劇場公開日 2018年12月28日

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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話のレビュー・感想・評価

全322件中、1~20件目を表示

4.0北海道の雄大な景観が気分を軽く、おおらかにしてくれる

2018年12月27日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

笑える

まずタイトルがいい。主人公は筋ジストロフィー患者の鹿野さんだが、振り回されるボランティアの視点で語られることが端的に示される。原作の著者、渡辺一史の功績だ。

大泉洋主演なので単純なお涙頂戴の難病ものでないことは想像がつくが、予想を上回る鹿野さんの強烈な個性、自由すぎるキャラを、顔と手以外動かせないという演技上の制約の多い中よくぞ体現したものだ。大泉のとぼけた味わいがはまっている。邦画が避けがちな排泄や性欲にからむ問題も、うまく笑いに転化して描写していた。

高畑充希は割とイメージ通りの役。愚痴をこぼしたり怒ったりもするけど、基本は優しくて頑張り屋。カラオケに行くかもという展開で、朝ドラで披露した美声を聴かせてくれるかと思ったが、なくて残念。三浦春馬の役は意外に複雑なキャラ。たいてい素直で明るい青年のキャスティングだが、この役は一見好青年のようで実は…というのが面白い。

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高森 郁哉

3.0自分らしく生きる

2024年1月1日
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プライア

観る価値ないと思います。

2023年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

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ネプチューンマン

3.5大泉洋がいい

2023年8月28日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

筋ジストロフィー患者の物語で、どうしてもお涙頂戴映画になるかと思いきや、主人公役の大泉洋がコミカルに演じているおかげで苦しくなく観られる。

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けしゆか

3.5世話をすること

2023年8月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

は、同時に自分の心もケアして貰っている、
と思えるかこき使われているととるか。ただ、する方もされる方も大変。
自宅介護を家族だけでは到底無理の現実。
鹿野さんの人間性がやはり凄いとなるのかな。
三浦春馬さん、さすがにオーラを取り去り、フツーの医大生になっていた。ウジウジするのも
情けなくて良かった。

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りか

4.5本音全開で生きる鹿野さん‼️・・大泉洋だから、愛すべき人に見えたのかな?

2023年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD、映画館、VOD

鹿野もボランティアたちも、一様に幸せに思える。
鹿野さんが生活を楽しみ人生を謳歌した人に見えるのは
錯覚なのだろうか?
鹿野さんは首と手しか動かせない。
水分を取るのさえヘルパーをする人が口元へ
ストロー付きの容器を差し出すのだ。
クチは達者でボランティアの学生を好き勝手に動かして、
ある意味でハーレムのキングだ!!
夜中にバナナ食いたい‼️
と言い出したのがタイトルの「こんな夜更けにバナナかかよ」
映画だから?
原作を書いたのはノンフィクション・ライターの渡辺一史さんで、
この言葉を本人が実際に言ったのだ。
なんというワガママ!!
でも鹿野さんならみんな許してやろう、
望みを叶えてやろうと思うのだ。
鹿野さんは、
残された体の機能を活かして、生き切ったように見える。
《鹿野さんはカリスマ性のあるで、人を楽しませる名人だった?》
答え・・・YES(多分、確率80%)
何故なら楽しくない空間に人は集まらない。
そこに行けば、人(シカノ)のためになり、若者がワイワイ喋くり、
孤独を癒やされ
(渡辺真紀子?、宇野翔平、萩原聖人)のプロの介護人がテキパキと
対処している。
多くの学生ボランティアは、きっとシカノから多くを学んだ。

この映画で一番感動したのは、
美咲ちゃん(高畑充希)が、鹿野さんのプロポーズを断るシーン。
同情か愛か?分からない結婚を高畑充希が自分の心と
キチンと向き合い断るシーンは素晴らしいと思う。
あのシーン、
シカノの退院祝いのパーティー会場だ。
パーティーは盛り上がっている。
「おめでとう!!鹿野さん」
呼吸器を使うともう話せない・・・という常識を覆して、
また話せるシカノの毒舌復活のおめでたい席だった。
呼吸器を付けても話せる人がいる・・・
その情報を医療関係者と合コンしまくって、
取ってきたのも美咲ちゃんだ。
シカノもズルい。
ドサクサに紛れて成り行きでOKしそうではないか?
盛り上がってて情に流されそうな雰囲気だ!!
しかし美咲ちゃんは自分を失わなかった。
美咲ちゃん、偉いぞ‼️

