ゴーストマスク 傷

劇場公開日:

解説

日本でかつて広く流布した都市伝説「口裂け女」と韓国の「美容整形」から着想された、ある姉妹の物語。家庭環境や人間関係のもつれから行方不明となった姉・美樹を捜すため、韓国・ソウルへの留学した美優。そこで新進気鋭の整形外科医ハナと出会った美優は、姉の面影を感じるハナに次第に惹かれていく。そんな美優にハナも距離を縮めていくが、ハナには同居している女性の恋人の存在があった。主人公・美優役を「ココロ迷子」の茜ゆりかが演じるほか、「少女」「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」の広澤草、韓国の演劇界で活躍するイ・ユハが脇を固める。監督は海外に滞在し、数多くの自主映画を製作している曽根剛。

2018年製作/81分/韓国
原題:Ghost Mask: Scar
劇場公開日:2019年9月20日

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(C)2018 映画「ゴーストマスク傷」製作委員会

映画レビュー

3.0夜市で美味いもん食べたい

2019年10月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

それぞれ趣向は違えど、全員重いしちょっと頭おかしい。

韓国へ飛んだ姉を探しに渡韓した美優を中心に置き、ハナとヒョシンとの出会いから関係性が紐解かれる物語。
姉の居所は早々に予想できてしまうけど、自らけしかけておいて勝手に病んでいく彼女のキャラクターが弱く、さてこれをどう結ぶのかと気になりながら観ていた。

過去に何があったのか、一番気になるそれの見せ方が非常にダサくて少しがっかりした。
場面転換のたびにスクリーンが青や赤の無地で満たされる演出も面白いけどこれまた絶妙にダサめ。

感情や興奮の状態に合わせた色の変化は興味深いのに、特に後半で多用しすぎて辟易とするし、パッと出てくる方がスタイリッシュなのでは…などと考えてしまう。
回想もあんなに長くしないで、細切れにしていたるところに貼り付けた方がリズミカルになるのに。まあ完全に私個人の好みでしかないけれども。

後半の急激な方向転換に驚く。
痛みが無い、感覚が無いという新しい恐怖。
ベロベロの頬肉がまあ美味しそうなこと。激安の焼肉になるね!
ちょっと無茶すぎる街中の殺戮もとんでもない体力も好き。

そして判明する予想外の執着。一言で一気に高まる。
みんなしがみつく場所が違っただけなのね。本当は許したかったのかな。愛し合いたかったのかな。

ただ、恨み嫉みと愛し恋しの描写はもっと欲しいところ。
怒りにしても依存にしても唐突感が強い。
それを「わからない恐怖」として楽しめるわけではなく、まあ説明されれば気持ちも分かるな…という中途半端な納得感があるのでなかなか振り切れない。

真っ白なワンピースや真っ白な部屋が印象的。
あんな部屋に住みたいな。
ハナオンニがとにかく綺麗で綺麗で、姉妹の狂気に隠れて分かりにくいけどナチュラルに歪んでいるのが好き。
口裂け女のビジュアルも良かった。

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KinA

4.0ホラーじゃなかった!

2019年9月27日
Androidアプリから投稿
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pop

4.0羨望と嫉妬と恨みと不安

2019年9月22日
Androidアプリから投稿

悲しい

怖い

興奮

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Bacchus
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