母さんがどんなに僕を嫌いでも

劇場公開日:

母さんがどんなに僕を嫌いでも

解説

小説家・漫画家の歌川たいじによる同名コミックエッセイを太賀、吉田羊の共演で映画化。タイジは幼い頃から大好きな母に愛されることなく育てられた。母からの愛の欠乏、さらに壮絶な家庭環境に耐えかね、17歳で家を飛び出し、1人で生きることを選択したタイジだったが、友人の言葉に動かされて母ときちんと向き合う覚悟をする。大人になってもタイジを拒絶する母。そんな母からの愛を取り戻すため、タイジは母に立ち向かっていく。タイジ役を太賀、母・光子役を吉田がそれぞれ演じ、「レディ・プレイヤー1」の森崎ウィンをはじめ、白石隼也、秋月三佳、木野花らが脇を固める。監督は「すーちゃん まいちゃんさわ子さん」の御法川修。

2018年製作/104分/G/日本
配給:REGENTS
劇場公開日:2018年11月16日

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(C)2018「母さんがどんなに僕を嫌いでも」製作委員会

映画レビュー

3.5テレビ向きの画作り。延々続く虐待描写がつらい

2018年11月28日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

御法川修監督は映画だけでなくテレビドラマ、CM、MVと幅広く活動する映像作家で、顔のアップを多用する画作りはテレビやスマホなど比較的小さい画面での視聴には向くが、映画用の大きなスクリーンではうっとうしく感じる。スケール感のある構図で映画らしい感興を覚えることもなかった。あと、回想と現在を切り替えるときの効果がしつこい。もっとシンプルに転換しても、観客は理解できるのに。

原作ものなので致し方ない事情もあるだろうが、虐待とネグレクトの描写が、飛び飛びとはいえ全体で相当のボリュームがある。観る方も相応の忍耐を強いられる。虐待された経験のある人が観たらトラウマを刺激されないかと心配だ。

吉田羊はこんな鬼母役をよく引き受けたと感心する。もともとクールな印象を帯びた女優なので、加虐傾向のあるキャラクターを演じると一層恐ろしい。難役だが、まさに“心を鬼にして”演じきった点は評価したい。

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共感した! 2件)
高森 郁哉

1.5👩🏻「体の傷、タイショウから聞いたよ」 🧑🏻「親に変わってほしかっ...

2023年10月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

👩🏻「体の傷、タイショウから聞いたよ」
🧑🏻「親に変わってほしかったら子供が変わろう」
👩🏻「こんな大変な思いして子供産むってお母さんってほんとすごい!」
これを虐待を受けてた人間に向けて言う感性、
みんなのモラルが終わっててマジすごかった

あと病院の駐車場で寸劇したら警備員に羽交い締めされて連行されてたの何?何が違法だったの?

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zzzzz

4.0ウィンがよい

2023年7月18日
iPhoneアプリから投稿

母に対する気持ちの部分には正直共感出来なかったけど、真っ当に自己を肯定をすること、プリミティブな感情に向き合うこと、損得勘定を抜きにした友人の存在など普遍的で大切なものを描いているので、物語の根幹の部分に共感できなくても大丈夫な感じでした。

太賀と森崎ウィンの存在感や関係性がとてもステキ。

というか森崎ウィンが良い。

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omoro

3.0見ようと思えば傑作、個人的には残念…

2023年6月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

う~~ん、いわゆる”毒親”を描きたいんだろうけど角度と言うか、レベルが違うのかも…?
これを毒親の類に含めるのなら、かなりソフトタイプと言いますか…

毒親問題を完結に映画化したいならこれでもいいけど、現実はもっと残酷だし
「子宮に沈める」という圧倒的胸糞事実ベース映画と比べるとレベチよねって…
まあ、この作品は別角度というか、他の視点を描きたいんだと思うけど。

”毒親”はおいておいて、今作は毒親を持つ子どもの成長と生活環境を描きたかったのかな?

・ミュージカルという自分を表現する場所があったこと
・頼れる、心配してくれる大人がいたこと
・自分を理解してくれる寛大な友人がいたこと

ここまで状態の揃った環境はなかなかないと思うけど、この3要素があれば
毒親がいても何とかなる!!!立ち向かえる!!!って下手な鼓舞を受けた感覚があるw

作品全体を一言でいうと”クサイ”に限るシーンは多いわけですが、それも主人公の好きな”ミュージカル”と言う表現方法に寄与してくるんだと思います。

良かった点としては毒親役の吉田羊さん!

男にだらしなくて思い通りにいかないとヒステリックになる典型毒親をちゃんとMAXで演じ切れていたと思う。

もう少し激し目な設定にしても良かったとは思うけど、主人公の太賀と帳尻合わせるためにわざとライトな毒親設定にした気がする。
やり過ぎると気軽な作品として扱ってもらえなくなるし。。。

結局こども側から歩み寄らないとだめだよね!!ってのは間違いないんだけど
虐待に近い幼少期を送った人間があんな風にカラ元気に育つのか・・・?
まして母親の看護までするか・・・・????

全体的にリアリティに欠けるし、メッセージがチープでしたが
役者さんの演技力と希望を込めて★3.4くらいでした。

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二ノ前
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