この映画はバランス感覚が抜群だ。
シカノが同情すべき弱者に見えない。
お涙頂戴ではない。

☆☆☆
余談ですが、今期の芥川賞受賞作「ハンチバック」を
読みました。
作者の市川沙央さんも重度の障害のある方で、
頭のトビキリ言い方です。
比較するつもりはないのですが、
有り余るお金持ちの市川さんより、
人(ヒト)が集う(つどう)鹿野さんがより幸せに見える。
市川さんは露悪的に心情を吐露しても、
まだ心を何重にも武装して見える。
真に解放はしていない。

心を開放するのはとても難しくて私にはとても真似出来ないけれど、
プライドと見栄を捨てて心をOPENにすれば、
もっと楽(ラク)に生きられる。
そんな気がする・・・
それが鹿野さんの教えてくれたこと‼️

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琥珀糖

4.0食べたきゃ言うのさバナナだと

2023年1月26日
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movie mamma

5.0素敵な雰囲気

2023年1月20日
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笑える

楽しい

幸せ

ずっと友達からゲームを借りて返さないような奔放さ。ボラからの貸しに一見そっぽを向けているような鹿野。介助とはニュアンスの違った何か。それに=で結ばれない彼なりの恩返し。目には見えない微笑ましさ、絆があって。三浦春馬さんの自然体なボラの姿にも感じるものが。

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るいまーる

3.5なぜか憎めない鹿野さん

2022年12月25日
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鑑賞方法:TV地上波

難病患者を扱っているが、悲しく、苦しくならないヒューマンコメディだった。実話を元にしてるから、映画に描かれない苦しみ、悲しみなどは当然あったのだろうけど、どんな状況になっても恋して、遊んで、楽しんで前向きに生きた人間の記録として、よくできている作品だった。大泉洋の演技は好きではなかったけれど、今作は素晴らしいと感じた。
夜中にバナナを買いに行かせるより、命が危ないと装ってボラを呼び出すことの方が腹が立ちましたが。

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Misty

4.5面白かった!!

2022年12月24日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

幸せ

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*.꒰ঌ𝔸𝕟𝕘𝕖𝕝𝕠໒꒱.*

2.0ちょっと待って、私だけ?

2022年10月11日
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こいも

3.0いいところも悪いところも

2022年8月25日
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泣ける

楽しい

難しい

主人公が自己中すぎるとの評価も見られますが、人に迷惑をかけてしまうからと自分に制限をかける必要はない。困っていることは助けて貰えばいい。というメッセージを伝えるにはこれくらいの自由さがある方がいいのかなと思いました。
しかし、恋人との時間や学業の時間などを割かせ、ボラの方の人生や生活を乱してまで世話をさせるのはどうかとも思います。それぞれの人に、それぞれの人生の背景があるじゃん…!とみていて少しもどかしくなりました。

あと個人的に三浦春馬さんの演技が本当に好きでした。顔もつよつよ

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mui

3.0一線を超えている

2022年8月18日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

笑える

夜中の2時にバナナ食べたいから買ってこい、とパシるのは一線を超えている。

緊張と弛緩を巧みな話術で交互に使い、人の心を掌握する。
美談にはならないなぁ。

エンタメとして鑑賞するなら大泉洋のキャラクター、人間力流石です。

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コブラちゃん

4.0わがままだけど、しっかりと前向きに生きる彼の姿に共感して支える人々...

