劇場公開日 2018年9月21日

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「どこで泣けば良いのか、良かったのか?」コーヒーが冷めないうちに シンドラーの手帳さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0どこで泣けば良いのか、良かったのか?

2019年6月27日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

基本的には4つのエピソードの群像劇であり、それぞれの扱いはほぼ均等と見て良いと思った 。
そうなると、それぞれについての泣き所を、短い時間できっちり盛り上げてくれないと泣きたくても泣けない。残念ながら、演出 が単調で全く涙腺は滲まなかった。
特に、波留扮する幼地味押掛女房については、あれで泣ける人は、かなりの薄弱涙腺の持ち主で、少し心配ではないだろうか?
また、ラストの有村架純エピソードに至っては、未来と過去の論理的というか、数学的展開をキチンと頭に入れて置かないと理解できないので、そっちの方が気になってしまった。
まあ、泣かすのが目的の映画であるとすれば、残念ながら大掛かりな失敗作であろうと思う。

シンドラーの手帳