劇場公開日 2018年9月8日

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「民主化運動のエモいドラマ」1987、ある闘いの真実 sannemusaさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0民主化運動のエモいドラマ

2019年1月3日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

怖い

韓国の民主化運動を描いた作品。
さすが韓国映画、役者が揃っていてストーリーも面白く見ごたえがある。歴史の勉強にもなった。

軍事政権側の悪役として登場する捜査所長、朴の人柄や人生を感じさせるシーンも多々あり、物語に深みが出ている。

韓国映画はベタな演出がうまい。過剰ともいえるエモさで(嫌いじゃないけど)やたら登場人物がキラキラと美しく見えたし、民主化に向かう時代のうねりのパワーの力強さも感じさせられて胸が熱くなった。

最近のニュースを通じて知る限り、韓国は大統領がころころ変わっているイメージだった。韓国の人たちの政治に関与する態度は、日本のそれとは違って過敏にも思えるし、政治の側もかなり民衆を気にして動いているなと感じていたのだけど、韓国はこれまで、民衆が動くことによって権利を勝ち取った直近の実績があるからなのだな、と納得し、その意識の高さを羨ましくも思った。

sannemusa