあるネタを少年マンガのノリで魅せるエンターテイメントだったね。

怒鳴りまくる大人たちの中を野村萬斎演じるぐうたら社員八角がのらりくらりと走り抜ける、ではなく歩き抜ける。
コメディのような乱れた風貌はシリアスにし過ぎないバランスを作品に生み出した。しゃべりが少々大袈裟なのも良かったよね。

それを見守るのは作品のナビゲーター担当の原島と浜本。
二人は私たちと共に八角の回りで起こる不可解な出来事を探っていくことになるが、同時にキャラクターたちのナレーションのような独白が次々と刺激的に紡がれていきハイスピードサスペンスのようだった。

作品冒頭の会議のシーンで怒鳴りまくる北川部長が居眠りをする八角に何も言わないというのは、まあ同期だからってのもあるだろうが、作品にこれから何が起こるのかわからない暗闇の状態ではなく、少し先に何が起こるのかを暗示しているので、北川はなぜ何も言わないのか?の一点だけでも序盤を面白く観る推進力には充分だったね。
しかもドラマが動き出すのはそのあとのパワハラ騒動からで、直接的には北川部長関係ないという、原島じゃないけど一体どうなってるんだ状態でワクワクしたよね。

不正とは正しくないこと。正しいというのが価値観や概念によって曖昧だから多数の人が正しいと判断すること。それに反する事が不正ならば、作品内で起こる不倫や会議中の居眠りだって不正だし、人のあとをつけて私生活を探るのだって不正だ。コロナ禍にマスクをせずに買い物の列に並んだりとかね。独り暮らしでないのなら服を脱ぎ散らかしたりだって不正だろ。
大小様々な不正があり、誰もが何かしら不正を働いている中で、事が大きくなり限界突破するのは力を持った一部の人間が「正しい」の基準をねじ曲げて押し付けてくることにある。
力が人を狂わせる作品は多いけど、これもそんな作品の一つかなと思った。

すごく面白かったんだけど難点をあげるなら、映画としての風格が足りなかったね。
演出とかお金のかけ方とか、とてもテレビドラマっぽい。
地上波放送があればもう一度観たいが、スクリーンでリバイバル上映してても観たいと思わないもの。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
つとみ

3.5期待通り

2024年3月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

見る前からこんな映画だろうなっていう予想がだいたい合ってた。

池井戸、福澤タッグなのでだいたい半沢直樹。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
俺ファルコン

4.0いっひっひっひっひっひっ

2024年2月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

鋭い視点で会社の問題点を取り上げ、さらに不正を追求する内容。
カメラワークも被写体も良いので内容に集中しやすくて大変満足した。
主題歌『メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ』(作詞作曲:ボブ・ディラン)がラストにかすかに流れていた。
野村萬斎さんの不気味な笑いが印象的。

今作に限らないが、Netflixだと邦画にも字幕を出せるのでセリフが視覚化されて、より内容が理解しやすい。

コメントする 1件)
共感した! 17件)
Don-chan(Daisuke.Y)

3.0会社の不正

2024年2月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
ゆかした

4.0完璧な池井戸ドラマでした!痛快!

2024年1月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
たつじん

4.0めっちゃおもろい

2024年1月1日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
プライア

4.0池井戸潤ワールド

2023年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

興奮

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
parsifal3745

4.0見る人全員が思い当たる節があるような映画

2023年11月19日
スマートフォンから投稿

悲しい

興奮

緻密なストーリーで徐々に明らかになっていく黒幕の存在。
探偵モノを見ている気分になりました。
役者もピカ一な者ばかり。香川照之、片岡愛之助、野村萬斎 演技が上手いだけでなく所作がキレイで見ていて気分良かった。
オリラジの演技も上手かった。

ビジネスをするうえで、命に関わる偽装をしている会社は多くないと思うが、顧客に対し誇張をしたり不要なものを売りつけている会社はほぼ全ての会社にあてはまると思う。
そんな人がみると胸が痛くなると思う。

そんなことはどうでもいいという人間が成績を残し、上に立つ。
そりゃ、不正はなくならないわけだ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
モテラド

4.0どの会議を足すと7つになるのか?