2022年6月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

笑える

わがままだけど、しっかりと前向きに生きる彼の姿に共感して支える人々のお話。
助けを求め、助け合う。当たり前のことだけど、遠慮せずに出来ること。そうして人は支え合って生きていくんだなぁと思える素敵な作品でした。
大泉洋だからこそ暗くなりすぎず、明るく良かったのかなぁ。
素敵な作品でした。

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よっしー

4.0大泉洋がいい

2022年5月28日
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ハンバーグ

4.0命懸けで自己主張を貫く男の生き様

2022年3月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

『迷惑をかけあう』、『対等』、『闘い』。本作で印象的だった言葉である。私は本作を感動作だとは思わない。本作は、個性的ではあるが、あるがままの強く激しい主人公の生き様を通して、障害者と健常者の在り方を真摯に考える作品である。

本作の舞台は1994年の日本。本作の主人公は筋ジストロフィーを患っている鹿野靖明(大泉洋)。彼は、自宅にボランティアを集め、言いたい放題の奔放な生活をしていた。ボランティアの医大生・田中(三浦春馬)の恋人の美咲(高畑充希)は、ふとしたきっかけで鹿野のボランティアになり、当初、嫌悪感を抱いた鹿野に徐々に惹かれていく・・・。

鹿野は、自分を隠さず赤裸々に曝け出す。命懸けで、自分の欲望を形振り構わず実現しようとする。ボランティアに助けてもらうことに躊躇いはない。彼は、対等という言葉を頻発する。彼とボランティアとの会話を聞いていると彼が障害者であることを忘れてしまう。それ程に、彼は、遮二無二、強く自分であろうとする。何故か。自分の夢を実現する、生々しく表現すれば、自分の欲望を満たすことが生きている証となるからであろう。

鹿野を演じる大泉洋は相変わらずの芸達者振りである。これまで軽妙洒脱な大泉色を放つ役柄が多かったが、本作では、一変して、舌打ちしたくなるような嫌味全開の鹿野を熱演している。鹿野の命懸けの自己主張を見事に演じ切っている。鹿野の生き様を体現している。本作では鹿野の会話がキーポイントとなっており、難役と言える鹿野役を熟せるのは会話術に長けた大泉洋しかいないだろう。

ラストはそう来たかという感じがした。難問かもしれないが、折角の問題提起をしっかりとまとめて欲しかった。

本作は1990年代の物語であるが、20年以上が経った現代が、当時に比べ、格段に進歩したとは思えない。障害者、健常者という言葉が死語になった時、鹿野が目指した、障害者と健常者の対等な人間関係は我々の常識になったと言えるだろう。

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みかずき

3.0

2022年3月12日
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悲しい

怖い

終盤にかけて良い話を詰め込んでてよく分かんなかった あとすごい人が怒ってて怖い

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しろい

2.0ちょっと胸糞

2022年2月5日
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これだと身障者が
ガチクズの自己中自分勝手みたい。

自己中の、良い人を利用して挙句の果てに自分のものにしようとした奴の半生を美化した映画。

しかもノンフィクション。キツい。

良いところはキャストに恵まれたところ。

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猫すゑお

4.0北海道が誇る大泉洋

2022年1月26日
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鑑賞方法:VOD

難しい役をリアルに個性的に演じてくれた
最初むっちゃ嫌な感じで見続けるか迷った
こういうのが期待を裏切って感動しちゃうんだな、、、
鹿野さんの命を支えるボラさん達はきっと
逆に鹿野さんの命が心の支えなのかな
まるで青春映画のようだった

あたし
道産子なので北海道弁に癒やされたべさ〜

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mamagamasako

3.565点

2022年1月4日
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鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

映画評価:65点

難病を患い、
1人では生活が出来なくなった人が
沢山のボランティアの方の協力を得て
生き抜いていく話し。

それだけ聞くと美談に聞こえるが、
大泉洋の演技が光る図々しさと愛嬌で
お涙頂戴作品ではなく、
明るく、自分らしく生きていく
そういう前向きな作品になっています。

どんな人でも
誰かの助けなしでは生きてはいけない。
障がい者とか関係ないです。
助けてもらう頻度や質は人それぞれ、
助けてもらってない人なんていないんですから。

そして、
その助けてもらうという行為は、
同情とかからではなく、
対等なんだという事。

やってもらって当たり前も何か違うけど、
誰かを助けた人は、誰かに助けられている。
だから申し訳ないと思うのではなく、
もっと堂々としていればいいんだなと。

面白くて考えさせられる良い映画でした。

【2022.1.3観賞】

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まぁと@名作探検家