劇場公開日 2018年10月13日

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「デヴィッド・ロバート・ミッチェル、バカじゃないの?」アンダー・ザ・シルバーレイク ヒートこけしさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0デヴィッド・ロバート・ミッチェル、バカじゃないの?

2018年11月26日
iPhoneアプリから投稿

デヴィッド・ロバート・ミッチェルの頭の中を覗き見。大真面目にふざけた「こうだったらいいのに」「実はこうなのでは?」が詰め込まれていて、この人バカじゃないの?と思った(褒めてます)。ヒッチコックやリンチの域には達してないけど、それもまた可愛らしい

音楽がとにかく良かった。死ぬほど大袈裟で数多の情念渦巻くハリウッド感が演出されていた。『イット・フォローズ』のエレクトロサウンドも良かったし、ミッチェル監督には音楽への拘りを感じる。とりあえずカート・コバーンに怒られろ!バックストリート・ボーイズはまあええわ。あれは笑った

冗談はさておき…事の真相が明かされる場面ではそれまでと違い『ホーリー・マウンテン』みたいな絵面になるのも良かったけど、あまりにも台詞で説明し過ぎじゃないか?ラストでも「下じゃなく上を見て」という他作品の言葉を借りて主人公の成長を示唆したりと、ミッチェル監督の真面目さが見て取れる

リンチならそうはしないよなと思った。謎は謎のままがいい(当然本作でも謎のままの描写はあるが、核心部はそうでない)。そういう意味で本作はカルト作品にはなり得ないね。まあなろうともしてないか

ヒートこけし