2023年11月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

興奮

知的

そんなことは、どーでも良いが
面白かったです。
コンプライアンス意識の高い今だと有り得ないかと思いますが、2000年頃迄なら、そこいら中の会社でやってたような気がします。

良い時代になった気がします。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ぷぅ

4.0セッセッ正義マーン

2023年6月4日
スマートフォンから投稿

楽しい

知的

難しい

役者の演技力で登場人物のやりとりが面白い。
どう見ても優秀な八角さん。
スカッとする気持ちいい展開。
しょぼい会議もあって七つの会議である必要は感じなかった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
ヤスナリ

3.0狂言師と歌舞伎役者たちの演技対決。野村萬斎の前半のぐうたらぶりと 後半の正義漢のギャップに違和感はある。

2023年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

萌える

動画配信で映画「七つの会議」を見た。

劇場公開日:2019年2月1日

2019年製作/119分/G/日本
配給:東宝

野村萬斎
香川照之
及川光博
片岡愛之助
音尾琢真
藤森慎吾
朝倉あき
岡田浩暉
木下ほうか
吉田羊
土屋太鳳
小泉孝太郎
溝端淳平
春風亭昇太
立川談春
勝村政信
世良公則
鹿賀丈史
橋爪功
北大路欣也

池井戸潤原作のものは

「下町ロケット」
「半沢直樹」
「陸王」
「ルーズヴェルト・ゲーム」
「空飛ぶタイヤ」
「アキラとあきら」

などいろいろ見たが、
この映画はちょっと異色かもしれない。

野村萬斎は都内にある中堅メーカーの一見ぐうたら社員。
飄々としていて得体が知れない。

社員たちは激烈なノルマに日々追われていた。

営業一課の片岡愛之助は野村萬斎からパワハラで訴えられて
左遷されてしまう。

しかし何かがおかしい。

元課長は左遷されただけでなく軟禁状態にあるらしい。

何かが起こっている。

それは何なのか?

狂言師と歌舞伎役者たちの演技対決。

朝倉あきという女優ははじめて見た気がする。
が、「かぐや姫の物語」の主演女優らしい。
これはかなり好きな作品だ。
いい女優さんだと思った。

鹿賀丈史、橋爪功、北大路欣也
会社の重役3人が3人ともワルだった。

香川照之は池井戸潤作品の中では全部同じ人に見えてしまう。

野村萬斎の前半のぐうたらぶりと
後半の正義漢のギャップに違和感はある。

満足度は5点満点で3点☆☆☆です。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ドン・チャック

3.5原作とは別物と思った方がいいかな。

2023年3月28日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

ずいぶん前にこの映画を見てたのですが、
本屋で文庫本を見かけて、原作はどうなんだろうと
気になって読んでみました。

で、小説はとてもおもしろかったのですが、
「あれ、こんな話だったっけ」となったので、
再び映画をビデオで見て、その感想です。

う〜ん、この映画も好きなんですけど、
原作を描ききれていないという印象ですね。
7つのストーリー(会議)が重なって
1つの話になるという構成なので、
映像にすると時間的に無理があるんでしょうね。
ドラマ化の方が、うまくいったんじゃないかな。

でも、別物と考えてこの映画を見ると、
なかなかいい作品だと感じました。
池井戸ドラマでお馴染みの俳優がズラリ。
顔で演技する人たちのぶつかり合いが見ものです。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
tochi06

4.0日本社会のブラックなところが暴かれてる

2023年3月18日
スマートフォンから投稿

楽しい

興奮

知的

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
s322

3.0ネジネタ好きですね

2023年2月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

作者はネジネタ(?)好きですね(笑)

普通に良い作品なんですが、悪そうな奴が悪かったってだけで、思わぬ刺客的な人がいないからか、ストーリーは平凡に見えました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ジンクス

5.0この作品は

2023年1月21日
iPhoneアプリから投稿

奥が深く自身の過失を攻めた結果だとそうなってしまうと言う今現在にも問う作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
aki aki

4.0会議って

2023年1月8日
iPhoneアプリから投稿

八角万年係長役の野村萬斎と、北川営業部長の香川照之、そして原島課長の及川光博の鬼気迫る演技で、どんどん作品に引き込まれていきました。

それ以外のキャラクターもそれぞれの立場が映像化されてて、日本企業特有の企業体質やサラリーマン像が見事に描かれていたように感じました。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
run05

3.57つとはどの会議?

2022年10月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

2022年10月15日
映画 #七つの会議 (2018年)鑑賞

#池井戸潤 原作、#野村萬斎 主演の企業小説

#香川照之、#及川光博、#片岡愛之助、#北大路欣也、#木下ほうか、#小泉孝太郎、#吉田羊、#赤井英和、#朝倉あき、#土屋太鳳、#春風亭昇太、#立川談春、#橋爪功

#半沢直樹 班と #下町ロケット 班に分けよ

コメントする (0件)
共感した! 0件)
とし