劇場公開日 2019年4月12日

  • 予告編を見る

「監督補佐・熊切和嘉の参加は次世代剣劇への資産」多十郎殉愛記 AuVisさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0監督補佐・熊切和嘉の参加は次世代剣劇への資産

2019年4月25日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

興奮

21世紀のチャンバラ活劇は、香港映画のワイヤーアクションやCG視覚効果の普及もあってずいぶんとスピーディーに派手になった。そんな昨今の時代劇に馴染んだ目に、昔ながらの殺陣は少しばかり間延びしているように感じたのが正直なところ。だが、見た目の派手さや目まぐるしいカット割による速度感を追い求めると、時代劇の世界で受け継がれてきた文化遺産とでも言うべき殺陣の技術も使い手も絶滅してしまうかもしれない。チャンバラ最盛期を知る中島貞夫監督に、「鬼畜大宴会」の熊切が監督補佐としてついたのは、そうした文化の継承という意義が大いにある。昔のままにこだわる必要はない。伝統の上に熊切監督なりの新しいバイオレンスアクションを作ってくれることを願う。

高良健吾は優男の印象が強いが、相当特訓したのだろう、剣の達人役がさまになっていた。多部未華子の素朴な明るさが、ストイックな物語につつましやかな華を添えていた。

高森 郁哉
MAKOさんのコメント
2019年5月3日

たしかに最近のチャンバラはカット割でスピードかさ増ししてるようなの多いが、三船敏郎も松方弘樹も松平健も殺陣はめちゃくちゃ
速いよ。
イメージ先行か時代劇観てないだけでは?

MAKO