機動戦士ガンダムNT

劇場公開日:

機動戦士ガンダムNT

解説

2010~14年にかけてOVAと劇場上映で展開され、16年にはテレビシリーズとして放送もされた「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」の続編となる劇場版アニメ。「ガンダムUC」のストーリーを担当した小説家の福井晴敏が脚本を手がけ、「ガンダムUC」から1年後となる宇宙世紀0097年を舞台に、ユニコーンガンダム3号機フェネクスをめぐる物語が描かれる。ニュータイプの存在と権利に言及した「宇宙世紀憲章」の存在が明らかにされた「ラプラス事変」から1年。争乱の中心にあった「ユニコーンガンダム」と呼ばれたフルサイコフレーム仕様の2機のモビルスーツは最後の戦闘で人知を超えた力を発揮し、それゆえに危険視され、封印された。しかし、2年前に消息を絶っていたユニコーンガンダム3号機が再び地球圏に姿を現し、同機をめぐる争奪戦が勃発。この戦いに、新たなモビルスーツ「ナラティブガンダム」が投入される。

2018年製作/90分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2018年11月30日

スタッフ・キャスト

監督
企画
サンライズ
製作
サンライズ
原作
矢立肇
富野由悠季
脚本
福井晴敏
プロデューサー
小形尚弘
エグゼクティブプロデューサー
浅沼誠
演出
吉沢俊一
原英和
児谷直樹
コンテ
吉沢俊一
寺岡巌
寺田和男
橋本裕之
キャラクター原案
高橋久美子
アニメーションキャラクターデザイン
金世俊
メカニカルデザイン
カトキハジメ
小松英司
デザインワークス
岡田有章
石本剛啓
植田大貴
岩佐有祐
大屋和博
青木隆
宮本崇
設定考証
小倉信也
キャラクター総作画監督
金世俊
メカ総作画監督
小松英司
キャラクター作画監督
菱沼義仁
渡部貴喜
片山みゆき
齋藤卓也
橋本淳稔
中本尚
土器手司
色彩設計
すずきたかこ
CGディレクター
藤江智洋
ディスプレイデザイン
佐山善則
美術監督
丸山由紀子
峯田佳実
美術ボード
丸山由紀子
美術設定
池田繁美
大久保修一
撮影監督
脇顯太朗
特殊効果ディレクター
谷口久美子
編集
今井大介
音響監督
木村絵理子
音楽
澤野弘之
音楽プロデューサー
山田智子
外村敬一
主題歌
SawanoHiroyuki[nZk]:LiSA
タイトルロゴデザイン
海野大輔
アニメーション制作
サンライズ
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映画レビュー

4.0良質なSF

2023年11月13日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

観始めたとき、あまりにも訳がわからず「あれ?何か見逃した?」と心配になった。人物も時代も判然としないままで、このまま見続けて楽しめるのか…と不安だったが、回想を織り交ぜて巧みに展開するストーリーのお陰で全てを把握した頃には納得の面白さだった。

「ちょっとしたエスパーみたいなもの」としか認識されていなかったニュータイプ能力が、その意味づけを変えていく様は宇宙世紀作品を楽しみ続けてきた層には興味深い。
ララァ・スンという偉大なニュータイプに見えていた「時」とは一体何だったのか?
それに技術と精神の2つのベクトルで迫ろう、という挑戦的な作品だったように思う。

あと、何と言っても「ガンダム大好き!」というガンダム愛にあふれた作品だった。
過去作へのオマージュとみられるシーンやセリフもちょいちょいあり、宇宙世紀オタクには嬉しい限り。

難点と言えば、戦時下の人間ドラマという側面はかなり薄れ、テーマに占める精神世界の割合が高くなり過ぎてしまっていることくらいか。

それを差し引いても「人の革新」とは何か?を思う存分考えられるガンダムらしい作品だ。

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つとみ

2.5凄い駆け足

2023年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

子供たちの悲しい運命の物語。
元々小説版UCの外伝が原作でそこから更に再構築したらしく、宇宙世紀全ての経緯のような内容でした。
だからニュータイプの概念をテーマにしているようで、結構広い話なんですよ。だから凄い駆け足です。
ざっくりだとUCガンダム3号機を巡る話なんですが、上記のような内容の為主軸が分かりづらいです。それとサイコフレームは凄いことに。
あと主人公三人はもっとそれぞれを深掘りして欲しかったですね。
作画も微妙でしたがMSの戦闘は中々。あと音楽はさすが澤野弘之っていう格好良さでした。
それと終盤コアファイターの演出は、ファーストを思わせ素直に嬉しかったですよ。

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白波

2.5ユニコーンがただただ良作だったんだと深く嚙み締めた

2023年8月10日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

難しい

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とるち

2.5科学を超えたなんでもありの超能力

2023年5月14日
PCから投稿

総合:50点 ( ストーリー:40点|キャスト:60点|演出:50点|ビジュアル:75点|音楽:75点 )

 テレビでしていたので鑑賞してみたが、陣営に組織に登場人物が複雑に絡み合っていて設定が非常にわかりにくい。ずっとガンダムを観ていないと理解が難しいのではないか。自分は途中で興味を失い理解することは諦めた。

 ガンダムは子供向けのロボットアニメとして制作されながら、科学的な設定を取り入れて大人でも視聴して楽しめる内容になっていた画期的な作品であった。それでも説明が出来ない部分をニュータイプという新人類の登場によって強引に穴埋めした。
 しかしこの作品ではもう科学を超えた超能力のなんでもありの戦いになっていて、説明のつかないものになっているように思えて、設定の理解の難しさもあって納得できない部分が多かった。物語も陣営の話か3人の幼馴染の話か中途半端さがあった。映像も『閃光のハサウェイ』に比較して劣る。音楽は良かった。

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Cape God
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